コーチ・エィ(9339)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月17日)IPO新規上場承認発表があった5社のうちの4社目となります。
当記事はコーチ・エィ(9339)のIPO詳細記事となりますが、残り4社のうちの3社のアイズ(5242)とnote(5243)とサンクゼール(2937)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いており、残る1社のjig.jp(5244)のIPO詳細についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもそれぞれリンク致します。
アイズ(5242)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(11月17日)は5社のIPO新規上場承認発表がありました。どこかでこういう日がやって …
note(5243)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月17日)IPO新規上場承認発表がった5社のうちの2社目となります。 当記事は …
サンクゼール(2937)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月17日)IPO新規上場承認発表がった5社のうちの3社目となります。 当記 …
コーチ・エィ(9339)の上場日は2022年12月22日(木)で、jig.jp(5244)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
コーチ・エィ(9339)のIPO(新規上場)情報
設立:2001年8月31日
業種:サービス業
事業の内容:コーチングによる組織開発事業及びコーチング人材育成事業
上場市場 | 東証スタンダード |
コード | 9339 |
名称 | コーチ・エィ |
公募株数 | 450,000株 |
売出し株数 | 280,000株 |
オーバーアロットメント | 109,500株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券(前受け金不要) 楽天証券(100%完全抽選) SBI証券 岡三証券 丸三証券 松井証券(前受け金不要) LINE証券(委託幹事) 岡三オンライン(委託幹事) |
IPO発表日 | 11月17日(木) |
上場日 | 12月22日(木) |
仮条件決定日 | 12月2日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 12月6日(火)~12月12日(月) |
公開価格決定日 | 12月13日(火) |
IPO申し込み期間 | 12月14日(水)~12月19日(月) |
上場時発行済株式総数 | 2,192,400株 |
時価総額 | 34.4億円 |
吸収金額 | 13.1億円 |
想定価格 | 1,570円(157,000円必要) |
そしてこのコーチ・エィ(9339)のIPO主幹事は野村證券となっていることから、グループ会社となるLINE証券、平幹事の中には岡三証券が入っていることから、グループ会社となる岡三オンラインがそれぞれIPO委託幹事(裏幹事)となる可能性が高いです。
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コーチ・エィ(9339)のIPO(新規上場)事業内容等
コーチ・エィ(9339)はグループ会社で、株式会社コーチ・エィ及び連結子会社5社(COACH A Co., Ltd.(Shanghai)、COACH A INTERNATIONAL INC.、COACH U, INC.、COACH A(Thailand)Co., Ltd.及びCOACH A(Hong Kong)Co., Ltd.(清算手続き中))の計6社で構成されており、日本国内及び海外において「コーチング事業」を展開しております。
コーチ・エィグループは「システミック・コーチングによる組織開発ビジネス」と「コーチング人材育成ビジネス」の2つのビジネスから構成され、エグゼクティブ・コーチング(EC)やDriving Corporate Dynamism(DCD)などを中心としたシステミック・コーチングによる組織開発ビジネスを主要事業ドメインとしており、上場企業が主な取引先となっています。全てのサービスはオンラインでの提供が可能となっております。
エグゼクティブ・コーチングとは、目指す組織変革や成長を促進するために、エグゼクティブ・コーチとの1対1のコーチングを提供するサービスです。
Dialogue Activation for Innovative Business Executionとは、対話型ワークショップとアセスメントを用いて、トップの実現したい経営チームを創ることを支援するサービスです。
Driving Corporate Dynamismとは、1対1のコーチによるコーチングセッションと、クラスコーチと複数参加者によるオンラインクラス形式のコーチング学習を通じて、組織変革に向けリーダーとして周囲のパフォーマンスを向上させるためにコーチングを実践活用できるよう支援するサービスです。
3分間コーチのワークショップでは、コーチのファシリテーションのもと、最大24名の参加者をランダムで2人から3人組に分け、すぐに実践できる3分間の様々なコーチング・エクササイズを行います。
コーチ・エィ アカデミアとは、1対1のコーチによるコーチングセッションと、クラスコーチと複数参加者によるオンラインクラス形式のコーチング学習を通じて、基本的なコーチングスキルだけではなく、コーチング型マネジメントがなぜ機能するのか(理論)、具体的かつ効果的な活用の仕方を継続的に学ぶ、実践的・体系的なプログラムです。
【手取金の使途】
手取概算額633,980千円については第三者割当増資の手取概算額上限158,161千円と合わせて、①運転資金として402,886千円(2023年12月期:180,740千円、2024年12月期:222,146千円)、②設備資金として144,000千円(2023年12月期:72,000千円、2024年12月期:72,000千円)に充当する予定であります。また、残額については、2025年12月期以降の運転資金として人件費及び採用費に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(コーチ・エィのIPO目論見書より一部抜粋)
コーチ・エィ(9339)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
コーチ・エィ(9339)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,570円としてオーバーアロットメント含め13.1億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としてはまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,300枚と少なめです。
上述の通りコーチ・エィ(9339)の事業内容はコーチングによる組織開発事業及びコーチング人材育成事業ということで、さまざまな業界での経験を有するプロフェッショナル・コーチが在籍する世界最大規模のグローバル・コーチング・ファームで、リーダー個人の開発にとどまらず、リーダーを取り巻く関係性に焦点をあて、組織全体の成長を支援しています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
コーチ・エィ(9339)の株主の中にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。公募株式のうちの一部(86,988,000円分を上限)は福利厚生を目的に社員持株会に親引け(売付け)する予定となっています。
内容的に上場市場は東証グロース市場でも良さそうですが、実際は地味な東証スタンダード市場となっています。先ほどご紹介させて頂いたサンクゼール(2937)よりはよっぽどグロース感がありますが、間違えてないですよね^^;
コンサルティングではなくコーチングという点で、先日(10月20日)上場したビジネスコーチ(9562)が連想されそうです。そのビジネスコーチ(9562)は公募価格2,070円に対して付いた初値は4,155円と高騰スタートとなりましたが、初値が高過ぎたことによる警戒感から初値形成後は急落し、ストップ安まで落ちています。
業績規模はビジネスコーチ(9562)よりもコーチ・エィ(9339)の方が大きく、公開規模もIPO想定価格(1,570円)ベースで13.1億円とおよそ2倍程度の規模となります。上場日はIPOラッシュ中盤戦の12月22日(木)で、jig.jp(5244)と2社同日上場となることから買い疲れや資金分散の影響も出やすくなります。とはいえ、荷もたれ感のある水準でも無いため、需給だけでも堅調なスタートが見込めそうです。とりあえずの初値評価は無難なところでC級評価が妥当と言ったところでしょうか。
よって現時点での管理人の個人的なこのコーチ・エィ(9339)のIPO参加スタンスは参加の方向で行く予定です。IPO株数10,000株以下の野村證券主幹事案件ということで、IPO当選は狭き門となりそうですね。
コーチ・エィ(9339)のIPO(新規上場)業績等
コーチ・エィ(9339)のIPO経営指標
コーチ・エィ(9339)のIPO売上高及び経常損益
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