本日上場のダブルエー(7683)のIPO(新規上場)に初値が付きましたが、残念ながら公募割れとなってしまいました。ここ最近のIPOは比較的強い地合いで良い方向に向かっていると思っていただけにこれは残念な結果です。
ただ今回は個別要因だけでなく、運悪く直近IPOが弱含んだ上、米中貿易摩擦長期化との一部報道から米国株が反落。ドル円が1円近く円高にふれたことなども小売り系の弱点を突かれ、個人投資家及び機関投資家から積極的な買いが入らず公募割れスタートとなった原因かと思われます。初値買いに入った資金もわずか7.8億円と少なめでした。
しかしながら寄り前気配を見ているとシンジケートカバー取引による初値形成でもおかしくない買い水準だったため、この規模で自力スタートとなったことは救いで、IPO地合いがまた悪化したと考えるにはまだ早いかもしれません。一応は一瞬でしたが公募価格(4,690円)も奪還しており、欲をかかなければ逃も場もありましたので。
管理人は運良く(?)補欠繰り上げならずで何事も無く救われましたが、このような結果を見るともちろん運要素もあるとは思いますが、好スタートした銘柄は申し込まず、公募割れ銘柄は申し込むという自分のセンスの無さを感じてしまいます。
ダブルエー(7683)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格:4,690円
初値価格:4,680円(9:00初値形成)
初値売却益:-1,000円
初値買い資金:7.8億円
本日終値:4,225円
ダブルエー(7683)のIPO日中足・5分足チャート(2019年11月1日)
上記チャートをご覧の通り初値形成後は軟調で初値形成1分後に付けた4,720円を高値にすぐに失速。その後は右肩下がりとなり終始軟調で最後は本日の最安値での大引けとなりました。出来高も少なく良いとこ無しの典型的な悪いIPOの見本のようなチャート形状です。週明けは上昇に期待したいところですね。
個人的にはIPOセカンダリに参戦するつもりで寄り前気配から監視していましたが、寄る寄る詐欺が発生するまでもなく、不参加決定としたため損益はありません。ただ残念ながらこのダブルエー(7683)以降は次のトゥエンティーフォーセブン(7074)の上場まで約三週間のIPO空白期間に入るためヒマな日々が続きそうです。
それにしてもやはり日経は強いですね。冒頭でも申し上げましたが、米中貿易摩擦長期化の報道が入り米国株は下げ、ドル円も1円近い円高になったにも関わらずそれほど下げていません。この調子だと先日から申し上げている通り年内は先物主導でまだまだ騰がりそうな雰囲気を感じます。と言うより必ず騰がります。
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