GMOフィナンシャルゲート(4051)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きたいと思います。

やはり某情報通り、大人の事情で世情を無視したKYなIPO新規上場承認発表が続きますね。IPO愛好家としては機会損失でしかないため、もったいないIPO新規上場)の乱発はそろそろ止めてほしいと強く願います。

それとMacbee Planet(7095)のIPO当選分及び補欠当選分の購入意思表示に関する最終決断を当記事最下部で掲載しております。

GMOフィナンシャルゲート(4051)の上場日は4月30日(木)で、今のところは単独上場ですがゴールデンウィークの中日、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、毎回IPO愛好家からの当選報告が多い大和証券となっております。

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GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)情報

設立:1999年9月7日
業種:情報・通信業
事業の内容: クレジットカード、デビットカード、電子マネー、ポイント等による対面型決済を行う決済端末の提供及び決済処理サービス

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4051
名称GMOフィナンシャルゲート
公募株数240,000株
売出し株数209,800株
オーバーアロットメント67,400株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
みずほ証券
いちよし証券
丸三証券
上場日4月30日
仮条件決定日4月10日
ブック・ビルディング期間4月14日~4月20日
公開価格決定日4月21日
IPO申し込み期間4月22日~4月27日
吸収金額12.5億円
想定価格2,420円(242,000円必要)

GMOフィナンシャルゲート(4051)はGMOグループということから、これまでの流れ上、GMOクリック証券IPO裏幹事委託幹事)入りが期待できます。地合いどうこうを無視すれば、個人的にはかなり相性の良い証券会社なので、IPO裏幹事委託幹事)入りとなれば、毎回IPO株割り当て数も多いため、必然的に期待度が上がってしまいます^^

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GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)事業内容等

GMOフィナンシャルゲート(4051)はグループ会社で、GMOフィナンシャルゲート株式会社及び連結子会社のグローバルカードシステム株式会社並びにGMOデータ株式会社の3社からなり、電子商取引(EC)事業者を対象とする非対面決済サービス事業を展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結子会社として、キャッシュレス決済市場において対面決済サービス事業を展開しております。

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO事業領域

対面決済サービス事業の単一セグメントで、キャッシュレスプラットフォームの提供により、あらゆる事業者のサービスに「決済という行為」を融合させ、消費者への安心、便利で簡単なサービス提供を支援しております。

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOキャッシュレスサービス

対面決済事業21年間の信頼と実績、あらゆる業種・業態のキャッシュレス化をご支援するキャッシュレスプラットフォーマーとして、消費者と事業者にとって安心・安全で経済合理性が高い決済サービス。決済デバイス、決済センター、入金業務までをワンストップで提供可能なため、事業者の環境に合わせた最適な決済ソリューションの提供を行っております。

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOキャッシュレスプラットフォーム

【手取金の使途】
手取概算額570百万円及び第三者割当増資の手取概算額上限162百万円については、事業拡大に向けてシステム及びサービスの開発資金の一部として充当する予定であり、具体的な内容及び充当時期は、決済システムの能力増強等に対応するためのシステム投資として592百万円(2020年9月期:100百万円、2021年9月期:400百万円、2022年9月期:92百万円)、新規サービスの開発投資資金として40百万円(2021年9月期:40百万円)、業務系システムの処理能力を増強するため等のシステム投資として100百万円(2021年9月期:100百万円)となります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(GMOフィナンシャルゲートのIPO目論見書より一部抜粋)

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

GMOフィナンシャルゲート(4051)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,420円としてオーバーアロットメント含め12.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズと言える範囲となります。

GMOフィナンシャルゲート(4051)はグループ会社となっており、連結子会社以外にも親会社が存在します。親会社はすでに東証一部に上場しているGMOペイメントゲートウェイ(3769)となるため、親子上場ということになります。GMOペイメントゲートウェイ(3769)はGMOフィナンシャルゲート(4051)の筆頭株主にもなっています。

そしてさらにそのGMOペイメントゲートウェイ(3769)にも親会社があり、こちらもすでに東証一部に上場しているGMOインターネットグループ(9449)となることから、このGMOフィナンシャルゲート(4051)は孫的な位置付けとなるため、親子上場というよりは三世代上場となります。

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOグループ

GMOインターネットも孫会社としての認識のようです。

GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOGMOインターネット

基本的に親子上場は投資家からは敬遠されやすい傾向があります。その親子上場を超えた三世代上場となると、通常であればさらなる警戒感が高まりそうです。

しかしながらGMOフィナンシャルゲート(4051)の事業内容はまさに政策と言える「キャッシュレス決済」となるため完全に追い風銘柄となり、コロナショックという点を除けば上場のタイミングとしてはバッチリかと思います。

株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が5社652,410株と比較的多くあり、今回のIPO新規上場)による売り出しで173,300株放出するも、479,110株がまだ残ることになります。

これらベンチャーキャピタルの保有株には90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。その他筆頭株主となるGMOペイメントゲートウェイ(3769)や既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。

業績は右肩上がりで順調に伸ばしており、事業内容も国策的で追い風、公開規模もIPO想定価格(2,420円)ベースで12.5億円と小型。目立ったネガティブ材料は三世代上場ということぐらいで、本来であれば全力申し込みも厭わない案件かと思われます。

上場日は4月30日(木)でまだ一カ月先となりますが、コロナに収束の兆しが見え、IPO株にも資金が回っているようであれば、そこそこ期待値も高く、安心して申し込めるIPO銘柄かと思いますが、今の環境が続いているようであれば、やはり初値は苦戦を強いられるかもしれません。

いずれにしても管理人の個人的なこのGMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO参加スタンスは中立で、今後のIPO市場の動向はもちろんのこと金融市場全体の動きを見極めた上で参加不参加を決めたいと思います。

もしコロナに収束の兆しが見え、金融市場に安定が戻っていれば、個人的にIPO主幹事となる大和証券にも期待していますが、何よりまだ未定ではありますが、GMOクリック証券に大きな期待をしています。

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GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO(新規上場)業績等

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO経営指標
GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO経営指標

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO売上高及び経常利益
GMOフィナンシャルゲート(4051)IPO売上高及び経常利益

Macbee Planet(7095)のIPO当選分及び補欠当選分の最終決断

今回、2018年12月に上場したソフトバンク(9434)以来のコメント及びメール、LINEでのご質問が多かった(100件超え)Macbee Planet(7095)ですが、先日IPOゲッター公式LINEアカウントSBI証券の補欠当選分は本日(3月26日)12時までが期限となっていたため、本日決定すると申し上げておりました。

最終的には某証券会社の当選分も含めてすべて「辞退」と致しました。当記事執筆時のアディッシュ(7093)とサイバーセキュリティクラウド(4493)は買い気配となっていますが、両社ともに買いが10億円も入っていない状況です。アディッシュ(7093)に至っては5.0億円も入っていません。

規模が違うとはいえ、今のIPO地合いの中で初値が公開価格を上回るのはあくまでも公開規模が小さいということが大大前提。やはり吸収金額20億円超えのMacbee Planet(7095)には危険な匂いを感じ、辞退する道を選んだというのが最終結論です。

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