アイデミー(5577)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月19日)IPO新規上場承認発表された5社のうちの2社目となります。
当記事はアイデミー(5577)のIPO詳細記事となりますが、残る4社のうちの1社のオービーシステム(5576)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いており、残る3社のリアルゲイト(5532)とARアドバンストテクノロジ(5578)とブリッジコンサルティンググループ(9225)のIPO詳細についてはまた後ほどそれぞれ別記事にてご紹介させて頂きます。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンクさせて頂きます。
オービーシステム(5576)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月19日)は同時にごっそり5社のIPO新規上場承認発表がありました。てっ …
アイデミー(5577)の上場日は2023年6月22日(木)で、リアルゲイト(5532)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券とSBI証券の2社共同主幹事となっております。銘柄的にIPOチャレンジポイントの話題も出て来るでしょうか。
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アイデミー(5577)のIPO(新規上場)情報
設立:2014年6月10日
業種:情報・通信業
事業の内容:デジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Business」及びデジタル変革を伴走型で支援する「Modeloy」の提供をはじめとするAI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5577 |
名称 | アイデミー |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 295,300株 |
オーバーアロットメント | 51,700株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 楽天証券(100%完全抽選) 松井証券(前受け金不要) 丸三証券 極東証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 東海東京証券 SBIネオトレード証券(委託幹事決定) 大和コネクト証券(委託幹事決定) DMM株(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 5月19日(金) |
上場日 | 6月22日(木) |
仮条件決定日 | 6月2日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 6月6日(火)~6月12日(月) |
公開価格決定日 | 6月13日(火) |
IPO申し込み期間 | 6月14日(水)~6月19日(月) |
上場時発行済株式総数 | 3,967,600株 |
時価総額 | 28.1億円 |
吸収金額 | 2.8億円 |
想定価格 | 710円(71,000円必要) |
そしてこのアイデミー(5577)のIPO共同主幹事の1社はSBI証券となっていることから、グループ会社となるSBIネオトレード証券、平幹事の中には大和証券が入っていることから、グループ会社となる大和コネクト証券がそれぞれIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
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アイデミー(5577)のIPO(新規上場)事業内容等
アイデミー(5577)は主にAI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業を展開しており、法人向けの「AI/DXプロダクト」「AI/DXソリューション」、個人向けの「AI/DXリスキリング」から成り立っており、次世代の産業創出を加速させることを目的として事業を展開しています。
AI/DXプロダクトでは主にエンタープライズ企業(従業員1,000名以上の企業約4,000社、当社定義)のデジタル変革を行う土台づくりやデジタル技術内製化のために、デジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Busines(アイデミービジネス)」及び講師を派遣し研修を実施する講師派遣型デジタル人材育成研修「Aidemy Practice(アイデミープラクティス) 」を提供しております。
AI/DXソリューションでは、主にエンタープライズ企業向けに様々な現場のデジタル変革に必要なテーマ選定、PoC開発、システム開発、運用までの全ての領域を顧客企業に伴走しながら支援する「Modeloy(モデロイ)」のサービスを提供しております。
AI/DXリスキリングでは、個人領域におけるデジタル人材育成支援プログラム「Aidemy Premium(アイデミープレミアム)」のサービスを提供し、個人のリスキリングを支援しております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額29,660千円については、①事業拡大のための採用費及びその人件費として2024年5月期に11,000千円、②コンテンツへ開発費用として2024年5月期に11,000千円、③マーケティングへのための投資として2024年5月期に7,660千円に充当する予定であります。
なお、上記調達資金は実際の充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(アイデミーのIPO目論見書より一部抜粋)
アイデミー(5577)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
アイデミー(5577)の市場からの吸収金額はIPO想定価格710円としてオーバーアロットメント含め2.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて3,453枚と少なめです。
上述の通りアイデミー(5577)の事業内容はデジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Business」及びデジタル変革を伴走型で支援する「Modeloy」の提供をはじめとするAI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業ということで、企業がDXを推進する上で必要不可欠な、人材育成 ・課題定義・PoC開発・実運用までを一気通貫でサポートしており、企業変革の基盤となるDX推進およびAI/DX内製化を支援するプロダクト・ソリューションを展開しています。
アイデミー(5577)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が8社1,330,500株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで205,300株放出するものの、1,125,200株が残ります。90日間のロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍以上で初値形成後であればロックアップが解除され売却可能となります。初値形成前の売却ができない点は安心感がありますね。
業績も売上は右肩上がりで順調に伸ばしており、収益も黒字化したタイミングでの上場となります。事業内容もAI/DXの内製化支援とAI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)とIPO人気ワードが入っている上に公開規模はIPO想定価格(710円)ベースで2.8億円と超軽量で個人投資家も手を出しやすい低価格設定で大きな売り圧力もないことから需給はひっ迫となりそうです。
6月21日(水)以降は急激にIPO(新規上場)が増加することになりそうですが、さすがにこの内容であれば初値評価はA級評価で問題無いと考えます。よって現時点での管理人の個人的なこのアイデミー(5577)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。2社共同主幹事ではありますが、うち1社はSBI証券です。2番手の共同主幹事になる点や単価的(低位株)に微妙ではありますが、IPOチャレンジポイントの話題も出て来そうです。
アイデミー(5577)のIPO(新規上場)業績等
アイデミー(5577)のIPO経営指標
アイデミー(5577)のIPO売上高及び経常損益
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