GMOフィナンシャルゲート(4051)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,420円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

昨日(4月8日)さくらさくプラス(7097)が久しぶりにIPO規模を縮小させてまで仮条件決定にたどり着いたことから、少なくともこのGMOフィナンシャルゲート(4051)も仮条件決定時点で上場中止(延期)を発表する可能性は低くなったかと思われます。そろそろ無駄記事も勘弁してほしいところですし^^;

4月10日(金)PM6時追記

またもや上場中止(延期)が発表されました。銘柄的に上場中止(延期)は無いかと淡い期待を持っていましたが、残念ながらこの記事もまた無駄となってしまいました><
2020年の上場中止(延期)はこれで17社目となりました。理由については「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大、国内においても収束が見通せない状況及び緊急事態宣言の内容に鑑み、また主幹事証券の指導等を総合的に勘案」と緊急事態宣言が追加されています。
GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO(新規上場)中止

GMOフィナンシャルゲート(4051)の上場日は4月30日(木)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、毎回IPO愛好家からの当選報告が多い大和証券となっております。

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大和証券IPO

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)初値予想

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)初値予想
GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO初値予想

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO想定価格は2,420円となっているため、現時点では公募同値~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっておりますが、個人的な評価については希望的観測も含めて強めB級評価に設定させて頂いております。

このGMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO仮条件は明日4月10日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

GMOフィナンシャルゲート(4051)の事業内容は対面型決済を行う決済端末の提供及び決済処理サービスということで政策となるキャッシュレス決済の流れからテーマ性もあり、時流に乗る銘柄として人気化しそうです。もちろん通常時であればの話です。

このGMOフィナンシャルゲート(4051)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

GMOフィナンシャルゲート(4051)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,420円)で12.5億円と東証マザーズ市場への上場としては通常時ならまだ小型で荷もたれ感を感じるサイズではありませんが、現状のIPO地合いを考慮すると荷もたれ感を感じる水準となってしまいます。

業績はキャッシュレス決済という時流に乗った事業内容の流れからか右肩上がりで順調に伸ばしており、4月7日(火)に発令された「緊急事態宣言」による外出自粛もそれほど影響の無い業種かと思われます。もちろん今は業績云々よりもIPO地合いそのものが問題なので、業績堅調が初値に左右するかどうかは正直わかりません。

ベンチャーキャピタルの保有株がIPO新規上場)時売り出し放出分を除いてもおよそ残48万株と多くあり、ロックアップが掛かってはいるものの、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となる点は要注意で、IPO市場では毛嫌いされやすい親子上場を超える三世代上場が投資家からどういう捉え方をされるのかも不透明要素となります。

冒頭でも書いております通り、ひとまずさくらさくプラス(7097)が仮条件決定段階で上場中止(延期)を発表していないことから、このGMOフィナンシャルゲート(4051)も上場を強行する可能性は高そうです。ただ特に急を要する資金調達目的のIPO新規上場)ではないため、今回の悪地合いを外して、あらためて再チャレンジということになる可能性もありそうです。

通常期という観点で見れば初値は問題なく、少なくとも1.5倍から2倍程度までは跳ねそうな銘柄となりますが、今のIPO地合いではやはり厳しそうな感じがします。ただ一方でここ数日は直近IPOにも少しづつ資金が戻ってきており、先日までの超悪地合い(底期)は脱したような雰囲気も感じます。

しかしながらまだ元凶となる新型コロナウィルス感染症の根本的な解決とはなっていないことから予断を許さない状況であることには変わりません。よって現時点での管理人の個人的なこのGMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO参加スタンスは引き続きニュートラル(中立)とし、IPO申し込み期間終了日ギリギリまで考えようと思います。

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのGMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,498枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券主幹事3,823枚85.0%
SMBC日興証券405枚9.0%
みずほ証券135枚3.0%
いちよし証券90枚2.0%
丸三証券45枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が674枚あります。

まだ正式には発表がありませんが、過去の流れからGMOグループということで、GMOクリック証券がIPO裏幹事(委託幹事)に入る可能性があります。もしGMOクリック証券がIPO裏幹事(委託幹事)に入れば証券口座数の少なさ及びIPO株割り当て数の多さ(過去統計)から個人的にIPO当選期待が高まります^^

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