ラバブルマーケティンググループ(9254)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。今日はなんと5社もIPO新規上場承認発表がありました。いよいよ無茶苦茶な時期到来ですね。「ラバブルマーケティンググループ」早口言葉で噛みそうな社名です^^;
ひとまず当記事はこのラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO紹介となりますが、残り4社のサインド(4256)とTHECOO(4255)とリニューアブル・ジャパン(9522)とZEALS(9255)のIPO紹介については後ほどまた別記事にてそれぞれご紹介させて頂きます。
ラバブルマーケティンググループ(9254)の上場日は12月21日(火)で、湖北工業(6524)とライフドリンク カンパニー(2585)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。おそらくIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がる内容の案件です。
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ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO(新規上場)情報
設立:2014年7月15日
業種:サービス業
事業の内容:SNSアカウント運用、SNS運用支援ツールの開発・提供などのソーシャルメディアマーケティング事業、マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポート、教育
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 9254 |
名称 | ラバブルマーケティンググループ |
公募株数 | 215,000株 |
売出し株数 | 127,500株 |
オーバーアロットメント | 51,300株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 極東証券 東海東京証券 東洋証券 松井証券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) アイザワ証券 岡三証券 丸三証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託幹事) 岡三オンライン証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 11月17日(水) |
上場日 | 12月21日(火) |
仮条件決定日 | 12月2日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 12月6日(月)~12月10日(金) |
公開価格決定日 | 12月13日(月) |
IPO申し込み期間 | 12月14日(火)~12月17日(金) |
時価総額 | 16.3億円 |
吸収金額 | 4.6億円 |
想定価格 | 1,170円(117,000円必要) |
いつも通り小型案件にも関わらずIPO主幹事がSBI証券ということでここぞとばかりに中堅証券や地場証券、ネット証券が無駄に多く群がるパターンで、現時点ですでに14社あります。
ここにIPO主幹事がSBI証券となることからSBIネオトレード証券、平幹事の中に岡三証券が入っているため、岡三オンライン証券もIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性も高いことから、最終的には16社まで増えることになりそうです。
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ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO(新規上場)事業内容等
ラバブルマーケティンググループ(9254)はグループ会社で、株式会社ラバブルマーケティンググループと連結子会社である株式会社コムニコ、株式会社24-7、一般社団法人SNSエキスパート協会で構成されており、事業構成は、企業やブランドのSNSマーケティングをサポート、SNS運用支援ツールの開発・提供、SNS検定講座の開発・提供を行う「SNSマーケティング事業」マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポートをする「マーケティングオートメーション事業」で、「運用の支援」および「運用支援ツールの提供」「教育」を3本柱としたMOSを提供しております。
株式会社コムニコは企業のSNSアカウントの戦略策定から効果検証までワンストップでサービスを提供する「SNSアカウント運用支援サービス」、SNSの運用を効率化する「SaaS型SNS運用支援ツールの開発・提供」、一般社団法人SNSエキスパート協会では、SNSに関するノウハウやリスク対策を体系化した検定講座の実施等の「人材教育サービス」を提供しています。
株式会社24-7はマーケティングオートメーションツール(MA)、営業支援システム(SFA)、顧客管理システム(CRM)の3つのクラウドサービスを用いて、顧客の経営課題に沿った戦略策定やプロセスの設計、最適なテクノロジーの選定、運用サポートまでをワンストップで支援しています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
差引手取概算額227,426千円については、事業会社及び管理部門等の人件費、採用費及び教育費として、運転資金として調達した借入金の返済に充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ラバブルマーケティンググループのIPO目論見書より一部抜粋)
ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ラバブルマーケティンググループ(9254)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,170円としてオーバーアロットメント含め4.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて3,425枚と少なく希少性があります。
上述の通りラバブルマーケティンググループ(9254)の事業内容はSNSアカウント運用、SNS運用支援ツールの開発・提供などのソーシャルメディアマーケティング事業、マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポート、教育ということで、マーケティング活動を推進するマーケティング企業と、いかにもSBI証券主幹事案件らしさを感じさせる小型ネット系の人気業態となります。
ただ上記にも記載しておりますが、SBI証券主幹事案件は総じて小型案件でIPO株数が少ない割に無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いので、IPO愛好家目線で見ると、当選確率ゼロでは無いものの、無駄な作業(平幹事からの申し込み)が増えるのが面倒ですね^^;
ラバブルマーケティンググループ(9254)はSNSマーケティング事業を構成する「運用の支援」「運用支援ツールの提供」「教育」の3つのソリューションを相互補完しながら循環成長して行くことを基本ビジネスモデルとし、これらのソリューションをMOS(Marketing Operating Service)と総称しマーケティングオートメーション事業へも横展開しています。
業績は右肩上がりというわけでは無く、安定感もありませんが、時価総額は16.3億円と成長余地はまだあるでしょうか。超人気業態とまでは行かないものの、完全にIPO向けのグロース株(成長株)という立ち位置となりそうです。逆に上場していまえば忘れられてしまう可能性もあるかもしれませんが^^;
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位大株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。IPO想定価格(1,170円)ベースで4.6億円という軽量感も手伝って需給は良好と言えます。
ただやはり懸念はIPOラッシュど真ん中という日程で、現時点ですでに上場日となる12月21日当日は3社同日上場で、前日(12月20日)も3社同日上場、翌日(12月22日)は4社同日上場と日程的にはタイトで資金分散や買い疲れの影響などを考えると最良日とは言えません。もちろんここにまだ重ねて新しい案件が出て来る可能性さえもあります。
とは言え、この内容で公募割れするようなことは無いと考えられることから、ひとまずの初値評価はA級評価と言えるでしょうか。そしてSBI証券主幹事案件ということから、IPOチャレンジポイントを使うかどうかも悩ましい案件となりそうです。唯一単価が低いというのがネックとなりそうです。
いずれにしてもとりあえず現時点での管理人の個人的なこのラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題無いと考えていますが、IPOチャレンジポイントを使うかどうかについては今後の地合いなどを見ながら決めたいと思います。IPOチャレンジポイントに関する考察はまたラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO初値予想記事で書きたいと思います。
ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO(新規上場)業績等
ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO経営指標
ラバブルマーケティンググループ(9254)のIPO売上高及び経常損益
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