ココペリ(4167)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,300円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ココペリ(4167)の上場日は12月18日(金)でインバウンドテック(7031)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家の間ではIPO当選報告も多く、IPO主幹事としての人気も高い大和証券となっております。
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尚、このココペリ(4167)のIPO申し込み期間は12月3日(木)~12月9日(水)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。この頃になるとおそらくもう何がなんだかわからなくなっていると思われますので、一つ一つしっかりとした事前計画が必要です。
ココペリ(4167)のIPO(新規上場)初値予想
ココペリ(4167)のIPO想定価格は1,300円となっているため、現時点では公募価格の1.9倍~2.7倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このココペリ(4167)のIPO仮条件は週明け12月1日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
ココペリ(4167)の事業内容は中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」及びAIモジュール「FAI」の開発・提供等ということでSaaS型(クラウド)プラットフォームの提供とIPO市場では鉄板の人気業態となります。
このココペリ(4167)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ココペリ(4167)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(11月13日)IPO新規上場承認発表があった3社のうちの1社です。 3社中1社はす …
ココペリ(4167)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,300円)で16.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型から中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。IPO株数は公募株及び売り出し合わせて10,824枚と比較的多めにあります。
上述の通りココペリ(4167)の主な事業内容は中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」をSaaS形式(クラウド)で全国の金融機関を通して提供しており、会員企業数は27,000社を突破、導入金融機関も2020年9月末時点で42社と、いずれも右肩上がりで伸びています。今後まだまだ成長余力があり将来性のある企業です。
また金融機関同士でも情報を連携できるシステムが備えられており、中小企業に対して金融機関の枠を超えたサービスを提供することが可能となっています。
ココペリ(4167)の上場日は12月18日(金)でインバウンドテック(7031)と2社同日上場となりますが、2社合わせても吸収金額は30億円程度となることから資金分散の影響は軽微かと思いますが、それ以上に5社同日上場の翌日となることから来る買い疲れの方が気になるところです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ココペリ | 16.1億円 | 東証マザーズ | 大和証券 |
インバウンドテック | 13.5億円 | 東証マザーズ | 東海東京証券 |
既存株主の中には公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるベンチャーキャピタルの保有株が152万株ほどあります。最近はIPO地合いの変調もあり、ベンチャーキャピタルの握力も弱くなっていることから、一定程度警戒しておく必要はありそうです。警戒したからといってどうこうできるわけではありませんが^^;
ただいずれにしてもこの規模で公募割れすることは考えにくく、よほどのことが無い限りロックアップ解除となる1.5倍までは最低でも買い進められることが考えられるため、管理人の個人的なこのココペリ(4167)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。IPO主幹事が大和証券ということで少しはIPO当選が期待できるかもしれませんね。残り少ないチャンス抽選の恩恵を少しでも多く頂けると嬉しいです。
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ココペリ(4167)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのココペリ(4167)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,824枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 9,634枚 | 89.0% |
SBI証券 | 866枚 | 8.0% |
丸三証券 | 108枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 108枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 108枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,623枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事の大和証券は見逃せません。もちろんSBI証券もネット証券ということから配分比率は高く、100%完全抽選のマネックス証券も100枚以上あることから可能性はゼロではありません。前受け金不要の松井証券は資金拘束されることも無いため、無条件で申し込んで問題ないと思われます。
<追記>
ココペリ(4167)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,300円
IPO仮条件:1,400円~1,600円
IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は17.4億円~19.9億円となりました。
<追記>
ココペリ(4167)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,700円~3,300円
IPO仮条件は窓明けの超強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限は上ブレで上限は下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更はありません。
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