香陵住販(3495)がIPO新規上場承認発表されました。
上場日は9月13日で先日IPO新規上場承認発表されたマリオン(3494)と
2社同日上場となっております。しかも業種も不動産業と同じです。
これだけIPO空白期間があったにも関わらずやはり予想通り被せてきまし
たね。ただ今回は9月13日(木)は大安なので仕方ないといったところな
のかもしれません。それにしても重複上場はやはりガッカリです。
香陵住販(3495)の上場市場はまたもやJASDAQスタンダード市場への
上場でIPO主幹事はみずほ証券となっております。
香陵住販(3495)のIPO情報
設立:1981年10月5日
業種:不動産業
事業の内容:不動産の売買、賃貸、仲介、管理等
上場市場 | JASDAQスタンダード |
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コード | 3495 |
名称 | 香陵住販 |
公募株数 | 260,000株 |
売出株数 | 109,000株 |
OA | 55,300株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | 水戸証券 マネックス証券 野村證券 大和証券 SMBC日興証券 岡三証券 いちよし証券 岡三オンライン証券(委託幹事) 楽天証券(委託幹事) |
上場日 | 9/13 |
IPO仮条件決定日 | 8/24 |
BB期間 | 8/28~9/3 |
IPO公募価格決定日 | 9/4 |
IPO申込期間 | 9/5~9/10 |
IPO想定発行価格 | 1,700円(170,000円必要) |
この香陵住販(3495)のIPO幹事団の中には珍しくSBI証券の名前があ
りません。しかし岡三証券の名前があるため岡三オンライン証券の幹事
入りは期待できそうですね^^
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
香陵住販(3495)のIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
香陵住販(3495)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,700円として
OA含め7.2億円と規模的にJASDAQスタンダードIPOとしては十分小型
サイズの部類に入ります。
香陵住販(3495)の上場市場はJASDAQスタンダード市場で業種は不動
産業、設立は1981年と30年以上の老舗企業、吸収金額はIPO想定価格
ベース(1,700円)で7.2億円規模と同日上場のマリオン(3494)とほぼ
同じような内容です。偶然なのでしょうね^^;
ホームページは昭和感バリバリで特に社名のロゴの色使いはエクセル
で作ったような安っぽさを感じます。かくゆう管理人もサラリーマン時
代にはこんな色使いでチラシを作ったりしてましたが^^;
香陵住販(3495)の事業内容は上述の通り不動産の売買、賃貸、仲介、
管理等ということで特に目新しさはありません。人気の話題ワードも
特に盛り込まれていないためIPO的には魅力に欠けますがIPO株は公募
株及び売り出し株合わせて3,690枚しかなく、公開規模7.2億円の小型
IPOとなるため需給不安は無さそうです。
ベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の上位株主には90日間の
ロックアップが掛かっていますが、公募価格の1.5倍以上で解除、売却
可能となっております。
とりあえず現時点での管理人の個人的なこの香陵住販(3495)のIPO
参加スタンスはまずは大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見て
からと言いたいところですが、おそらく全力申し込みで行くと思います。
<追記>
やはり岡三オンライン証券がこの香陵住販(3495)のIPO裏幹事(委託
幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
香陵住販(3495)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
楽天証券も香陵住販(3495)のIPO裏幹事(委託幹事)となりました。
香陵住販(3495)のIPO取り扱い決定(楽天証券)
香陵住販(3495)のIPO業績等
香陵住販(3495)のIPO経営指標
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
香陵住販(3495)のIPO売上高及び経常利益
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
それにしても上場日を重ねることによって誰が得をするのでしょうか。
東証の事務作業が減るとか初値を高騰させたくないとか、悪い意味での
様々な大人の思惑を勘ぐってしまいます。
そして本日は昨日の決算発表でメルカリ(4385)が大きく下げました。
時価総額が大きいため影響力も大きく東証マザーズ指数を大幅に下げさ
せる形となってしまいました。決算内容が悪いというのは上場時にも
織り込み済みだったはずなのですけどね。