日本オーエー研究所(5241)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(570円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
日本オーエー研究所(5241)の上場日とIPO申込期間
日本オーエー研究所(5241)の上場日は2024年12月23日(月)で、令和アカウンティング・ホールディングス(296A)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場(流動性が乏しい)となる名証ネクスト(地方新興市場)市場への上場で、IPO主幹事はJトラストグローバル証券となっております。
この日本オーエー研究所(5241)のIPO申し込み期間は12月6日(金)~12月12日(木)となっており、IPO申し込みラッシュ突入で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
日本オーエー研究所(5241)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
日本オーエー研究所(5241)のIPO想定価格は570円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、この日本オーエー研究所(5241)のIPO仮条件は明後日12月4日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
日本オーエー研究所(5241)の事業内容
日本オーエー研究所(5241)の事業内容はシステム開発及び関連サービスということで、高度な信頼性を求められる国内外の社会基盤(パブリック&フィナンシャル)サービスの領域において、専門性の高いIT技能集団による最新テクノロジーで顧客に新たな価値を提供しています。
この日本オーエー研究所(5241)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
日本オーエー研究所(5241)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月20日)はIPO新規上場承認発表が1社あり、これで12月IPOはよ …
日本オーエー研究所(5241)のブルベア要素とIPO参加スタンス
日本オーエー研究所(5241)の市場からの吸収金額はIPO想定価格570円としてオーバーアロットメント含め1.1億円と規模的に名証ネクスト(地方新興市場)市場への上場としても超小型サイズとなり荷もたれ感はありません。
IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて207,000株と極めて少ないものの、今の地方上場人気やIPO主幹事が地場証券のJトラストグローバル証券であることなどを考慮すると、IPO株の当選確度はそれほど低くはないかもしれません。
そして今回もこの日本オーエー研究所(5241)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては業種、業績問わず、今年(2024年)連敗続きの地方市場上場案件で依然として警戒感は高いものの、公開規模はIPO想定価格(570円)ベースで1.1億円と極限まで規模を縮小させ、単価も個人投資家が手を出しやすい低単価となっているため、公募割れの可能性は低くなったと言えそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては直近の地方市場上場案件で10月21日に札証アンビシャス市場に上場した伸和ホールディングス(7118)の初値買いに入った資金はわずか612万円(初値出来高:4,000株)と過去最低レベルであったことは記憶に新しく、個人投資家は様子見姿勢となっている可能性も高そうです。
加えて上場日は2024年12月23日(月)で、令和アカウンティング・ホールディングス(296A)と2社同日上場となっていることで、同日上場による資金分散やIPOラッシュの中の地味案件による埋没リスクが伴うことで、外部環境も厳しい状態となります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
日本オーエー研究所 | 1.1億円 | 名証ネクスト | JTG証券 |
令和アカウンティング・HD | 11.0億円 | 東証グロース | 大和証券 |
業種、業績に特段の問題は無い上にこの極少サイズの規模感で公募割れとなればもはや地方市場上場案件の活路が見出せなくなってしまうことから、公募価格を上回る初値に期待したいところですが、リスクとリターンを考えるとやはり個人的には申し込む気になれないため、引き続きこの日本オーエー研究所(5241)のIPO参加スタンスはIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券以外からの申し込みはスルーの方向で考えています。
日本オーエー研究所(5241)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの日本オーエー研究所(5241)のIPO株(公募株及び売出株)1,800枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
Jトラストグローバル証券(主幹事) | 1,532枚 | 85.1% |
SBI証券 | 103枚 | 5.8% |
楽天証券(100%完全抽選) | 62枚 | 3.4% |
岡三証券 | 62枚 | 3.4% |
丸三証券 | 41枚 | 2.3% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が270枚あります。
積極的にこの日本オーエー研究所(5241)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるJトラストグローバル証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券、楽天証券)も入っていますが、いずれも持ち分は二桁レベルしかないため、狙うには厳しい数字となりそうです。
日本オーエー研究所(5241)のIPO仮条件決定
日本オーエー研究所(5241)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:570円
IPO仮条件:510円~550円
IPO想定価格よりも窓開けで下ブレとなる弱気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は1.0億円~1.1億円となりました。
日本オーエー研究所(5241)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
日本オーエー研究所(5241)の第二弾初値予想が発表され次第ココに追記致します。
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