イメージ・マジック(7793)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月25日)は1社のみのIPO新規上場承認発表で重複上場でもありません。今のところ適度に分散されて良いペースです。まあいずれはぐちゃぐちゃになるのでしょうけど^^;
イメージ・マジック(7793)の上場日は2022年3月3日(木)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はまたもや可もなく不可もなくの銀行と違ってイケイケのみずほ証券となっております。
先日IPO発表されたビーウィズ(9216)よりも上場日は後ですが、IPO申し込み期間は先という少々面倒なパターンです。
イメージ・マジック(7793)のIPO(新規上場)情報
設立:1995年5月23日
業種:その他製品
事業の内容:オンデマンドプリントプラットフォームの提供、オリジナルプリントグッズの販売及び製造、IoT等を活用した製造に関するシステム及び関連機器の開発、販売及びコンサルティング
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7793 |
名称 | イメージ・マジック |
公募株数 | 170,000株 |
売出し株数 | 305,500株 |
オーバーアロットメント | 71,300株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 野村證券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) SBI証券 松井証券(前受け金不要) 大和コネクト証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 1月25日(火) |
上場日 | 3月3日(木) |
仮条件決定日 | 2月8日(火) |
ブック・ビルディング期間 | 2月10日(木)~2月17日(木) |
公開価格決定日 | 2月18日(金) |
IPO申し込み期間 | 2月21日(月)~2月25日(金) |
時価総額 | 39.2億円 |
吸収金額 | 10.0億円 |
想定価格 | 1,840円(184,000円必要) |
以下の通り東証の新規上場会社概要書には今年(2022年)4月4日の市場再編でこのイメージ・マジック(7793)はグロース市場に上場となる予定となっております。
そしてこのイメージ・マジック(7793)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券が入っているため、グループ会社となる大和コネクト証券がIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
イメージ・マジック(7793)のIPO(新規上場)事業内容等
イメージ・マジック(7793)はインターネットを利用して行うアパレルや雑貨を主とした商品への「オンデマンドプリントサービス」及びオンデマンドプリントの仕組み(ソフトウエアやハードウエア)をアパレルメーカー、印刷会社などの事業者へ提供する「ソリューション(オンデマンドプリントソリューションズ)」事業を行っており、これらの実現のために小ロット受注に対応したソフトウエアとシステムで制御できるハードウエアの開発を進め、ワークフローのDX化を推進しています。
オンデマンドプリントサービスは顧客がインターネットサイトを通じて入稿したデータを受注から短納期で印刷加工し納品するサービスで、チームのグッズや個人のギフト、法人のノベルティオーダーなど、オリジナル製品をプリント作成するニーズに加え、インターネットでグッズ販売のビジネスを始めるクリエイターなどのニーズや、無駄な在庫を作らず受注が入ってから生産し即出荷したいとするアパレルメーカーなどのニーズに対応しています。
ソリューション(オンデマンドプリントソリューションズ)はDX化のノウハウで改良を重ねた生産管理システムをクラウドサービスとして提供することを柱としており、オンデマンドプリントサービスで培った生産・出荷プロセスにかかるハードウエア(プリンター、たたみ機、梱包出荷機等)の販売も行っております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
差引手取概算額279,776千円については、第三者割当増資の手取概算額上限120,696千円とあわせた手取概算額合計上限400,472千円を①機械設備の購入資金、②基幹システムの導入資金、③人材採用費及び④広告宣伝費に充当する予定であります。
なお、上記以外の残額は、将来における事業拡大に寄与する成長資金及び運転資金として充当する方針でありますが、当該内容等について具体的に決定している事項はありません。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(イメージ・マジックのIPO目論見書より一部抜粋)
イメージ・マジック(7793)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
イメージ・マジック(7793)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,840円としてオーバーアロットメント含め10.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズの範囲となり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,755枚と少なめです。
上述の通りイメージ・マジック(7793)の事業内容はオンデマンドプリントプラットフォームの提供、オリジナルプリントグッズの販売及び製造、IoT等を活用した製造に関するシステム及び関連機器の開発、販売及びコンサルティングということで、オリジナル製品を必要な時に必要な数だけプリントするオンデマンドプリントサービスを展開しています。
誰でも簡単に雑貨やアパレル製品にオリジナルプリントができて、価格や納期、完成イメージを事前に確認してから発注することが可能なECサイト「オリジナルプリント.jp」や無料で誰でもデザイナーズアパレルショップが作れる通販プラットフォーム「MEET MY GOODS」、国内唯一のフルカラーカーペットプリントサービス「カーペットプリント.jp」やフルカラー不織布バッグ製作サービス「不織布バッグ.jp」など様々なオンデマンドプリントサービスの提供を行っております。
また、イメージ・マジック(7793)は上記のオンデマンドプリントサービスの仕組みをアパレルメーカーや印刷会社などの事業者へ提供するソリューション事業も行っており、ワークフローのDX(デジタルトランスフォーメーション)化のためのコンサルティングなども行っています。
イメージ・マジック(7793)の筆頭株主はすでにJASDAQスタンダード市場へ上場している日本創発グループ(7814)となっており、一瞬また親子上場かと思いましたが、資本及び業務提携をしているだけで親子関係はありません。
ベンチャーキャピタルの保有株が1社161,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで半数の80,500株放出するものの、まだ半数の80,500株が残ります。90日間のロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍となれば解除されますが、みずほ証券お得意の初値形成後でないと売却できないロックアップとなっています。
業態的にIPOキラキラ案件ではないものの、業績は好調で絵に描いたような右肩上がり。公開規模もIPO想定価格(1,840円)ベースで10.0億円と小型で、余計な売り圧力も無いことから、初値は堅調にスタートすることが予想されます。まったく下げ止まる気配の無い環境下ではありますが、ひとまずの初値評価はB級評価といったところで良いでしょうか。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのイメージ・マジック(7793)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。とはいえIPO株数も少なく、IPO主幹事は難攻不落のみずほ証券ということでIPO当選は狭き門となるでしょうね。
イメージ・マジック(7793)のIPO(新規上場)業績等
イメージ・マジック(7793)のIPO経営指標
イメージ・マジック(7793)のIPO売上高及び経常利益
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