アクシス(4012)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,020円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
アクシス(4012)の上場日は9月30日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家には人気の高いSMBC日興証券となっております。
このSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるため、当選確率がアップする上、9月以降のSMBC日興証券の主幹事件数は5社で最多、平幹事の取り扱いも3社あるため合計8社のIPOに絡んでいることになります。これまた見逃せない証券会社ですね。
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尚、このアクシス(4012)のIPO申し込み期間は9月11日(金)~9月17日(木)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなきようご注意下さい。
アクシス(4012)のIPO(新規上場)初値予想
アクシス(4012)のIPO想定価格は1,020円となっているため、現時点では公募価格の2.5倍~3.9倍程度の初値形成になるのではないかと強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このアクシス(4012)のIPO仮条件は明後日9月10日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
アクシス(4012)の事業内容は業務アプリケーションの設計開発・運用保守、インフラシステムの設計構築・運用保守の提供及びクラウドサービスの提供ということでIPO市場では人気化しやすいクラウド関連となりますが、主力事業は金融系のシステム開発となります。
このアクシス(4012)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
アクシス(4012)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は同時に3社のIPO新規上場承認発表がありましので、1社づつ順番にご紹介させて頂きた …
アクシス(4012)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,020円)で6.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
クラウド関連とは言うものの設立からおよそ20年ほど経過しており、2018年10月に株式会社オークネットから吸収分割により継承し、クラウドサービス事業を始めています。主力事業は先日IPO(新規上場)したティアンドエス(4055)同様にシステム開発となります。
そのティアンドエス(4055)は公募価格2,800円に対して付いた初値は2.5倍の7,010円と好発進。さらに初値形成後以降12連騰という快進撃で最高値29,260円と公募価格比テンバガー(10倍)を達成しています。同業態としても注目度や期待値は高まりやすそうです。
ただ上場日は9月30日(水)で単独上場となりますが、9月下旬は結構な過密スケジュールとなっており、その後半戦となることからそれなりの買い疲れが出ている可能性がありそうです。
IPO(新規上場)は上場日の地合いに左右されやすいというのはまさにこのことで、今のような強いIPO地合いでかつ上場日が分散されていると好発進しやすいのですが、まだ三週間ほど先になるので、環境がどのように変化しているのかわからない点は不安材料ではあります。そもそもいつまでも環境が良好のままとは考えにくいですからね。
日程 | IPO社数 | IPO銘柄 |
9月24日(木) | 3社 | グラフィコ トヨクモ まぐまぐ |
9月25日(金) | 2社 | STIフードホールディングス I-ne |
9月28日(月) | 1社 | rakumo |
9月29日(火) | 1社 | ヘッドウォータース |
9月30日(水) | 1社 | アクシス |
ベンチャーキャピタルなど投資ファンドの出資がないため、余計な売り圧力がない点では需給不安はありません。さらに過密スケジュールではあるものの小型案件で需給妙味もあるため初値高騰A級銘柄ということ自体は間違いありません。初値形成も2日目となる可能性も十分あり得ます。
よって管理人の個人的なこのアクシス(4012)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。微力ではありますが、一応管理人もSMBC日興証券でステージを上げているため少しだけ期待してみます。
アクシス(4012)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのアクシス(4012)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,180枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 4,660枚 | 90.0% |
SBI証券 | 104枚 | 2.0% |
エース証券 | 104枚 | 2.0% |
岡三証券 | 104枚 | 2.0% |
極東証券 | 104枚 | 2.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 104枚 | 2.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が777枚あります。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,180枚と決して多い数字ではありません。もちろんIPO株取得を狙うのであればIPO主幹事のSMBC日興証券からの申し込みは外せませんが、残る平幹事のIPO当選期待度は相変わらず低そうですね。楽天証券も100%完全抽選となるものの、最近のIPO人気から見ると抽選倍率は1,000倍を超える可能性も十分あるでしょうか。
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<追記>
アクシス(4012)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,020円
IPO仮条件:1,020円~1,070円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.0億円~6.3億円となりました。
<追記>
アクシス(4012)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,000円~4,000円
IPO仮条件は強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはもちろんA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更ありません。
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