PostPrime(198A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が3社ありました。これまで良いペースで来ていたのですが、週末はやはりこうなりますよね^^;
当記事はひとまずPostPrime(198A)のIPO紹介記事となりますが、残り2社のタウンズ(197A)とMFS(196A)のIPO詳細についてはそれぞれまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンク致します。
PostPrime(198A)の上場日は2024年6月20日(木)で、WOLVES HAND(194A)とタウンズ(197A)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。
PostPrime(198A)のIPO(新規上場)情報
設立:2020年9月18日
業種:情報・通信業
事業の内容:PostPrimeの運営
上場市場 | 東証グロース |
コード | 198A |
名称 | PostPrime |
公募株数 | 100,000株 |
売出し株数 | 2,830,000株 |
オーバーアロットメント | 439,500株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) 大和コネクト証券(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 5月17日(金) |
上場日 | 6月20日(木) |
仮条件決定日 | 6月3日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 6月4日(火)~6月10日(月) |
公開価格決定日 | 6月11日(火) |
IPO申し込み期間 | 6月12日(水)~6月17日(月) |
上場時発行済株式総数 | 10,100,000株 |
時価総額 | 45.4億円 |
吸収金額 | 15.1億円 |
想定価格 | 450円(45,000円必要) |
そしてこのPostPrime(198A)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券が入っているため、グループ会社となる大和コネクト証券がIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
PostPrime(198A)のIPO(新規上場)事業内容等
PostPrime(198A)は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであり、事業としてSNS「PostPrime」を運営しています。
SNSは、Social Networking Service(ソーシャル ネットワーキング サービス)の略で、一般的にユーザーが会員登録することによって、自らが情報発信したり、別のユーザーが発信する情報の入手や検索が容易にできるようになるサービスであり、ユーザー間での情報交換などの交流を促進する機能を備えています。
PostPrime(198A)のSNS「PostPrime」は、当初から金融・経済を中心としたコンテンツを標榜していたことから、SNSの中でも、特に金融・経済の分野に強みを持つことに特徴があり、SNS「PostPrime」では、ユーザーが無料で会員登録することができます。
会員登録したユーザーは、文章、画像、音声、動画、ライブ配信などの様々な情報発信の方法を選択して、無料で投稿することができるとともに、他のユーザー等の投稿を視聴・閲覧することができます。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額33,400千円については、エンジニア部門、カスタマーサポート部門、管理部門の採用費及び人員増加による人件費として2025年5月期に全額充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(PostPrimeのIPO目論見書より一部抜粋)
PostPrime(198A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
PostPrime(198A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格450円としてオーバーアロットメント含め15.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。
IPO募集株数は低位株となるため公募株及び売り出し株(OA含む)合わせて3,369,500株と多くあります。海外投資家などへの販売はありません。
上述の通りPostPrime(198A)の事業内容はPostPrimeの運営ということで、「PostPrime」はお金にまつわる情報交換ができるSNSコミュニティを提供しており、利用ユーザーはライブ配信・動画・音声・その他の投稿で専門家から投資のことを学ぶことがでます。過去のチャートパターンとテクニカル分析を学習したAIを取り入れることにより、マーケットの評価など様々な分析機能を使うこともできます。
PostPrime(198A)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存株主(新株予約権者含む)には解除価格無しで180日間のロックアップ及び継続保有の確約が行われています。
今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は公募株100,000株に対して売り出し株は2,830,000株で売り出し比率は28.3倍、売り出し株の放出人は創業者で代表取締役の高橋ダニエル圭氏及びその資産管理会社となることから創業者の出口(イグジット)感があります。
そしてこの代表取締役の高橋ダニエル圭氏は投資界隈では有名な方で「高橋ダン」と言えばわかりやすいでしょうか。登録者数55万人超えの投資系YouTubeチャンネルを持つ投資家で、株式投資をされている方なら少なくとも一度ぐらいは高橋ダン氏の動画を見たことがあるのではないでしょうか。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
ただ、正直なところ高橋ダン氏は存じていましたが、この「PostPrime」というSNSは利用したことが無く、お恥ずかしながら今日まで存在自体を知りませんでした。高橋ダン氏の会社ということで、IPO目論見書にもついチカラが入ってしまい、YouTubeの収益も発見してしまいました。
第3期(2021年6月1日~2022年5月31日)の売上で単位は「千円」となるため、YouTubeチャンネルの売上は3.6億円です。YouTuber(ユーチューバー)ってスゴい稼業ですね^^;
上述の通り「PostPrime」は使ったことが無いので、中身はわかりませんが、もはや「高橋ダン」というだけで、好き嫌いは別として話題性がありそうです。出口(イグジット)感はあるものの、業績も堅調に推移しており、公開規模もそれほど重くなく、余計な売り圧力もありません。
上場日は6月20日(木)で、今のところWOLVES HAND(194A)とタウンズ(197A)と3社同日上場という過密スケジュールで、資金分散の影響を受ける可能性はありそうですが、個人投資家が買いやすい低位株設定となっているため、初値は堅調にスタートしそうです。ひとまずの初値評価はC級評価といったところが妥当でしょうか。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのPostPrime(198A)のIPO参加スタンスは積極参加の方向で行く予定です。IPO主幹事はみずほ証券で、単価が1,000円未満となることから、ホットイシューとならない限り200株~300株1セット配分となりそうです。
PostPrime(198A)のIPO(新規上場)業績等
PostPrime(198A)のIPO経営指標
PostPrime(198A)のIPO売上高及び経常利益
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逆神として有名な高橋ダンさん・・・
上場日の6/20の日本株は・・・
良からぬことを想像してしまいましたw (^^;)
こんばんは、あふぉさん。
有名な方は良い悪い含めて色々なウワサが出ますね。
すでにSNSでも色々揶揄されているようです。
話題性はあるのでIPOにとっては追い風となってくれることを願っています^^