ココルポート(9346)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月24日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの1社です。

IPO新規上場承認発表3社2023.2.24

当記事はココルポート(9346)のIPO詳細記事となりますが、残り2社のうちの1社のモンスターラボホールディングス(5255)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いており、残る1社のFusic(5256)のIPO詳細についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンクさせて頂きます。

ココルポート(9346)の上場日は2023年3月31日(金)で、Fusic(5256)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要みずほ証券となっております。

2月27日(月)追記

2月27日(月)にエコム(6225)が3月31日(金)上場分としてIPO新規上場承認発表されたため、3月31日(金)は3社同日上場となります。

ココルポート(9346)のIPO(新規上場)情報

設立:2012年1月5日
業種:サービス業
事業の内容:障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス事業

ココルポート(9346)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード9346
名称ココルポート
公募株数250,000株
売出し株数682,800株
オーバーアロットメント139,900株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券野村證券(前受け金不要
SBI証券
楽天証券100%完全抽選
マネックス証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
丸三証券
岩井コスモ証券
岡三証券
水戸証券
岡三オンライン委託幹事決定
IPO発表日2月24日(金)
上場日3月31日(金)
仮条件決定日3月13日(月)
ブック・ビルディング期間3月14日(火)~3月20日(月)
公開価格決定日3月22日(水)
IPO申し込み期間3月23日(木)~3月28日(火)
上場時発行済株式総数3,454,450株
時価総額107.0億円
吸収金額33.2億円
想定価格3,100円(310,000円必要)

そしてこのココルポート(9346)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンラインIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン公式サイト
岡三オンライン証券
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ココルポート(9346)のIPO(新規上場)事業内容等

ココルポート(9346)は創業以来「指定障害福祉サービス事業」を行っており「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス」及び「自立訓練(生活訓練)サービス」を提供しております。「指定障害福祉サービス事業」は、障害のある方がサービスを利用して、行政及び利用者から報酬を受領するビジネスモデルとなっております。

ココルポート(9346)IPO事業内容

就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス

就労移行支援サービスとは、障害者総合支援法に定められた「指定障害福祉サービス」の一つであり、障害のある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるサポートを行うサービスであります。
ココルポート(9346)IPO就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス

自立訓練(生活訓練)サービス

自立訓練(生活訓練)サービスとは、障害者総合支援法に定められた「指定障害福祉サービス」の一つであり、障害のある方が自立した日常生活や社会生活がおくれるよう、生活能力の維持・向上のための訓練や助言などのサポートを行うサービスであります。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額703百万円については、主に、①指定障害福祉サービス事業拡大のための新規事業所開設費として296百万円、②IT環境の整備強化費として20百万円、③運転資金(人件費及び人材採用費等)として387百万円を充当する予定です。
なお、上記調達資金は、実際の充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(ココルポートのIPO目論見書より一部抜粋)

ココルポート(9346)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ココルポート(9346)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,100円としてオーバーアロットメント含め33.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて9,328枚と多くもなく少なくもなくと言ったところです。

上述の通りココルポート(9346)の事業内容は障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス事業ということで、障がいのある方の「就職」や「自立」をお手伝いする「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援」や「自立訓練(生活訓練)」などのサービスを提供しています。

主たるサービスとなる「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援」は首都圏を中心に拠点を拡大し、全国66カ所まで拡大しており、就職者数は累計2,900名以上を輩出し、就労定着率は88.2%となっています。「自立訓練(生活訓練)」は2020年4月から新たに提供しているサービスで「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援」で培ったノウハウが活かされています。

ココルポート(9346)IPO実績

ココルポート(9346)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株はなく、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。売出株式のうちの一部(10,000株を上限)は福利厚生を目的に従業員持株会に売付け(親引け)する予定となっています。

事業内容は障がい福祉サービス事業と国策的な要素もあることから、取引先も首都圏の国民健康保険団体連合会が占めており、業績も堅調に推移しているため安心感はありますが、IPO目線では地味な印象が拭えません。公開規模もIPO想定価格(3,100円)ベースで33.2億円と荷もたれ感のある水準となり、初値は苦戦を強いらるのではないかというのが第一印象です。初値評価は公開価格を意識したD級評価といったところが無難かと考えます。

単価も比較的値ガサとなるため慎重にリスクとリターンを見極めた上でIPO参加スタンスを決めた方が良いかと思いますが、まだ3月IPOが出揃っていないこともあり、現時点での管理人の個人的なこのココルポート(9346)のIPO参加スタンスはひとまず中立(スルー寄り)とさせて頂きます。

ココルポート(9346)のIPO(新規上場)業績等

ココルポート(9346)のIPO経営指標
ココルポート(9346)IPO経営指標

ココルポート(9346)のIPO売上高及び経常損益
ココルポート(9346)IPO売上高及び経常損益

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