Atlas Technologies(9563)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(9月21日)はIPO新規上場承認発表が2社ありました。10月IPOとしては珍しくコンスタントにIPOが発表されており、まだ重複上場もありません。このペースだと良いのですが。

IPO新規上場承認発表2社2022.9.21

当記事はひとまずAtlas Technologies(9563)のIPO詳細記事となり、もう1社のFCE Holdings(9564)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンクさせて頂きます。

Atlas Technologies(9563)の上場日は2022年10月26日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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9月22日(木)追記

リンカーズ(5131)が2022年10月26日(水)上場分として追加されたので、2社同日上場となります。

Atlas Technologies(9563)のIPO(新規上場)情報

設立:2018年1月17日
業種:サービス業
事業の内容:Fintech領域のコンサルティングおよびプロジェクト実行支援

Atlas Technologies(9563)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード9563
名称Atlas Technologies
公募株数1,000,000株
売出し株数862,500株
オーバーアロットメント279,300株
IPO主幹事証券SMBC日興証券
IPO引受幹事証券SBI証券
楽天証券100%完全抽選
岩井コスモ証券
マネックス証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
極東証券
IPO発表日9月21日(水)
上場日10月26日(水)
仮条件決定日10月7日(金)
ブック・ビルディング期間10月11日(火)~10月17日(月)
公開価格決定日10月18日(火)
IPO申し込み期間10月19日(水)~10月24日(月)
上場時発行済株式総数7,100,000株
時価総額93.7億円
吸収金額28.2億円
想定価格1,320円(132,000円必要)

このAtlas Technologies(9563)のIPO幹事団(シンジケート)は主幹事含めて7社で構成されていますが、この幹事構成となるとIPO委託幹事(裏幹事)は無さそうです。

Atlas Technologies(9563)のIPO(新規上場)事業内容等

Atlas Technologies(9563)は独立系Fintechコンサルティング会社として、プロジェクトマネジメントに特化してクライアントの戦略立案から実行までを一気通貫で支援しています。決済(ペイメント)関連分野を中心としたFintech領域のコンサルティングやプロジェクト実行支援サービスを提供しており、事業の上流フェーズからクライアントと共創しながら戦略を立案し、その後のプロジェクト実行段階においても共に課題解決を推進しています。

Atlas Technologies(9563)IPO事業内容

具体的には「戦略策定・事業企画」などの上流フェーズから、その後の「要件定義」「システム設計」「業務構築」などのプロジェクト実行フェーズまで、クライアント企業の現場で共に課題解決を推進するとともに、サービスイン後のシステム・業務運用などにおいても様々なソリューションを提供しています。

Atlas Technologies(9563)IPO事業内容2

【手取金の使途】
手取概算額1,203,400千円については、①人材関連費用今後のデジタルソリューション事業の成長に向けたコンサルタント及びコーポレート本部メンバーの増強による人件費、採用費及びFintech領域における知見の向上に資する研修等への参加等のための教育費に1,083,400千円(2022年12月期58,400千円、2023年12月期1,000,000千円、2024年12月期25,000千円)、②設備関連費用人員増加に伴うオフィスの移転及びスペース拡張のための費用に90,000千円(2023年12月期90,000千円)、PCが盗難や紛失の場合においても情報漏洩を防ぐため、個人情報や顧客情報等をPCにデータを残さずに管理するための情報セキュリティツールの導入費用に30,000千円(2023年12月期30,000千円)に充当する予定であります。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(Atlas TechnologiesのIPO目論見書より一部抜粋)

Atlas Technologies(9563)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

Atlas Technologies(9563)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,320円としてオーバーアロットメント含め28.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて18,625枚と比較的多くあり、海外投資家への販売はありません。

上述の通りAtlas Technologies(9563)の事業内容はFintech 領域のコンサルティングおよびプロジェクト実行支援ということで、決済(ペイメント)関連分野を中心としたFintech領域のコンサルティング及びプロジェクト実行支援サービスを提供しています。

独立系であることの中立性及びFintech領域で蓄積した知見を活かし、事業の上流フェーズからクライアントと共創しながら戦略を立案するコンサルティングサービス及びプロジェクトマネジメントを強みとするFintech領域の知見を有するコンサルタントがクライアント企業の現場で共に課題解決を推進するプロジェクト実行支援サービスなどを一気通貫で行っています。

Atlas Technologies(9563)IPOコンサルティング及びプロジェクト実行支援

Atlas Technologies(9563)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存の上位株主(新株予約権者含む)には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

Atlas Technologies(9563)の公開規模はIPO想定価格(1,320円)ベースで28.2億円とやや荷もたれ感のあるサイズとなりますが、事業内容はFinance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせたFintech系のコンサル業とIPO市場では比較的人気化しやすい業態で、設立から4年掛からずのスピード上場となる上に業績も設立当初から黒字経営で売上利益ともに右肩上がりで拡大傾向にあります。

IPO募集株以外の余計な売り圧力も無いことから、よほど地合いが悪くならない限り、初値は相応のプラスリターンが期待できそうな雰囲気を感じます。ひとまずの初値評価はB級評価と言ったところで問題無いでしょうか。業態こそ違うものの、どこかしら今年(2022年)6月28日上場のM&A総合研究所(9552)を連想してしまいます。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのAtlas Technologies(9563)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定です。IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券でIPO募集株もそこそこ多くあるため、通常当選はもちろんのこと、IPOステージ制度(IPO優遇特典)による優遇当選も含めて積極的にIPO当選を狙って行きたいと思います。

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Atlas Technologies(9563)のIPO(新規上場)業績等

Atlas Technologies(9563)のIPO経営指標
Atlas Technologies(9563)IPO経営指標

Atlas Technologies(9563)のIPO売上高及び経常利益
Atlas Technologies(9563)IPO売上高及び経常利益

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