Kids Smile Holdings(7084)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。すでに3月IPO(新規上場)となるため、2月は3社(インフラファンド含めると4社)で確定となりそうです。
Kids Smile Holdings(7084)の上場日は3月4日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は新年第一号となるコーユーレンティア(7081)に続き、またもやIPO申し込み時の前受け金が不要のいちよし証券となっております。
Kids Smile Holdings(7084)のIPO(新規上場)情報
設立:2018年4月2日
業種:サービス業
事業の内容:東京都、神奈川県、愛知県における認可保育所及び認可外保育施設の運営、ならびに幼児教育に関する事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7084 |
名称 | Kids Smile Holdings |
公募株数 | 450,000株 |
売出し株数 | 350,000株 |
オーバーアロットメント | 120,000株 |
IPO主幹事証券 | いちよし証券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) 岩井コスモ証券 エース証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券(100%完全抽選) SBI証券 岡三証券 東海東京証券 岡三オンライン証券(委託幹事) むさし証券(委託幹事) |
上場日 | 3月4日 |
仮条件決定日 | 2月12日 |
ブック・ビルディング期間 | 2月14日~2月20日 |
公開価格決定日 | 2月21日 |
IPO申し込み期間 | 2月25日~2月28日 |
吸収金額 | 20.7億円 |
想定価格 | 2,260円(226,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのKids Smile Holdings(7084)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券も入っているため、岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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Kids Smile Holdings(7084)のIPO(新規上場)事業内容等
Kids Smile Holdings(7084)は託児所や保育所その他保育施設の経営を事業目的とし、2008年に設立されたグループ会社(株式会社Kids Smile Project)の経営管理等を行っております。
2009年5月に1園目となるプレスクール一体型保育園「キッズガーデン自由が丘」を開園。その後、同様のプレスクール一体型保育園の新規開園に加え、2014年には認可保育園の新規開園も行い、2019年12月31日現在は認可保育所46園、プレスクール一体型保育所4園、幼児教室1園の計51施設を運営しています。
Kids Smile Holdingsグループ運営の一部保育園では非認知能力を育成する伸芽会と共同開発のオリジナル教育プログラム「KID’S PREP. PROGRAM」やモンテッソーリプログラム、レッジョ・エミリア・アプローチプログラムといった海外発祥の幼児教育プログラムを積極的に取り入れ、子供たちと共に保護者も学べるプログラムを実践しています。
【手取金の使途】
手取概算額925,640千円及び第三者割当増資の手取概算額上限248,604千円を合わせた手取概算額合計上限1,174,244千円については、全額を連結子会社である株式会社KidsSmileProjectへの投融資資金に充当する予定です。株式会社KidsSmileProjectにおける資金の使途は、2021年4月に開設を予定している認可保育所10施設の設備投資資金として、2021年3月期中に全額充当する予定です。なお、2021年4月に開設を予定している認可保育所に関し、有価証券届出書提出時において開設場所や認可等が確定しているものはありませんが10施設程度の開設を見込んでおります。また、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(Kids Smile HoldingsのIPO目論見書より一部抜粋)
Kids Smile Holdings(7084)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
Kids Smile Holdings(7084)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,260円としてオーバーアロットメント含め20.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
2020年登場の株式IPO(新規上場)4社の業種はこのKids Smile Holdings(7084)も含め、すべてサービス業で証券コードも綺麗に7081~7084と連番となっており、今のところ初値ぶっ飛び系IPOがありません。
今回のこのKids Smile Holdings(7084)も保育施設の運営ということから「子ども・子育て支援新制度」という国策的な側面がある上、業績も右肩上がりで堅調に推移している点から注目度は高そうですが、初値ぶっ飛び系IPOとまでには至らないかと思われます。
ただベンチャーキャピタルの保有株は無く、筆頭株主となる株式会社エーエムカンパニーを中心とした上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力が無いことから、初値は堅調にスタートすることが予想されます。
業種、業績、規模と総合的に見ても公募割れは無さそうなため、管理人の個人的なこのKids Smile Holdings(7084)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。
とは言え、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のいちよし証券ということで、口座数が少ないとはいえ、申し込み者は殺到することが予想されます。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて8,000枚しか無いためIPO株の当選は容易ではないかと思います。
いよいよ3月IPOの登場となりました。例年であればこのままポツポツと3月初旬のIPO新規上場承認の発表があり、その後は3月下旬に掛けて一気にIPOラッシュに突入する傾向が多いです。証券口座の開設などは今から準備しておかれた方が良いでしょうね。
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのKids Smile Holdings(7084)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
Kids Smile Holdings(7084)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
<追記>
またもやむさし証券がこのKids Smile Holdings(7084)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
Kids Smile Holdings(7084)のIPO取り扱い決定(むさし証券)
Kids Smile Holdings(7084)のIPO(新規上場)業績等
Kids Smile Holdings(7084)のIPO経営指標
Kids Smile Holdings(7084)のIPO売上高及び経常利益
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いつも楽しく読ませてもらっています。裏幹事について教えて下さい。
例えば最初に三菱UFJ証券が幹事として入って株数が割り当てられて、その後委託幹事としてカブコム証券が入ってきた場合。
三菱UFJ証券の割り当て株を渡すのならば、三菱UFJ証券で応募するということは不利になってしまうということでしょうか。お願いします。
こんにちは、routetuさん。
不利になるということはありませんので
ご安心下さい。