モダリス(4883)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(820円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて初値予想などについて考察してみたいと思います。
モダリス(4883)の上場日は8月3日(月)ということで8月第一号IPOの単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。
尚、このモダリス(4883)のIPO申し込み期間は7月14日(火)~7月20日(月)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
モダリス(4883)のIPO(新規上場)初値予想
モダリス(4883)のIPO想定価格は820円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.4倍程度の初値形成になるのではないかと強めの初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このモダリス(4883)のIPO仮条件は本日7月10日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
モダリス(4883)の事業内容はコアとなるプラットフォーム技術である「切らない CRISPR 技術(CRISPR-GNDM 技術)」を用いた遺伝子治療薬の研究開発ということで、特にIPO市場では人気の強弱がハッキリ分かれやすいバイオベンチャーIPOとなります。
このモダリス(4883)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
モダリス(4883)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。このモダリス(4883)は昨日(6月26日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの1社 …
モダリス(4883)の公開規模はIPO想定価格ベース(820円)で25.4億円と東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
上記モダリス(4883)のIPO新規上場発表時の記事でも記載しておりますが、この手のバイオベンチャーはあまりに専門過ぎて聞いたことのない単語や英語や元素記号のような公式的なものが多く、学の無い管理人には正直何のことやらサッパリです。なので基本的には地合いと需給、そして最終的には大手初値予想会社の見解に頼るしかありません^^;
ただバイオベンチャーIPOの割には珍しく公募株2,100,000株に対して売り出し株600,000株と売り出し比率が低めで、かつ売り出し放出人の中にはIPO(新規上場)に際して売り抜けようとするベンチャーキャピタルがありません。その代わり公開価格の1.5倍以上になればロックアップが解除されるベンチャーキャピタルの保有株が500万株以上と多く、最近は売り急ぐベンチャーキャピタルが少なくなってはいるものの、大量にある点は注意が必要かもしれません。
業績が黒字というのもバイオベンチャーでは珍しく、東大発ということから注目度は高そうですが、初値自体はやはりベンチャーキャピタルの動向次第といったところでしょうか。
モダリス(4883)の上位大株主の中には「五月(ごがつ)」のハンドルネームでも知られているカリスマ投資家としても有名な片山晃氏の名前があることから注目度は高くなりそうです。既存株主には他にも多くの企業トップなど著名人の名前が数人散見されます。直接的に初値に影響するかどうかは微妙なところですが、少なからず信者が乗っかってくる可能性はあるかもしれません。
そしてこういったバイオベンチャーはみずほ証券がIPO主幹事となるケースが多く、今回もご多分に漏れずみずほ証券がIPO主幹事となっております。しかしながら通常であれば単価が1,000円未満となる場合は200株1セット配分になる傾向があるのですが、今回のこのモダリス(4883)は以下の通り100株配分となっております。
とりあえず現時点での個人的なこのモダリス(4883)のIPO参加スタンスは当初の中立から全力申し込みに変更とさせて頂きます。単元(100株)配分となると通常通りの配分となるため、IPO株数が多めであることからまだIPO当選の可能性はありそうですね^^
モダリス(4883)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのモダリス(4883)のIPO株(公募株及び売り出し株)27,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 20,250枚 | 75.0% |
SBI証券 | 2,970枚 | 11.0% |
SMBC日興証券 | 2,970枚 | 11.0% |
いちよし証券 | 405枚 | 1.5% |
エース証券 | 405枚 | 1.5% |
マネックス証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,050枚あります。
上位IPO幹事団(シンジケート)3社はそこそこの割り当て数があり、特にみずほ証券は単純計算で抽選分は2,000枚程度あり、単元(100株)配分となることからIPO当選の可能性はそこそこありそうな気がします。SBI証券も50%程度を完全抽選枠とすると1,500枚程度あるためこちらもそこそこチャンスはありそうな雰囲気です。それでも当選確率は数%程度でしょうけど^^;
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<追記>
モダリス(4883)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:820円
IPO仮条件:1,000円~1,200円
またもやIPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は31.0億円~37.2億円となりました。強気設定が続いていますね。
<追記>
モダリス(4883)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,200円
IPO仮条件が窓開けの強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも大幅に上昇するという強気な初値予想となっております。個人的な評価についてもB級評価からA級評価に格上げとし、IPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。
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