アイスコ（7698）のIPO公募価格が決まり、IPO（新規上場）抽選結果も後期抽選型の楽天証券以外はIPO主幹事となる野村證券を中心に各証券会社から発表されています。
＜アイスコ（7698）のIPO関連過去記事＞
・アイスコ（7698）IPO上場承認発表
・アイスコ（7698）IPO（新規上場）初値予想
アイスコ（7698）は銘柄的に地味な老舗企業ということでIPO市場での人気は低かったものの、IPO株数はOA含め6,129枚しか無く、IPO主幹事が前受け金不要で難攻不落の野村證券だったことからしてもIPO当選は困難になったことかと思われます。もちろん管理人もご多分に漏れず当然のごとく結果は「落選」となりました＞＜
アイスコ（7698）のIPO落選画像（野村ネット&コール）
落選したら落選したで残念な気持ちになりますが、最近のIPO地合いを考えると当選したら当選したで微妙な気持ちになっていたかもしれません。と言うのも昨日上場のスパイダープラス（4192）とAppier Group（4180）は公募割れこそしなかったものの、当初の予想通りとはならず、多くの予想に反してという意味では不発となってしまいました。
IPO市場はこれまでのような強気ムード一色ではなく、しばらく不穏な空気が流れそうな雰囲気です。とりあえず今は何かしら起爆剤的な役割を果たすIPO案件の登場が待ち望まれますね。
アイスコ（7698）のIPO（新規上場）公募価格
このアイスコ（7698）のIPO公募価格はIPO仮条件（1,750円～2,000円）の最上限価格となる2,000円で決定しております。
| 上場市場 | JASDAQスタンダード |
| コード | 7698 |
| 名称 | アイスコ |
| 公募株数 | 217,500株 |
| 売出し株数 | 315,500株 |
| オーバーアロットメント | 79,900株 |
| IPO主幹事証券 | 野村證券（前受け金不要） |
| IPO引受幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券（100%完全抽選） マネックス証券（100%完全抽選） |
| IPO発表日 | 3月5日（金） |
| 上場日 | 4月8日（木） |
| 仮条件決定日 | 3月19日（金） |
| ブック・ビルディング期間 | 3月23日（火）～3月29日（月） |
| 公開価格決定日 | 3月30日（火） |
| IPO申し込み期間 | 3月31日（水）～4月5日（月） |
| 時価総額 | 36.4億円 |
| 吸収金額 | 12.2億円 |
| 想定価格 | 1,750円 |
| IPO仮条件価格 | 1,750円～2,000円 |
| 公募価格 | 2,000円（最上限価格決定） |
アイスコ（7698）のIPO（新規上場）抽選結果
そして管理人のこのアイスコ（7698）のIPO抽選結果は以下の通りとなっております。
| IPO幹事証券 | IPO抽選結果 |
| 野村ネット&コール（主幹事） | 落選 |
| SMBC日興証券 | 補欠という名の落選 |
| SBI証券 | 落選 |
| 楽天証券（100%完全抽選） | 後期抽選型（4月2日発表） |
| マネックス証券（100%完全抽選） | 落選 |
まだ後期抽選型となる楽天証券のIPO抽選結果が残っていますが、昨日も書きました通り最近の楽天証券の抽選倍率は異常値と言えるほど高い倍率で当選が困難なため、実施的にはこれでこのアイスコ（7698）のIPO抽選結果は終了となります。
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スパイダープラスとAppier Groupの弱さの要因は、モダリスのロックアップ違反の影響があった気がします。
下手すると、セカンダリー控えによる初値軟調が当面続くかもしれません…。
こんばんは、茄子田楽さん。
モダリスのロックアップ違反だけであればすでに解決（？）されているので、影響は軽微だと考えられます。
その他アルケゴスの問題や他様々な悪環境が重なったことも要因であるかと思われます。
いずれにしてもIPOはこういった上下の波を繰り返して来ているので、今は単に低空飛行しているというだけの状況かと個人的には考えています。