FPパートナー(7388)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。保険のことFPに相談するなら「マネードクター略してマネドク」の会社です。ようやく9月3社目のIPO登場となりましたが、今日1社となると明日は週末なので複数社来る可能性もありそうですね。
FPパートナー(7388)の上場日は2022年9月22日(木)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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FPパートナー(7388)のIPO(新規上場)情報
設立:2009年12月8日
業種:保険業
事業の内容:個人及び法人向けの保険代理業、金融商品仲介業、銀行代理業
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5038 |
名称 | FPパートナー |
公募株数 | 1,500,000株 |
売出し株数 | 1,500,000株 |
オーバーアロットメント | 450,000株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 岡三証券 楽天証券(100%完全抽選) 岩井コスモ証券 大和コネクト証券(委託幹事) 岡三オンライン(委託幹事) |
IPO発表日 | 8月18日(木) |
上場日 | 9月22日(木) |
仮条件決定日 | 9月2日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 9月6日(火)~9月12(月) |
公開価格決定日 | 9月13日(火) |
IPO申し込み期間 | 9月14日(水)~9月20日(火) |
上場時発行済株式総数 | 11,500,000株 |
時価総額 | 269.1億円 |
吸収金額 | 80.7億円 |
想定価格 | 2,340円(234,000円必要) |
そしてこのFPパートナー(7388)のIPO主幹事は大和証券となっていることから、グループ会社となる大和コネクト証券、そして平幹事の中には岡三証券が入っていることから、グループ会社となる岡三オンラインと、それぞれIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
特に大和コネクト証券の方は平幹事でなく主幹事(大和証券)からの委託となるため、割り当て株数も比較的多めになることが予想されます。
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FPパートナー(7388)のIPO(新規上場)事業内容等
FPパートナー(7388)は個人及び法人顧客向けにファイナンシャルプランニングを行う保険代理業を主たる業務とし、生命保険会社22社、損害保険会社10社の合計32社(2022年5月現在)の商品を個人顧客及び法人顧客に販売しており、対面やオンラインによる相談・商品説明・契約手続きからアフターフォローまで対応しています。
保険募集における見込み顧客開拓と保険商品販売の分業化をすることで、それぞれの業務の効率化を高めています。保険加入希望顧客の集客を会社が行い、商品販売を営業社員が行う事業モデルとなっています。
主たる収益となる生命保険及び損害保険の販売手数料は、保険募集活動により顧客の保険契約が成立した後に保険会社との業務委託契約に則って支払われます。販売手数料は契約が成立した年に支払われる初年度手数料、成立の翌年以降に保険契約者からの保険料支払いに応じて都度支払われる次年度以降の継続手数料、各保険会社の定める業務品質基準に則って支払われる支援金の3つに大別されます。
基幹システムの自社開発体制を特長の一つとし、営業社員が使用するセールス系一元管理システム「Hyper Agent」を自社開発しております。顧客の加入保険の内容、ご家族情報や過去の商談における顧客のご意向等、アフターサービスに必要な情報を記録し、システムのスピーディな機能追加や改修が可能な営業サポート体制となっています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額3,491,000千円については、社内インフラ強化として268百万円(2023年11月期:173百万円、2024年11月期:94百万円)、マネードクタープレミア店舗出店のための費用として720百万円(2023年11月期:330百万円、2024年11月期:390百万円)、自社ビルの取得・立替の費用として1,640百万円(2023年11月期:1,640百万円)、借入金返済のため、700百万円(2023年11月期:700百万円)に充当する予定であります。
なお、残額については、上記借入金返済への充当の追加や当社システムにおけるセキュリティ向上のための社内インフラの強化と言った、将来における当社サービスの成長に寄与するための支出等に充当する方針でありますが、当該内容等について現時点で具体化している事項はなく、今後具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定した際は、継続開示書類等にて公表する予定であります。それまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(FPパートナーのIPO目論見書より一部抜粋)
FPパートナー(7388)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
FPパートナー(7388)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,340円としてオーバーアロットメント含め80.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズから大型サイズの範囲となり、荷もたれ感のある水準となります。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて30,000枚と多めにあり、海外投資家への販売もありません。
上述の通りFPパートナー(7388)の事業内容は個人及び法人向けの保険代理業、金融商品仲介業、銀行代理業ということで、無料FP(ファイナンシャルプランナー)相談サイト「マネードクター」の運営、金融商品に関するファイナンシャル・プランニング業務、生命保険・損害保険に関するマーケティング及びそのコンサルティング業務などを行っています。
この「マネードクター」はライフプラン、保険、年金、税金など人生において大切なお金のことをお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)が解決策を提案するサービスで、全国47都道府県111カ所に拠点(営業社員が所属する支社)を構え「お金のかかりつけ医」的な存在で、いつでも気軽に無料で相談することが可能です。
そしてこの「マネードクター」と言えば、現KAT-TUNメンバーの亀梨和也氏、中丸雄一氏、上田竜也氏が3人で「俺の頂点 チョモランマネードクター♪」と本気ハモりを見せたあとに愚痴っているとマネードクター宣伝部長がスタジオに現れて3人の態度が一変するというコント仕立てのテレビコマーシャルを見たことがある方も多いのではないしょうか。下記はそのテレビコマーシャルの動画ですが、頭から離れなくなるので閲覧注意です^^;
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
社名は「株式会社FPパートナー」ですが、もうこのテレビコマーシャルのインパクトが強過ぎて、いっそのこと「株式会社マネードクター」に変更した方がわかりやすいような気もしますね。
FPパートナー(7388)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっており、新株予約権も行使不可となっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
人気業態とは言えない上に東証グロース市場への上場で公開規模はIPO想定価格(2,340円)ベースで80.7億円と荷もたれ感はありますが、知名度も高く、業績規模も大きい上に前期を上回る勢いで堅調に推移していることから機関投資家の参戦は期待できそうです。逆に個人投資家だけで持ち上げるには重たいサイズとなるため、機関投資家の参戦が無ければ厳しいかもしれません。このあたりがまだ不明なので初値評価は無難なところでC級評価とさせて頂いておきます。
とりあえず現時点での管理人の個人的なこのFPパートナー(7388)のIPO参加スタンスは地合いが重要視される中規模案件となることからひとまず中立とし、今後のIPO環境はもちろんのこと、まずは大手初値予想会社の見解や仮条件設定などを見てから本格的に申し込みスタンスを決める予定です。
とは言え全力申し込みで攻めることも想定しておくと、少なくともIPO主幹事の大和証券と、グループ会社でIPO委託幹事(裏幹事)となる可能性が高い大和コネクト証券の証券口座は準備しておいた方が良いかと思います。
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FPパートナー(7388)のIPO(新規上場)業績等
FPパートナー(7388)のIPO経営指標
FPパートナー(7388)のIPO売上高及び経常損益
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