情報戦略テクノロジー(155A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(600円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
情報戦略テクノロジー(155A)の上場日とIPO申込期間
情報戦略テクノロジー(155A)の上場日は2024年3月28日(木)で、カウリス(153A)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。
この情報戦略テクノロジー(155A)のIPO申し込み期間は3月11日(月)~3月15日(金)となっており、まだIPO申し込み期間ラッシュ真っ只中で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO想定価格は600円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~2.5倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、この情報戦略テクノロジー(155A)のIPO仮条件は明日3月8日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容
情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容は大手企業向けDX内製支援サービス等ということで、顧客から「0次システム開発」というコンセプトでシステム開発を受注し、更にシステム開発企業向けオープンプラットフォームサービス「WhiteBox」を自社サービスとして提供しています。
この情報戦略テクノロジー(155A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
情報戦略テクノロジー(155A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月22日)もまたIPO新規上場承認発表が3社ありました。わずか3日で …
情報戦略テクノロジー(155A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
情報戦略テクノロジー(155A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格600円としてオーバーアロットメント含め14.2億円と規模的に10億円超えではあるものの、東証グロース市場への上場としては、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるサイズではありません。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて20,700枚と多めにあり、IPO主幹事はみずほ証券で単価が1,000円未満となるため、てっきり200株1セット配分になると思っていましたが、今回はホットイシュー扱いなのか、通常通り100株1セット配分となっているため、IPO当選の確度は簡単ではないものの低くは無さそうです。
そして今回もこの情報戦略テクノロジー(155A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が大手企業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス事業と競合は多いものの、ITコンサル系となることからIPO市場では人気化しやすく、業績も売上収益ともに堅調に推移しています。
情報戦略テクノロジー(155A)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主には解除価格無しでロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。株価設定に割高感もなく、公開規模はIPO想定価格(600円)ベースで14.2億円と軽量サイズで、単価も個人投資家が買いやすい低位株設定となっています。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場日がいよいよIPOラッシュ後半戦の3月28日(木)で、カウリス(153A)と2社同日上場、前日27日(水)は3社同日上場、前々日26日(火)は4社同日上場とタイトスケジュールをこなした後となるため、買い疲れの影響が出ている可能性があります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
情報戦略テクノロジー | 14.2億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
カウリス | 26.3億円 | 東証グロース | SBI・大和 |
もはやここまで来るとIPOラッシュ中のIPO銘柄の動向次第といった部分が強くなりそうです。とはいえ、この内容と規模で公募割れする様子は浮かばず、好スタートとなる可能性の方が高く感じるため、管理人の個人的なこの情報戦略テクノロジー(155A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加で行く予定です。
IPO株数は比較的多く、低位株設定にも関わらず、IPO主幹事のみずほ証券は複数配分でなく単元配分となっていることから、多少なりともIPO当選への期待が持てそうな雰囲気を感じます。期待すると裏切られるというのがセオリーではありますが^^;
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの情報戦略テクノロジー(155A)のIPO株(公募株及び売り出し株)20,700枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 19,044枚 | 92.0% |
アイザワ証券 | 207枚 | 1.0% |
あかつき証券 | 207枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 207枚 | 1.0% |
SBI証券 | 207枚 | 1.0% |
極東証券 | 207枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 207枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 207枚 | 1.0% |
丸三証券 | 207枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,105枚あります。
積極的にこの情報戦略テクノロジー(155A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券、松井証券、マネックス証券)も入っており、いずれも三桁レベルの持ち分があるため、狙えない数字では無さそうです。
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO仮条件決定
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:600円
IPO仮条件:380円~460円
IPO想定価格よりも窓開けで下ブレとなる弱気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は9.0億円~10.9億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。
情報戦略テクノロジー(155A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
情報戦略テクノロジー(155A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
800円~1,200円
IPO仮条件が弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更はありません。
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