WACUL(4173)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月15日)IPO新規上場承認発表のあった2社のうちの1社です。WACULで「ワカル」と読むそうです。
もう1社のアクシージア(4936)のIPO詳細についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いておりますので、よろしければご確認下さいませ。
アクシージア(4936)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。上場日は別日ですが、本日はIPO新規上場承認発表が2社ありました。やはり金曜日にIP …
WACUL(4173)の上場日は2月19日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。個人的には微妙にガッカリですが^^;
WACUL(4173)のIPO(新規上場)情報
設立:2010年9月27日
業種:情報・通信業
事業の内容:デジタルマーケティングのPDCAプラットフォーム「AIアナリスト・シリーズ」の提供、「DXコンサルティング」の提供、企業・学術機関との共同研究等により顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを推進
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4173 |
名称 | WACUL(ワカル) |
公募株数 | 100,000株 |
売出し株数 | 598,600株 |
オーバーアロットメント | 104,700株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券(100%完全抽選) いちよし証券 マネックス証券(100%完全抽選) 大和コネクト証券(委託幹事) 三菱UFJ eスマート証券(委託幹事) DMM株(委託幹事) |
IPO発表日 | 1月15日(金) |
上場日 | 2月19日(金) |
仮条件決定日 | 1月29日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 2月2日(火)~2月8日(月) |
公開価格決定日 | 2月9日(火) |
IPO申し込み期間 | 2月10日(水)~2月16日(火) |
時価総額 | 62.0億円 |
吸収金額 | 7.2億円 |
想定価格 | 900円(90,000円必要) |
上記をご覧の通りこのWACUL(4173)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、それぞれグループ会社となるCONNECT(コネクト)と三菱UFJ eスマート証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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WACUL(4173)のIPO(新規上場)事業内容等
WACUL(4173)は既存のオペレーションのデジタルによる置き換えにとどまらない「構造的なデジタル変革」を顧客の経済活動において実現すべく、成長著しいDX市場において、(1)データ分析でデジタルマーケティングのPDCAを支援するサービス「AIアナリスト」を中心にマーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供するプロダクト事業と、(2)DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」、そして企業・学術機関と共にPoC等を行う社内研究所「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」などを持つインキュベーション事業により、主に企業の生産性向上と収益向上に資する課題解決ソリューションの提供を行っています。
プロダクト事業では、WACUL(4173)が「AIアナリスト」をリリースする2015年まで属人的かつ高コストに提供してきた「データ分析にもとづくデジタルビジネスの改善活動」を蓄積された知見をもとにテクノロジーを活用し、自動化したツールである「AIアナリスト・シリーズ」として顧客に提供しています。
インキュベーション事業では最先端のデータ分析に基づいたデジタルマーケティングを推進する企業に対し、コンサルティングのサービスを提供しています。さらにアカデミアおよびビジネスの先端をいく人材を顧問とする社内研究所である「WACULテクノロジー&マーケティングラボ」を2019年2月に社内研究所として立ち上げ、AIやマーケティングを専門とする大学教授などを顧問に迎えるなど、先端テクノロジーの導入と知見の磨き上げに力を入れています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額72,800千円については第三者割当増資の手取概算額上限86,691千円と合わせた手取概算額合計上限159,491千円について①機能開発投資に70,000千円(2022年2月期)②人件費、業務委託費および採用費等に60,000千円(2022年2月期)③顧客基盤拡大のためのマーケティング費用に29,491千円(2022年2月期)をそれぞれ充当する予定であります。なお、上記調達資金につきましては、具体的な支出が発生するまでは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(WACULのIPO目論見書より一部修正抜粋)
WACUL(4173)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
WACUL(4173)の市場からの吸収金額はIPO想定価格900円としてオーバーアロットメント含め7.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
いやはやようやく今年(2021年)初のドストライクのA級評価と言えそうな銘柄が来ましたね。IPO主幹事がやや残念な感じではありますが、先日ご紹介させて頂いた攻略法(?)でなんとかGETしたいところですね^^;
WACUL(4173)の事業内容はIPO市場ではもはや無敵の存在と言っても過言ではないAI(人工知能)+DX(デジタルトランスフォーメーション)+SaaS型と三拍子揃った最強コンボでかつ東証マザーズ上場の小型案件。もちろん登録サイト数も右肩上がりで順調に伸ばしており、すでに初日値付かずの匂いがプンプン漂ってきます。
WACUL(4173)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が吊り上げ上手のジャフコ系筆頭株主含め3社2,799,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで321,700株放出するもののまだ2,477,300株残ります。90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。その他既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。
WACUL(4173)のIPO主幹事のみずほ証券は単価が1,000円未満の場合は200株1セット配分になる傾向がありますが、さすがにホットイシュー扱いのようで、普通に100株配分となっているようです。
ベンチャーキャピタルの保有株は多く売り出し比率が高いものの、なんのこれしき状態になることが予想されます。もちろん管理人の個人的なこのWACUL(4173)のIPO参加スタンスは文句無しで全力申し込みで行きます。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて6,980枚しかないため、プラチナチケットでIPO当選は困難となるでしょうね。
<追記>
やはりCONNECT(コネクト)がこのWACUL(4173)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
WACUL(4173)のIPO取り扱い決定(大和コネクト証券)
CONNECT(コネクト)という証券会社が新しく誕生しました。2020年7月1日(水)にサービス開始となったまだ出来立てホヤホヤの企業ですが、なんとあの大手証券の1社となる大和証券グループ本社の子会社となります。 最近流 …
<追記>
やはり三菱UFJ eスマート証券がこのWACUL(4173)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
WACUL(4173)のIPO取り扱い決定(三菱UFJ eスマート証券)
WACUL(4173)のIPO(新規上場)業績等
WACUL(4173)のIPO経営指標
WACUL(4173)のIPO売上高及び経常損益
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