リバーホールディングス(5690)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日もまたもやIPO新規上場承認発表が2社ありました。今週もIPO新規上場承認発表祭りとなりそうですね。もう1社のペルセウスプロテオミクス(4882)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
リバーホールディングス(5690)の上場日は3月24日(火)で、ペルセウスプロテオミクス(4882)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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リバーホールディングス(5690)のIPO(新規上場)情報
設立:2007年7月2日
業種:鉄鋼
事業の内容:資源リサイクル事業
上場市場 | 東証二部 |
コード | 5690 |
名称 | リバーホールディングス |
公募株数 | 4,247,200株(自己株式の処分) |
売出し株数 | 575,600株 |
オーバーアロットメント | 723,400株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券(前受け金不要) 大和証券 楽天証券(100%完全抽選) auカブコム証券(委託幹事) |
上場日 | 3月24日 |
仮条件決定日 | 3月3日 |
ブック・ビルディング期間 | 3月5日~3月11日 |
公開価格決定日 | 3月12日 |
IPO申し込み期間 | 3月13日~3月18日 |
吸収金額 | 51.0億円 |
想定価格 | 920円(92,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのリバーホールディングス(5690)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っていることから、auカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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リバーホールディングス(5690)のIPO(新規上場)事業内容等
リバーホールディングス(5690)はグループ会社で当リバーホールディングス株式会社及び連結子会社8社(株式会社鈴徳、メタルリサイクル株式会社、中田屋株式会社、サニーメタル株式会社、フェニックスメタル株式会社、NNY株式会社、イツモ株式会社、株式会社新生)、関連会社2社(メジャーヴィーナス・ジャパン株式会社、HIDAKA SUZUTOKU(Thailand)CO., LTD.)から構成され、資源リサイクル事業を展開しており、持株会社としてグループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、一部グループ会社への建物等の賃貸や各種サービスの提供を行っております。
リバーホールディングスグループは資源リサイクル事業の単一セグメントとなりますが、主な事業は「金属リサイクル事業」「自動車リサイクル事業」「産業廃棄物処理事業」「家電リサイクル事業」「その他事業」の5つに区分されています。
全ての連結子会社において行っている、鉄スクラップ及び非鉄金属スクラップを扱う当社グループの主力事業です。
「使用済自動車の再資源化等に関する法律(通称:自動車リサイクル法)」で定められた「引取業」「フロン類回収業」「解体業」及び「破砕業」のすべての登録・許可を取得し、使用済自動車の処理を引取からパーツの販売や破砕までワンストップで行っております。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称:廃掃法又は廃棄物処理法)」に基づいて産業廃棄物の収集運搬と中間処分のいずれか、又は両方の事業を行っております。
「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」の4品目は、特定家庭用機器再商品化法(通称:家電リサイクル法)に従って認定業者が受け入れ、リサイクル処理を行わなければならず、これら対象家電製品のリサイクル事業を行っております。
【手取金の使途】
手取概算額3,610百万円については第三者割当増資の手取概算額上限615百万円と合わせて、全額を当社の連結子会社5社(メタルリサイクル株式会社、中田屋株式会社、サニーメタル株式会社、フェニックスメタル株式会社及び株式会社新生)の設備投資のための投融資に充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
(リバーホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)
リバーホールディングス(5690)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
リバーホールディングス(5690)の市場からの吸収金額はIPO想定価格920円としてオーバーアロットメント含め51.0億円と規模的に東証二部市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
リバーホールディングス(5690)の主な事業内容は産業廃棄物処理及びリサイクル事業ということで地味ですが、縁の下の力持ち的な役割として、今の世の中に無くてはならない存在となります。山中や人里離れた場所に行けば先進国であっても、まるで途上国のようにいまだに多くの不法投棄物を見掛け悲しくなってしまいます。
そしてこのリバーホールディングス(5690)の公式サイトにも記載されていますが、世界的な経済成長と人口の増加に伴い、2050年には世界の廃棄物量が現在の1.7倍になると言われているそうです。益々リサイクルが必要不可欠な時代がやってきますね。
そしてこれらの産業廃棄物処理やリサイクル事業をワンストップサービスで全国規模で展開しているのが、このリバーホールディングス(5690)となります。地味ながらもとても重要な事業を行っております。
とは言うものの、だからと言ってIPO(新規上場)が成功するとは限りません。IPOに関してはまた別の話になってしまいます。上記のように社会的価値があり、テーマ性もありそうですが、東証二部上場の中型案件の地味銘柄となるため、残念ながら人気化することは無さそうです。これが悲しいところですね。
リバーホールディングス(5690)の株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
3月IPOラッシュ中盤戦ということで、少なからず買い疲れも出てくる頃でしょうし、中でも地味銘柄はラッシュ時には埋没してしまうこともあります。現時点での管理人の個人的なこのリバーホールディングス(5690)のIPO参加スタンスは消極的な中立で、まずは大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見てから、本格的に参加不参加を検討しようと思います。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて48,228枚とかなり多めにありますが、単価が1,000円未満となるため、配分は200株1セットとなる可能性が高いです。それに加えてIPO主幹事はマンモス野村ということなので、IPO当選は簡単では無いと思いますがどうでしょうかね。
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<追記>
やはりauカブコム証券がこのリバーホールディングス(5690)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
リバーホールディングス(5690)のIPO取り扱い決定(auカブコム証券)
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リバーホールディングス(5690)のIPO(新規上場)業績等
リバーホールディングス(5690)のIPO経営指標
リバーホールディングス(5690)のIPO売上高及び経常損益
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