セイファート(9213)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,120円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
セイファート(9213)の上場日とIPO申込期間
セイファート(9213)の上場日は2022年2月4日(金)で大型IPOビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。
このセイファート(9213)のIPO申し込み期間は1月19日(水)~1月25日(火)となっており、まだ数は少ないものの微妙に他のIPO案件との申し込み被りがありますので、資金管理には注意する必要があります。
セイファート(9213)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
セイファート(9213)のIPO想定価格は1,120円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このセイファート(9213)のIPO仮条件は来週1月17日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
セイファート(9213)の事業内容
セイファート(9213)の事業内容は美容業に関する広告求人サービス、紹介及び派遣サービス、教育サービスということで、美容師に特化した求人紹介及び広告、コンサル業となります。
このセイファート(9213)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
セイファート(9213)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。早くも来年(2022年)第一号IPOの登場です。IPO愛好家にとっては嬉しいニュース …
セイファート(9213)のブルベア要素とIPO参加スタンス
セイファート(9213)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,120円)で9.6億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,456枚と多くもなく少なくもなくといったところですが当選確度としては低めと言えそうです。
そして今回もこのセイファート(9213)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては公開規模がJASDAQスタンダード市場への上場で9.6億円という少なさです。実際のところ昨年(2021年)12月の在庫一掃セール(IPOラッシュ)開催時でさえ業種問わず公開規模10億円以下のIPO商品での公募割れは1社としてありませんでした。逆に10億円以下は好パフォーマンスとなっており、加えて時価総額もまだ14.7億円しかないため需給勝負となるIPO市場では極めて有利となります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
セイファート | 9.6億円 | JASDAQスタンダード | みずほ証券 |
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング | 213.6億円 | 東証マザーズ | 大和・三菱 |
ベア要素(ネガティブ材料)としては上記の通り上場日は大型IPOビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)と2社同日上場となるため、一定資金が分散されてしまうことや、事業内容に目新しさはなく、業界そのものがすでに成熟業界で、このセイファート(9213)の業績もご多分に漏れずすでに頭打ち感が見受けられます。
設立(1991年)からおよそ30年以上経過しており、社会的信頼度はあるものの、今さら上場感は否めません。業界的にもコロナ禍で打撃を受ける業種の一つであり、再び世間を騒がせている新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染拡大次第ではまさかの一波乱もあるかもしれないため、警戒感は持っておく必要はありそうです。
とはいえ、やはりこの規模で公募割れする可能性は限りなく低く、Recovery International(9214)に新年第一号IPOの座を奪われたため「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」というアノマリーは無くなりましたが、ブル要素(ポジティブ材料)の方が多いことから管理人の個人的なこのセイファート(9213)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定で考えています。
セイファート(9213)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのセイファート(9213)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,456枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 7,083枚 | 95.0% |
大和証券 | 148枚 | 2.0% |
岩井コスモ証券 | 75枚 | 1.0% |
いちよし証券 | 75枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 75枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,118枚あります。
予定配分割合はIPO主幹事のみずほ証券が95%持って行きます。なのでまず積極的にIPO株を狙いに行くのであればみずほ証券は外せません。あとの証券会社はどんぐりの背比べ状態となりますが、可能性的にはまだ100%完全抽選のマネックス証券が頭一つ出ているという感じでしょうか。
セイファート(9213)のIPO仮条件決定
セイファート(9213)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,120円
IPO仮条件:1,060円~1,120円
またしてもIPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。2社連続上限と年始早々嫌なムードですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は9.0億円~9.6億円となりました。
セイファート(9213)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
セイファート(9213)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,700円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。
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