サイバートラスト(4498)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。

普通ならIPO新規上場承認発表があればIPO愛好家として嬉しいはずなのですが、今の環境、特に本日(3月13日)3社同日公募割れを目の当たりにしているので、まったくもって嬉しくないというのが正直なところです。

市況が不安定で上場中止延期)する企業もある中でまさかIPO新規上場承認発表があるとは思いもしませんでした。言いたいことは山ほどありますが、言うと愚痴(文句)になってしまうので止めておきますが、皆さんが思っていることとおおむね同じだと思います^^;

サイバートラスト(4498)の上場日は4月17日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)情報

設立:2000年6月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:トラストサービス事業

サイバートラスト(4498)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4498
名称サイバートラスト
公募株数150,000株
売出し株数200,000株
オーバーアロットメント52,500株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券SBI証券
上場日4月17日
仮条件決定日3月31日
ブック・ビルディング期間4月1日~4月7日
公開価格決定日4月8日
IPO申し込み期間4月9日~4月14日
吸収金額4.6億円
想定価格1,150円(115,000円必要)

IPO幹事団(シンジケート)はわずか2社とさっぱりしています。無駄に多いより、このように少ない方が申し込む手間も減り、さっぱりして良いですね。

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)事業内容等

サイバートラスト(4498)はグループ会社となっており、サイバートラスト株式会社と連結子会社2社及び持分法適用関連会社3社で構成されており「トラストサービス事業」を主たる業務としています。

トラストサービスとは、さまざまなモノがインターネットサービスやインターネットに繋がり、またIT技術の活用によってあらゆるモノやプロセスがデジタル化される昨今のデジタル社会において「ヒト」「モノ」「コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスのことを言います。トラストサービス事業を構成する主要なサービスの内容は下記の通りとなります。

サイバートラスト(4498)IPO事業構成

認証・セキュリティ事業

日本初で国内最長の運用実績を持つ商用電子認証局として20年以上にわたりSSL/TLSサーバー証明書やクライアント証明書をはじめ、ウェブセキュリティサービス、脆弱性診断サービスなどの情報セキュリティサービスを総合的に提供しています。

IoT事業

Linuxカーネル技術やオープンソースソフトウエアの知見と電子認証の技術を融合して、ライフサイクルを通したIoT機器の本物性の担保と継続的開発が可能なIoT開発環境を実現し、IoT製品の長期利用を支援する「EM+PLS」サービスを提供しています。

OSS事業

Linux OS「MIRACLE LINUX」や統合監視ツール、バックアップソフトなどオープンソースソフトウエアを主軸にしたサービスを展開しています。また、カーネル技術を活かしたデジタルサイネージソリューションを提供しています

サイバートラスト(4498)IPO事業系統図

【手取金の使途】
手取概算額153,700千円については第三者割当増資の手取概算額上限55,545千円と合わせた手取概算額合計上限209,245千円について、IoTサービスの収益増加の目的で自社開発ソフトウエア及び開発設備への投資として209,245千円(2021年3月期:209,245千円)を充当する予定であります。なお、上記調達資金につきましては、具体的な支出が発生するまでは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(サイバートラストのIPO目論見書より一部抜粋)

サイバートラスト(4498)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

サイバートラスト(4498)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,150円としてオーバーアロットメント含め4.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

事業内容もトラストサービス事業ということでまさに今流行りの「IoT関連銘柄」とIPO市場ではドストライク銘柄となり、テーマ性も兼ね備えています。業績も右肩上がりで大幅な上昇がみられることから、人気化必至となりそうです。ただしもちろん今の悪い環境を脱していることが大前提となります。

サイバートラスト(4498)の事業内容

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

IPO株数も公募株及び売り出し合わせて3,500枚と希少性があります。株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は無く、筆頭株主はソフトバンクの連結子会社となるSBテクノロジー株式会社となり、今回のIPO新規上場)に際する売り出し株200,000株もすべてこのSBテクノロジー株式会社の保有株の一部を放出する形となります。売り出し放出後に残る株式やその他既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっております。

サイバートラスト(4498)の上場日は4月17日(金)で、前のIPO案件(3社同日上場)から一週間以上の空白期間ができる上、現時点では同日上場もなく、日程面でも恵まれています。何度も言いますが、今の悪い相場が落ち着いていればの話です。

もったいないです。本当にもったいないです。なぜ今の時期にIPO新規上場)を強行するのでしょうか。もう少し落ち着いてからでも良いと思うのですが、大人の事情が絡んでくるのでしょうね。ああもったいない。今当選しても嬉しさ半減どころか不安全開となりそうです^^;

申し訳ありませんが、本来であればもう少しは考察するのですが、今の地合いが続く可能性があることを考えると、いくら考察したところで地合いにやられる可能性の方が高いため、個人的な考察については初値予想記事にて改めて記載させて頂きます。今回はとりあえずの銘柄紹介とさせて頂きます。

あえて、現時点の管理人の個人的なこのサイバートラスト(4498)のIPO参加スタンスを申し上げるのであれば、全力申し込みで行きたいと考えています。ただやはり今はニュートラルが基本です。少しでも光が見えていれば、もちろん文句無しの全力申し込みで行きたいと思います。

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)業績等

サイバートラスト(4498)のIPO経営指標
サイバートラスト(4498)IPO経営指標

サイバートラスト(4498)のIPO売上高及び経常利益
サイバートラスト(4498)IPO売上高及び経常利益

Fast Fitness Japan(7092)IPO(新規上場)中止

KYなIPO新規上場承認発表がある一方で、残念ながらまたもや新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受け上場中止となる銘柄が出てしまいました。3月18日(水)上場予定だったFast Fitness Japan(7092)です。

Fast Fitness Japan(7092)IPO上場中止

これで上場中止(延期)は3社目となりました。これが賢明な選択と言えるのかもしれませんね。

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