ベイシス(4068)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,960円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ベイシス(4068)の上場日は6月24日(木)でセレンディップ・ホールディングス(7318)とアルマード(4932)とHCSホールディングス(4200)と4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。
もうすでに定型文となっていますが、このベイシス(4068)のIPO申し込み期間は6月8日(火)~6月14日(月)となっており、すでに怒涛のIPO申し込みラッシュ突入となっているため、他のIPOとの申し込み期間被りがかなり多くあるので、申し込みを考えている方はしっかりと日程確認をして、IPO申し込み忘れの無いようご注意下さい。唯一の救いはこのIPO主幹事のみずほ証券は同一資金でのIPO申し込みができる点です。
ベイシス(4068)のIPO(新規上場)初値予想
ベイシス(4068)のIPO想定価格は1,960円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~2.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このベイシス(4068)のIPO仮条件は今週末6月4日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
ベイシス(4068)の事業内容は携帯電話のインフラ・ネットワーク構築・運用保守、IoTインフラ・ネットワーク構築・運用保守ということで、特に新規性の無いエンジニアリング会社ではあるものの、通信系のインフラテック(インフラ+テクノロジー)事業となることから、IPO的には人気化しそうです。
このベイシス(4068)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ベイシス(4068)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(5月21日)IPO新規上場承認発表された6社のうちの4社目となります。 すでにセレ …
ベイシス(4068)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,960円)で7.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズで、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,490枚と少なめです。
主要取引先はソフトバンク株式会社と楽天モバイル株式会社と東京電力パワーグリッド株式会社で特に楽天モバイル株式会社は基地局の整備を急加速していることから、その恩恵を大きく受けているようで、直近の業績は急拡大しています。5G関連となることからも期待できそうなIPO案件ですね。
しかしながらやはり一番の問題は上場日ですね。さすがにIPO件数がこれだけ固まっていると連日の重複上場となる点が一番の懸念材料となることから、何度もこの上場日の話に触れ、似たような記事になってしまうことをご了承下さい。
ベイシス(4068)の上場日は6月24日(木)でセレンディップ・ホールディングス(7318)とアルマード(4932)とHCSホールディングス(4200)と4社同日上場と過密スケジュールです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
セレンディップ・ホールディングス | 11.0億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
ベイシス | 7.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
アルマード | 51.1億円 | JASDAQスタンダード | 野村證券 |
HCSホールディングス | 12.5億円 | JASDAQスタンダード | SBI証券 |
この6月第4週は魔の週となり、6月22日(火)はリート(REIT)含め4社同日上場、前日の6月23日(水)は3社同日上場、そしてこのベイシス(4068)の上場日6月24日(木)は4社同日上場、翌日6月25日(金)は2社同日上場と「4-3-4-2」で合計13社が上場するというかなりの混雑ぶりです。
さすがにこの規模で公募割れは考えにくいですが、よほど地合いに恵まれない限りは、否が応でも資金分散及び買い疲れが出て初値買い意欲が減退し、初値抑制の要因となります。こういった連日の重複上場でも関係なく利を得るのは取引所と証券会社ぐらいでしょうか。
いずれにしても管理人の個人的なこのベイシス(4068)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事が難攻不落のみずほ証券ということでIPO当選の期待値はすでに低めですが^^;
ベイシス(4068)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのベイシス(4068)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,490枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 3,141枚 | 90.0% |
SMBC日興証券 | 105枚 | 3.0% |
SBI証券 | 70枚 | 2.0% |
岡三証券 | 53枚 | 1.5% |
いちよし証券 | 53枚 | 1.5% |
東海東京証券 | 17枚 | 0.5% |
岩井コスモ証券 | 17枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 17枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 17枚 | 0.5% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
松井証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が523枚あります。
元々のIPO株数が少ないため、やはり狙いめ証券はIPO主幹事となるみずほ証券一択となります。いくら100%完全抽選の証券会社(マネックス証券、楽天証券)でもこの割り当て数となるとお世辞にもIPO当選の確率が高いとは言えないですね^^;
自分自身の資産状況にもよると思いますが、基本的には主幹事含めた上位3証券ぐらいからの申し込みで十分でしょうか。もちろん抽選なので誰かには当選が訪れますが、下位証券からの申し込みで、その当選が自分に来るとはさすがに考えにくいかもしれませんね。
<追記>
ベイシス(4068)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,960円
IPO仮条件:1,960円~2,040円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.8億円~8.1億円となりました。
<追記>
ベイシス(4068)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,000円~6,000円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価からA級評価に変更させて頂き、IPO参加スタンスについては引き続き全力申し込みで変更無しと致します。
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