東京地下鉄(9023)東京メトロの第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,100円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
東京地下鉄(9023)東京メトロの上場日とIPO申込期間
東京地下鉄(9023)東京メトロの上場日は2024年10月23日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では最上位市場となる東証プライム市場への直接上場で、IPO主幹事は野村證券、みずほ証券、ゴールドマン・サックス証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の4社共同主幹事となっております。
この東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO申し込み期間は10月8日(火)~10月11日(金)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO(新規上場)初値予想 第1弾
東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO想定価格は1,100円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、この東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO仮条件は来週10月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
東京地下鉄(9023)東京メトロの事業内容
東京地下鉄(9023)東京メトロの事業内容は1.旅客鉄道事業の運営、2.都市・生活創造事業の運営・ 流通事業(駅構内店舗、商業施設の運営等)・ 不動産事業(オフィスビルの賃貸等)・ 情報通信事業(光ファイバーケーブルの賃貸等)ということで、東京都内を中心に鉄道事業などを行っています。
この東京地下鉄(9023)東京メトロの更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
東京地下鉄(9023)東京メトロがIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。報道通り満を持しての登場です。他にも本日は週末ということもあり、IPO新規上 …
東京地下鉄(9023)東京メトロのブルベア要素とIPO参加スタンス
東京地下鉄(9023)東京メトロの市場からの吸収金額はIPO想定価格1,100円として3,195.5億円と規模的に東証プライム市場への直接上場となりますが、超大型サイズとなるため荷もたれ感は否めません。
IPO募集株数は公募株無しの売出株のみで290,500,000株と多めにありますが、今回のIPO募集は正式なグローバルオファリングとなるため、海外募集分(58,100,000株)を除いた国内の募集分は232,400,000株に減少する見込みです。すでに人気化しており、申し込み者(ライバル)も増えそうなので、IPO株の当選確度はそれほど高くはないかもしれません。
そして今回もこの東京地下鉄(9023)東京メトロのブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としてはIPO募集株が公募株なしで売り出し株のみの出口(イグジット)案件となりますが、売出人は政府と東京都となることから安心感があり知名度は抜群、テレビCMやネット広告、証券会社営業なども手伝って注目度も高まっています。
これまでもこの東京地下鉄(9023)東京メトロのような政府放出系IPOは初値が堅調スタートすることが多く、特に今回は配当金(1株あたり40円)がIPO想定価格(1,100円)ベースで算出すると3.6%と他の鉄道会社と比べても高い利回りとなっており、すでに株主優待制度も発表されているため、中長期保有狙いの腰の据わった買いも入りそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,100円)ベースで3,195.5億円と超大型案件で荷もたれ感があり需給面での不安は残ります。正式なグローバルオファリングで海外投資家への販売があるものの、その割合は現時点で2割程度と少なく、少ない理由が不明な点などが挙げられそうです。
いずれにしても「国策に売りなし」のように「政府売出株に売りなし」とも言えそうな上に、今年(2024年)最大級の「お祭りIPO」となることから踊らにゃ損と考えているため、個人的なこの東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO株(売出株)2,324,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 746,004枚 | 32.1% |
みずほ証券(主幹事) | 746,004枚 | 32.1% |
ゴールドマン・サックス証券(主幹事) | 162,680枚 | 7.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 204,047枚 | 8.78% |
SMBC日興証券 | 148,736枚 | 6.4% |
大和証券 | 148,736枚 | 6.4% |
SBI証券 | 31,374枚 | 1.35% |
岡三証券 | 18,592枚 | 0.8% |
東海東京証券 | 18,592枚 | 0.8% |
楽天証券(100%完全抽選) | 18,592枚 | 0.8% |
岩井コスモ証券 | 8,134枚 | 0.35% |
松井証券(前受け金不要) | 8,134枚 | 0.35% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 8,134枚 | 0.35% |
アイザワ証券 | 3,486枚 | 0.15% |
あかつき証券 | 3,486枚 | 0.15% |
極東証券 | 3,486枚 | 0.15% |
東洋証券 | 3,486枚 | 0.15% |
丸三証券 | 3,486枚 | 0.15% |
水戸証券 | 3,486枚 | 0.15% |
むさし証券 | 2,789枚 | 0.12% |
FFG証券 | 2,324枚 | 0.1% |
ちばぎん証券 | 2,324枚 | 0.1% |
内藤証券 | 2,324枚 | 0.1% |
西日本シティTT証券 | 2,324枚 | 0.1% |
Jトラストグローバル証券 | 1,859枚 | 0.08% |
立花証券 | 1,859枚 | 0.08% |
八十二証券 | 1,859枚 | 0.08% |
北洋証券 | 1,859枚 | 0.08% |
リテラ・クレア証券 | 1,162枚 | 0.05% |
光世証券 | 697枚 | 0.03% |
JPモルガン証券 | 3,486枚 | 0.15% |
シティグループ証券 | 3,486枚 | 0.15% |
BofA証券 | 3,486枚 | 0.15% |
UBS証券 | 3,486枚 | 0.15% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
DMM株(委託幹事) | ?枚 | ?% |
OA(オーバーアロットメント)はありません。
積極的にこの東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO株を狙いに行くのであれば、IPO共同主幹事となる野村證券とみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭系証券から抽選割合の多いネット証券まで勢ぞろいとなっていますが、少なくともマネックス証券あたりまでは四桁レベルの持ち分があるため、可能性は低いものの、狙ってみる価値はありそうです。
IPO委託幹事(裏幹事)のauカブコム証券と大和コネクト証券と岡三オンラインもIPO主幹事(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)からの委託であることや、元々のIPO株数が多いことなどを含めると、こちらも狙ってみる価値は十分ありそうです。
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東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO仮条件決定
東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,100円
IPO仮条件:1,100円~1,200円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3,195.5億円~3,486.0億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記が無いため仮条件の上限突破はありません。
上限突破ルールを適用していないのはさすが野村證券といったところでしょうか。しっかり空気を読んでくれていますね。
東京地下鉄(9023)東京メトロのIPO(新規上場)初値予想 第2弾
東京地下鉄(9023)東京メトロの第二弾初値予想が発表されたようです。
1,300円~1,500円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時と上限下限ともに同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更はありません。
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お祭りに是非参加したいのでSBIポイント使っても当選欲しいです。勿論自己責任でゲッターさんの予想何ポイントか教えてください。よろしくお願いします。
こんばんは、タイキシャトルさん。
ここ最近は今回のようなご質問を頂くことが増えていますが、正直なところ回答が非常に難しいですね。
何の根拠もなく完全に個人的な肌感で100株当選前提とすると150ポイント~250ポイントあたりかと思っています。
ご返信有り難う御座います(•‿•)参考にさせて頂きますね
こんばんは~
SMBC日興証券 100株
楽天証券 200株
の計300株でした~(涙)
もっと当選あるかと思いましたが、競争が激しかった?のか全然でした (^^;)
主幹事から当選ゼロは正直びっくりですw
人気があったということで、初値しょんぼりは無いと思って上場を待ちたいと思います(^^)
おはようございます、あふぉさん。
ご当選おめでとうございます。
結果的には前期より後期の方が多かったようですね。
おっしゃる通り野村がゼロというのはどうも納得行かないです。
数か月後に公表される日本証券業協会の「個人顧客へのIPO配分状況」をしっかり確認しないといけませんね。
いよいよ明日ですが、楽しみ半分、不安半分といったところです。
良い初値が付きますように!