エコナビスタ(5585)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,110円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
エコナビスタ(5585)の上場日とIPO申込期間
エコナビスタ(5585)の上場日は2023年7月26日(水)で、テクニスコ(2962)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。
このエコナビスタ(5585)のIPO申し込み期間は7月7日(金)~7月13日(木)となっており、ちょっとしたIPO申し込みラッシュとなっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
エコナビスタ(5585)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
エコナビスタ(5585)のIPO想定価格は1,110円となっているため、現時点では公募価格の2.2倍~2.7倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このエコナビスタ(5585)のIPO仮条件は明日7月5日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
エコナビスタ(5585)の事業内容
エコナビスタ(5585)の事業内容は睡眠解析技術を通じた健康状態推移予測AIの開発と、開発したAIを実装した「ライフリズムナビ+Dr.」サービス等、社会課題解決型ソリューションの提供ということで、主に「ライフリズムナビ+Dr.」及び「ライフリズムナビ+HOME」の2つのライフリズムナビ事業を展開しています。
このエコナビスタ(5585)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
エコナビスタ(5585)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(6月21日)もIPO新規上場承認発表が2社ありました。7月もまた月末に固められ …
エコナビスタ(5585)のブルベア要素とIPO参加スタンス
エコナビスタ(5585)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,110円としてオーバーアロットメント含め26.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて21,000枚と万枚超えあり、海外投資家への販売も無いことから、IPOの当選確度は比較的高くなるかもしれません。
そして今回もこのエコナビスタ(5585)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては睡眠解析技術で高齢化社会に貢献しているスタートアップ企業となり、社会的意義のある介護関連で業績も右肩上がりで好調、事業内容は新規性や独自性もあり、AI(人工知能)、SaaS、ビッグデータなどIPO人気ワードもしっかり入っています。
公開規模はIPO想定価格(1,110円)ベースで26.8億円とやや荷もたれ感のある水準となりますが、株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無く、既存株主や新株予約権者にはロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場日が7月26日(水)で、ちょっとしたIPOラッシュとなる上にテクニスコ(2962)と2社同日上場となり、資金分散の影響や買い疲れの影響を多少は加味する必要があるぐらいでしょうか。現時点ではIPO地合いも好調なので、それ以外に特に目立ったネガティブ材料は無いように思います。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
エコナビスタ | 26.8億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
テクニスコ | 11.8億円 | 東証スタンダード | 野村證券 |
上記のことから、公募割れする可能性は限りなく低く、初値高騰する可能性の方が十分あるため、管理人の個人的なこのエコナビスタ(5585)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。IPO株数も比較的多めにあり、7月IPOの中では数少ないA級案件となるため、なんとか手に入れたいところですね。
エコナビスタ(5585)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのエコナビスタ(5585)のIPO株(公募株及び売り出し株)21,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 19,971枚 | 95.1% |
野村證券 | 420枚 | 2.0% |
SBI証券 | 420枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 63枚 | 0.3% |
松井証券(前受け金不要) | 63枚 | 0.3% |
楽天証券(100%完全抽選) | 63枚 | 0.3% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,150枚あります。
積極的にこのエコナビスタ(5585)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多い大手ネット証券4社(SBI証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券)がしっかり入っているものの、SBI証券以外の割り当て株数は極端に少なくなるため、期待値は低そうです。
エコナビスタ(5585)のIPO仮条件決定
エコナビスタ(5585)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,110円
IPO仮条件:1,180円~1,300円
IPO想定価格よりも窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は28.4億円~31.3億円となりました。
エコナビスタ(5585)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
エコナビスタ(5585)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,800円~4,200円
IPO仮条件が窓開けで上ブレとなる超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに大幅な上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更はありません。
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