タスキ(2987)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日IPO新規上場承認発表のあった3社のうちの1社です。
3社のうち1社アクシス(4012)についてはすでに記事にしていますが、残る1社のキオクシアホールディングス(6600)についてはまた後ほどアップさせて頂きますが、これが一番時間掛かりそうです^^;
アクシス(4012)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は同時に3社のIPO新規上場承認発表がありましので、1社づつ順番にご紹介させて頂きた …
タスキ(2987)の上場日は10月2日(水)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はこれまた待ってましたのSBI証券となっております。またもやIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね^^
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9月以降のSBI証券の主幹事件数は3社で平幹事は8社とダントツで多く合計11社のIPOに絡んでいることになります。これはもうIPO愛好家としては見逃せないですね。
タスキ(2987)のIPO(新規上場)情報
設立:2013年8月12日
業種:不動産業
事業の内容:新築投資用IoTレジデンスの企画、開発、販売及びコンサルティング等
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 2987 |
名称 | タスキ |
公募株数 | 300,000株 |
売出し株数 | 0株 |
オーバーアロットメント | 45,000株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 藍澤證券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 岡三証券 極東証券 東洋証券 むさし証券 水戸証券 岡三オンライン証券(委託幹事) ネオモバ(委託幹事) |
IPO発表日 | 8月27日(木) |
上場日 | 10月2日(金) |
仮条件決定日 | 9月10日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 9月14日(月)~9月18日(金) |
公開価格決定日 | 9月23日(水) |
IPO申し込み期間 | 9月25日(金)~9月30日(水) |
時価総額 | 33.3億円 |
吸収金額 | 2.1億円 |
想定価格 | 630円(63,000円必要) |
IPO幹事団(シンジケート)の中に大手証券が1社も入っていないのがやや気になるところです。珍しい感じですね。
そして上記をご覧の通りこのタスキ(2987)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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さらにSBI証券がIPO主幹事となることから「ひとかぶIPO」で有名なネオモバ(SBIネオモバイル証券)の幹事入りも期待されます。
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タスキ(2987)のIPO(新規上場)事業内容等
タスキ(2987)はライフプラットフォーマーとして暮らしの住まいを提供する「LiveMana(リブマナ)事業」と、主にLiveMana事業における取引先等が課題としている人財不足の課題解決策として従業員向けの福利厚生サービスとなるFinTechを活用した給与前払いプラットフォームを提供する「DayPay(デイペイ)事業」を展開しています。
東京23区を中心に当社の企画力・デザイン力を活かし、室内設備にIoT(各種家電製品、生活環境などの情報を取得する各種のセンサー等、さまざまな”モノ”をインターネットに接続する技術)対応設備(照明器具等)を標準仕様とした新築投資用IoTレジデンスを開発し、単身者やDINKS(2人居住用)を対象とした魅力あるレジデンスを投資家や企業等に販売しております。
FinTechを活用した企業の従業員向け福利厚生のアウトソーシングサービスであります。主にLiveMana事業における取引先等が課題としている人財不足の課題解決策として従業員に向けた福利厚生の充実を目的としたサービスであり、クラウド型の給与の日払い、週払い等の給与前払いを可能とするサービスプラットフォーム「タスキDayPay」の提供を行っております。
【手取金の使途】
手取概算額164,880千円については、2021年9月期にLiveMana事業の新築投資用IoTレジデンスの開発における建築資金として120,000千円、DayPay事業の運転資金及び立替資金として44,880千円に充当する計画であります。
(タスキのIPO目論見書より一部抜粋)
タスキ(2987)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
タスキ(2987)の市場からの吸収金額はIPO想定価格630円としてオーバーアロットメント含め2.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感は全くありません。
事業内容は上述の通り「LiveMana(リブマナ)事業」と「DayPay(デイペイ)事業」ですが、将来的には最近何かと話題になっているクラウドファンディング「タスキFunds(不動産投資型クラウドファンディング)」を展開する計画もあるようです。管理人がたまに紹介させて頂いている株式投資型のクラウドファンディングではありません。
さらにこれまで全て対面で行っていた物件販売から入居の対応を、VR(仮想現実)を活用し、オンラインによる非対面化に取り組んでいることから、コロナ後の「ニューノーマル」も見据えている様子が伺えます。
タスキ(2987)のセクターは一見すると通常は人気化しにくい不動産業となりますが、IoTを導入していることや、VR(仮想現実)を利用した内見システムなどを取り入れていることから不動産とテクノロジーを合わせた「不動産テック」銘柄と捉えることができるため、逆に人気化しやすい業態になるかと思います。
加えて東証マザーズ上場で公募株のみの売り出し株無しの超小型案件(IPO想定価格ベースで2.1億円)となることから需給だけでも十分初値は高騰することが予想されます。間違いなくA級評価となるでしょうね。
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の上位株主には180日間のロックアップが掛かっています。およそ7%の40万株を保有する株式会社ウェッジのみ公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。
それより何よりIPO愛好家の間で一番関心が高いのはこのタスキ(2987)のIPO主幹事がグラフィコ(4930)やまぐまぐ(4059)同様にSBI証券ということではないでしょうか。IPOチャレンジポイントの使用不使用やボーダーラインなどが気になりますよね。このあたりについてはまたあらためて初値予想記事で考察してみたいと思います。
とりあえず現時点でのこのタスキ(2987)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行きます。ただしIPOチャレンジポイントの使用不使用については今後の地合いなどを見ながら検討して行きたいと思いますが、低単価となることからおそらく使用は控える方向になるかと思います。
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのタスキ(2987)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
タスキ(2987)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
タスキ(2987)のIPO(新規上場)業績等
タスキ(2987)のIPO経営指標
タスキ(2987)のIPO売上高及び経常利益
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