FPパートナー(7388)のIPO(新規上場)初値が無事に公募価格(2,600円)を105.7%上回る2,750円と堅調なスタートとなりました。9月3社目で前の2社と比べると物足りなさは否めませんが、吸収金額90億円近い大型案件でも公募割れしないというIPO市場の強さはしっかり見せてもらったかと思います。
と言うことで、本日(9月22日)上場となったFPパートナー(7388)のIPO(新規上場)初値結果を簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
FPパートナー(7388)のIPO初値結果
公募価格 | 2,600円 |
初値価格 | 2,750円(9時09分) |
初値売却益 | +15,000円 |
初値売買代金 | 36.6億円 |
初値出来高 | 1,331,600株 |
本日終値 | 3,250円(ストップ高) |
寄り前時(8時00分~9時00分)の初値合致点は公募割れ水準で推移していたため、やはりまだこの規模で公募価格を上回るまでIPO市場は回復していないかと思いながら見ていたところ、開場が近付くにつれて気配を切り上げて行き、市場開場時(9時00分)の対等価格(初値合致点)2,650円スタートとなりました。
ちなみに寄り前気配が公募割れ水準で推移していたため、シンジケートカバーが発動されていましたが、40万株出したり引っ込めたり、20万株出したり引っ込めたりと落ち着かない様子でした。
市場開場後はすぐに3分気配(通常は10分気配)となりましたが、寄る寄る詐欺の発生で3回粘った9時09分に100円持ち上げた2,750円(初値売買代金:36.6億円)での初値形成となりました。公募価格+150円の着地ということで初値売りで+15,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
FPパートナー(7388)日中足・5分足チャート(2022年9月22日)
さらに初値形成後は9時10分に付けた安値2,716円を最後にジワジワと上げて行き、終値はまさかのストップ高(+500円)となる3,250円での大引けとなりました。結果的にはIPO当選組もIPOセカンダリ参戦組もどちらも利益が出る理想的なIPO銘柄となりました。
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリ
個人的にFPパートナー(7388)は大型案件ということでIPOセカンダリ参戦は考えていませんでしたが、寄り前気配を見た時に公募割れするかと思い、自分の出した売り(IPO当選200株分)と相殺する意味を含めて200株のみ買い注文を出しました。しかしながら市場開場1分前には公募価格を超えて来たので、買い注文は取り消しています。
なので結局IPOセカンダリ参戦はしておらず、公募で頂いたIPO当選分の200株はマイルールに従って初値にて売却済みで、手数料及び税金除いて200株で+30,000円の利益となりました。大和証券さんにSBI証券さん、ありがとうございます。ストップ高まで騰がってはいるものの、手元にIPO当選株が200株あったので、IPOセカダンリ不参加でもそれほど後悔はありません。
とはいえ、直前初値予想では3,000円程度が大手初値予想会社各社の市場コンセンサスとなっていたので、初値価格自体への残念感はあります。ただ冒頭でも申し上げた通りこの規模で公募割れしなかったということ自体が、今後のIPO市場にとっては追い風にもなるため、いちIPO愛好家としては素直に喜ばしい出来事と思っています。
あとはこのIPO地合いが好調な期間にどれだけIPOに当選できるかが、当然ながら利益を伸ばすカギとなります。本日もIPO新規上場承認発表が2社出ていますので、10月のIPO案件も現時点では9社あり、この地合いが続いていればそれなりに楽しませてくれそうです。あくまでもIPOに当選すればの話となりますが^^;
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