グッドライフカンパニー(2970)のIPO(新規上場)第一弾初値予想が
IPO想定価格ベース(1,590円)ですが大手初値予想会社より発表された
ようです。上場日は12月17日(月)でツクイスタッフ(7045)と2社同日
上場、IPO主幹事はみずほ証券です。
グッドライフカンパニー(2970)のIPO(新規上場)初値予想
・グッドライフカンパニー(2970)IPO新規上場承認(過去記事)
グッドライフカンパニー(2970)のIPO想定価格は1,590円となっている
ため、現時点では公募価格の1.4倍~1.9倍程度の初値形成になるのではな
いかとやや強めの初値予想となっており、個人的な評価もやや高めB級
評価に設定させて頂いております。
このグッドライフカンパニー(2970)のIPO仮条件は明日(11月27日)
決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などに
ついてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
グッドライフカンパニー(2970)の事業内容は10月にIPO(新規上場)
したリーガル不動産(3497)とほぼ同様の内容で投資用不動産関連事業
となっております。
これといってIPO的には魅力を感じにくく特に目新しさのない業種となり
ますが、リーガル不動産(3497)の上場時はさらにTATERUショックや
直近不動産関連IPOであるマリオン(3494)や香陵住販(3495)は良い
とこ無しと、IPO地合いというよりは不動産地合いが最悪の状態でした。
そしてリーガル不動産(3497)の公開規模は東証マザーズ市場への上場で
はやや大きめとなる16.0億円サイズ、にも関わらず初値は1,972円と公募価
格1,380円のおよそ1.4倍と予想外に好スタートとなりました。初値形成時
の売買代金はおよそ13億円と悪地合いの中で考えるとそこそこ入ったよう
に思います。
それに比べグッドライフカンパニー(2970)の公開規模はIPO想定価格ベ
ース(1,590円)で7.3億円とJASDAQスタンダード市場への上場としては
小型サイズとなります。リーガル不動産(3497)の半分以下のサイズとな
り、需給面では完全にこのグッドライフカンパニー(2970)の方に分があ
りそうです。
グッドライフカンパニー(2970)の株主構成を見てもベンチャーキャピタ
ルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロック
アップが掛かっています。こちらも安心材料となりますね。
上場日は12月17日(月)でツクイスタッフ(7045)と2社同日上場となり
ますが、どちらもJASDAQスタンダード市場への上場で2社合わせても20
億円以下の吸収金額となるため資金分散の影響はほぼ無さそうです。
上記のことを加味すれば12月IPOラッシュ真っ只中とはいえ、業種以外の
需給面だけを見ても初値は堅調にスタートするのではないかと思われます。
よって管理人の個人的なこのグッドライフカンパニー(2970)のIPO参加
スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。
ただIPO株数は4,000枚しかないため当選は困難でしょうけどね。
ちなみにこのグッドライフカンパニー(2970)のIPO引き受け幹事団は以
下の通りとなっております。
<IPO主幹事証券会社>
・みずほ証券
<IPO引受幹事証券会社>
・野村證券
・SBI証券
・岡三証券
・エース証券
・西日本シティTT証券
・FFG証券
・マネックス証券(委託幹事)
・岡三オンライン証券(委託幹事)
<追記>
グッドライフカンパニー(2970)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,590円
IPO仮条件:1,550円~1,600円
IPO想定価格がほぼ最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。
アルテリア・ネットワークス(4423)と逆に狭い仮条件設定です。
ここまで狭いと仮条件を設定する必要があるのか微妙な気がしますが。
<追記>
グッドライフカンパニー(2970)のIPO仮条件決定後の初値予想が発表
されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件はほぼ一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は
IPO想定価格時点よりも下限のみが少し上ブレとなる初値予想となって
いるようです。
個人的評価はB級評価からA級評価に変更させて頂きます。