エネクス・インフラ投資法人(9286)が東証インフラファンド市場に
IPO新規上場承認発表されました。
2019年第二号IPOは先日のリートIPOエスコンジャパンリート投資法人
(2971)同様に通常のIPO市場ではなく東証インフラファンド市場です。
しかもエネクス・インフラ投資法人(9286)の上場日は2月13日(水)
でこのリートと2社同日上場となっており、IPO主幹事はIPO愛好家に
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正直こういうのより株式のIPO新規上場発表に期待しているのですが。
この東証インフラファンド市場は2016年から新しくスタートした市場
で今回のこのエネクス・インフラ投資法人(9286)で6社目となります。
過去5社についての初値実績については下部に記載しております。
エネクス・インフラ投資法人(9286)のインフラファンドIPO情報
上場市場 | 東証インフラファンド |
---|---|
コード | 9286 |
名称 | エネクス・インフラ投資法人 |
管理会社 | エネクス・アセットマネジメント |
公募口数 | 90,000口 |
売出口数 | 0口 |
OA | 4,500口 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 野村證券 SBI証券 |
上場日 | 2/13 |
IPO仮条件決定日 | 1/25 |
BB期間 | 1/25~1/31 |
IPO公募価格決定日 | 2/1 |
IPO申込期間 | 2/5~2/8 |
IPO想定発行価格 | 100,000円 |
エネクス・インフラ投資法人(9286)のインフラファンドIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
エネクス・インフラ投資法人(9286)の市場からの吸収金額はIPO想定
価格100,000円としてOA含め94.5億円と規模的には過去のインフラファ
ンドIPOと比較すればやや大きめのサイズとなります。
エネクス・インフラ投資法人(9286)上場後のポートフォリオ
エネクス・インフラ投資法人(9286)はインフラファンドIPOというこ
とで仕方ないのかもしれませんが、またしても太陽光発電系となります。
スポンサーは全4社あり、すでに東証一部に上場している伊藤忠エネクス
(8133)50.1%、三井住友信託銀行22.5%、日本政策投資銀行や伊藤忠商
事や三井住友信託銀行を主要株主とする運用会社でこれまたすでに東証
一部に上場しているマーキュリアインベストメント(7190)22.5%、マイ
オーラ・アセットマネジメントPTE.LTD.4.9%となります。
伊藤忠系とスポンサー力はそこそこありますが、今年9月にリート市場へ
上場した伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)は残念な
がら公募割れスタートとなっています。
さらに冒頭でも申し上げました通り2016年以降誕生した東証インフラフ
ァンド市場へ上場した投資法人は5社あり、第一号となるタカラレーベン
・インフラ投資法人(9281)以外はすべて公募割れとなっています。
<タカラレーベン・インフラ投資法人(9281) 2016年6月上場>
公募価格:100,000円
初値価格:109,900円(+9,900円)
<いちごグリーンインフラ投資法人(9282) 2016年12月上場>
公募価格:100,000円
初値価格:96,100円(-3,900円)
<日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283) 2017年3月上場>
公募価格:93,000円
初値価格:89,200円(-3,800円)
<カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 2017年10月上場>
公募価格:100,000円
初値価格:95,000円(-5,000円)
<東京インフラ・エネルギー投資法人(9285) 2018年9月上場>
公募価格:97,000円
初値価格:92,600円(-4,400円)
そもそもリートやこのインフラファンドは中長期投資で利益を上げていく
投資商品となるため通常のIPOと同様に初値売却で利益を上げるという考
え方自体がナンセンスなのかもしれませんね。
ということで管理人の個人的なこのエネクス・インフラ投資法人(9286)
のIPO参加スタンスは基本的にはスルーで、これまたIPOチャレンジポイ
ント狙いでのSBI証券だけの参加と致します。
年明けはこのSBI証券のIPOチャレンジポイント取りからのスタートとなり
そうですね^^;