令和アカウンティング・ホールディングス(296A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が1社のみありました。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)の上場日は2024年12月23日(月)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO人気の高い大和証券となっております。
11月20日(水)に日本オーエー研究所(5241)が同日上場でIPO新規上場承認発表されたため、上場日12月23日(月)は2社同日上場(予定)となります。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO(新規上場)情報
設立:2004年8月20日
業種:サービス業
事業の内容:上場会社を中心とする大企業に経理の日常業務、決算、連結、開示、M&A支援などを、高度な専門的知識を有した人材がチームで一気通貫のサポートを実施し、長期間継続した関係を構築
上場市場 | 東証グロース |
コード | 296A |
名称 | 令和アカウンティング・ホールディングス |
公募株数 | 500,000株 |
売出し株数 | 2,500,000株 |
オーバーアロットメント | 450,000株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 野村證券 SMBC日興証券 みずほ証券 東海東京証券 極東証券 岡三証券 マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) 松井証券(前受け金不要) 岩井コスモ証券 大和コネクト証券(委託幹事決定) 岡三オンライン(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 11月18日(月) |
上場日 | 12月23日(月) |
仮条件決定日 | 12月5日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 12月6日(金)~12月12日(木) |
公開価格決定日 | 12月13日(金) |
IPO申し込み期間 | 12月16日(月)~12月19日(木) |
上場時発行済株式総数 | 38,000,000株 |
時価総額 | 121.6億円 |
吸収金額 | 11.0億円 |
想定価格 | 320円(32,000円必要) |
そしてこの令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO主幹事は大和証券となっているため、グループ会社となる大和コネクト証券、平幹事の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンラインがそれぞれIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
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令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO(新規上場)事業内容等
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)はグループ会社で、令和アカウンティング・ホールディングス株式会社及び子会社6社により構成されており、企業情報に係る重要な社会インフラ(ソフトインフラ)である経理業務・経理業界の活性化やイメージアップを目標のひとつとして、経理に関わる継続的なコンサルティング業務(Long)を中心としたコンサルティング事業を行っています。
上場企業をはじめとする大企業、REITやSPC、医療機関など組織的な対応、高い専門的知識などが必要とされる組織体に対して経理に関わるコンサルティングサービスを提供しており、コンサルティング業務(Long)は単純な作業にとどまらない戦略的な経理実務支援を特徴としております。
経理実務に関連して専門性を必要とする業務、独立した立場で専門家としてのスキルや経験が要求される業務など、様々な単発的なコンサルティング業務が発生しており、業務の性質から継続的に発生するものではなく、一定期間での終了が想定されている単発的なコンサルティング業務をコンサルティング業務(Short)と定義しております。
【手取金の使途】
手取概算額140,200千円については、①オフィス拡充に34,300千円(2027年3月期:34,300千円)、②システム開発投資として105,900千円(2026年3月期:84,300千円、2027年3月期:21,600千円)に充当する予定であります。
(令和アカウンティング・ホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格320円としてオーバーアロットメント含め11.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。
単価が超低位株となるため、IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて3,450,000株と多めにあり、IPO主幹事は大手証券の大和証券となりますが、海外投資家への販売や親引けも無いことから、IPO株の当選確率は比較的高めとなりそうな気がします。
上述の通り令和アカウンティング・ホールディングス(296A)の事業内容は上場会社を中心とする大企業に経理の日常業務、決算、連結、開示、M&A支援などを、高度な専門的知識を有した人材がチームで一気通貫のサポートを実施し、長期間継続した関係を構築ということで、長期戦略的な経理実務や単発的な経理業務支援、経理実務に関わる教育・派遣・紹介事業などを展開しています。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のようなコンサルティング・ファームは大規模な設備投資も不要となるため参入障壁の低い業態で、大手企業から個人企業に至るまで多数の企業が事業を展開し、新規性もありませんが、1,500社を超える大企業(上場企業含む)に対して高度な専門性の高い会計コンサルティングサービスを継続的に提供していることもあり、業績は売上収益ともに右肩上がりで好調に推移しています。
社名には「令和」が入っていますが、設立は2004年となるため「平成」です。ただ、沿革を見ると年号がちょうど平成から令和に変わった令和元年の2019年に「HSKコンサルティング株式会社」から「令和アカウンティング・ホールディングス株式会社」に商号変更されていました。
株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株もなく、既存株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため上場時の余計な売り圧力も無い上に個人投資家が手を付けやすい超低位株設定で公開規模に荷もたれ感も無いことから需給面の不安もありません。
今回のIPO募集株の内訳は公募株500,000株に対して売出株2,500,000株と売出比率は5.0倍で、売出主体のIPOとなりますが、OA含めたオファリング・レシオは9.0%と低水準で出口(イグジット)感もありません。今後のIPOスケジュールにもよると思いますが、ひとまずの初値評価はC級評価といったところになるでしょうか。
初値好スタートとなっても超低単価となるため、利益は少なくなりそうですが贅沢は言えません。とりあえず現時点での管理人の個人的なこの令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO参加スタンスは参加の方向で考えています。
IPO主幹事の大和証券からの申し込みはもちろんのこと、IPO委託幹事(裏幹事)の大和コネクト証券もIPO主幹事からの委託となるため、引き受け株数も多くなることが予想されます。
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令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO(新規上場)業績等
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO経営指標
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO売上高及び経常利益
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