残すところあと6時間で今年(2024年)も終わりですね。IPO愛好家の皆さま、今年も一年お疲れ様でした。皆さまは満足行く成績(IPO利益)となりましたでしょうか。

管理人は先日の記事(2024年のIPO個人当選データ)でも書きました通り、後悔するIPO銘柄も少なからずありましたが、欲を出せばきりがありませんので、結果的に172万円の利益が出せたことについては、十分満足いく結果と感じています。

抽選に申し込んで当選すれば購入し、初値が付けば売却するという単純作業をするだけで1年間で100万円超えの利益が出せるこの「IPO投資」は、IPO地合いが悪い今でも個人的にはローリスク投資の代表格だと思っています。

ひと昔前ほどの爆発力は無くなってしまいましたが、何の才能も無い管理人が退場もせず、18年間もこの世界に居続けているのが何よりローリスク投資である証拠です。

IPO投資は基本的に前受け金は必要(一部不要な証券会社もあり)ですが、落選すれば全額戻って来ます。なので無料でクジ引き参加ができて、そのクジに当たれば高い確率で利益をもたらしてくれる無料の宝くじです。普通の宝くじはハズれるとお金は戻ってきませんからね。

ただ最近はIPO当選が厳しくなっている上に、苦労してやっとのことで手に入れたIPO株が公募割れスタートとなったり、予想以上に初値が上がらなかったりといった悪い流れになっており、良案件でさえもフタを開けてみないとわからないというのが現状です。

その原因としては昨年(2023年)6月より始まった「成行呼値の禁止」や、同じくして昨年(2023年)10月からは「公開価格の設定プロセスの変更」いわゆる仮条件の上限突破や上場日に幅を持たせるなどのIPOルールの改悪が考えられます。

それでも管理人は近い未来には必ずIPO地合いも回復し、上記のようなIPOルールの改悪にも打ち勝って、再びIPO市場が盛り上がる時代が戻って来ると信じています。

過去にさかのぼると、2009年の年間IPO社数は19社しかありませんでした。2010年は22社、2011年は36社、個人的にIPO社数が減ることが一番の氷河期だと思っています。IPO社数が少ないということは野球で例えるとバッターボックスにすら立てないということになります。バッターボックスに立てないとホームランはおろかヒットさえも出ませんので。

それに比べて今年(2024年)は86社もありましたので、まだまだ氷河期と言える環境では無いと考えています。すでに来年(2025年)も90社程度のIPO案件の上場観測が出ており、2024年末はIPO地合いも復調基調にあったので、この流れを引き継いでほしいですね。

初値が騰がりにくくなったとはいえ、やはりIPO投資ローリスク投資として広く認知されています。今後もIPO人口は増え、初値が上がりにくくなるような規制が施されるかもしれません。

それでもIPO案件が次々と出て来る以上、申し込み作業を続けて抽選参加していれば必ずIPOに当選して多かれ少なかれ利益をもたらせてくれます。年末に掛けてはIPO地合いも好調となっていますので、IPO愛好家の皆様「継続は力なり」で地道にコツコツ頑張って行きましょう!

そして今年(2024年)は道半ばでIPO管理アプリ「IPOマネジャー」の撤退を余儀なくされてしまいました。ご愛顧下さっていたユーザー様には心よりお詫び申し上げます。管理人自身も悔しい気持ちでいっぱいですが、見立ての甘さが原因でこのような結果となってしまいました。それでも2年間に渡りアプリをご愛顧頂けたユーザー様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

最後になりましたが、読者の皆様、今年(2024年)も1年、つたない当ブログ(IPOゲッターの投資日記)をご贔屓下さいまして誠にありがとうございました。どうか来年(2025年)も引き続き当ブログ(IPOゲッターの投資日記)をご愛顧頂けますと幸いです。

御礼土下座

来年(2025年)も皆様にとって良き年になりますように。
それでは良いお年をお迎え下さいませ。