アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。なんと本日(5月20日)は3社同時発表の3社同日上場です。
しかもこのアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)は今年(2021年)4月8日(木)に上場予定だったものの、3月19日(金)に「来期以降の業績等に影響を与える可能性がある事象が発生し、その確認に時間を要するため」という理由で上場中止を発表したばかりのIPO案件ですが、上場中止理由は訴訟問題のようで、下記画像内の文面を見る限りはまだ微妙に解決していない雰囲気を感じますが、出て来たからにはもう大丈夫ということなのでしょうかね。あまりに早いIPO再登場にビックリですが^^;
とりあえず当記事はアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO紹介記事となり、残り2社のドリームベッド(7791)とアイドマ・ホールディングス(7373)のIPO詳細記事についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)の上場日は6月23日(水)でドリームベッド(7791)とアイドマ・ホールディングス(7373)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は待ってましたのSBI証券となっております。
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さすがにこの短期間でのIPO再承認となることから中身がほとんど変わっていないため、前回記事とほぼ同様の内容になる点はあらかじめご了承下さい。もちろん多少なりとも自分の見解などは追記しております。とりあえず今回こそはしっかり上場までたどり着いてほしいですね。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO(新規上場)情報
設立:2006年2月8日
業種:その他金融業
事業の内容:金融商品仲介業を基軸としたIFAによる金融サービスの提供事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7345 |
名称 | アイ・パートナーズフィナンシャル |
公募株数 | 100,000株 |
売出し株数 | 0株 |
オーバーアロットメント | 15,000株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 楽天証券(100%完全抽選) エース証券 あかつき証券 みずほ証券 マネックス証券(100%完全抽選) 藍澤證券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 東洋証券 水戸証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 5月20日(木) |
上場日 | 6月23日(水) |
仮条件決定日 | 6月3日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 6月7日(月)~6月11日(金) |
公開価格決定日 | 6月14日(月) |
IPO申し込み期間 | 6月15日(火)~6月18日(金) |
時価総額 | 23.2億円 |
吸収金額 | 3.3億円 |
想定価格 | 2,940円(294,000円必要) |
前回同様にIPO株数が少ない割にIPO幹事団(シンジケート)が総勢12社とSBI証券主幹事案件特有の無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いパターンです。
それに加えて前回はIPO主幹事がSBI証券となることから、前受け金不要でIPO申し込みができるSBIネオトレード証券もIPO委託幹事(裏幹事)入りとなったことから、今回も入って来る可能性が高いでしょうね。
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アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO(新規上場)事業内容等
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)はグループ会社で株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルと連結子会社となる株式会社AIPコンサルタンツの2社で構成されており、金融商品仲介業を基軸とした「IFAによる金融サービスの提供事業」を展開しております。
IFAとは「Independent Financial Advisor」の略で、明確な定めはないものの、一般的には、証券会社や銀行等特定の金融機関と従属関係になく、独立した立場で顧客へ金融商品・サービスの提案を行う金融商品仲介業者及び金融商品仲介業者の登録外務員を指すと言われており、IFAの特徴としては以下が挙げられます。
「IFAによる金融サービス提供事業」の単一セグメントでありますが「金融商品仲介業」と「その他金融サービス」の2つのサービスを展開しており、株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルはIFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念できるビジネスプラットフォームを提供する金融商品仲介業者として「金融商品仲介業」を展開し、連結子会社の株式会社AIPコンサルタンツは保険その他お客様の幅広いニーズに対応する「その他金融サービス」を担っております。
【手取金の使途】
差引手取概算額260,980千円及び第三者割当増資の手取概算額上限40,572千円については、①IFAオフィスの出店に123,116千円、②事業拡大に向けた人件費及び採用費に128,150千円、③事業拡大のためのIFA業務支援システムへの投資に21,347千円、④管理体制強化のためのIFAビジネスプラットフォーム増強に20,048千円をそれぞれ充当する予定であります。
上記以外の残額は、事業拡大のための運転資金に充当する予定でありますが、具体化している事項はありません。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(アイ・パートナーズフィナンシャルのIPO目論見書より一部抜粋)
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,940円としてオーバーアロットメント含め3.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感は全くありません。何よりIPO株数が売り出し株無しの公募株のみでわずか1,000枚と希少性もあり、まさにプラチナチケット級の少なさです。
今回のIPO想定価格は2,940円ということで前回の2,850円より90円上がっていることから時価総額が若干増えていますが、基本的に株主の増加など上場時発行済株式数自体は増えておりません。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(3月5日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの2社目で …
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)は独立系ファイナンシャル・アドバイザー(IFA)集団で、IFAはその独立した立場で顧客へ金融商品・サービスの提案を行う金融商品仲介業者及び金融商品仲介業者の登録外務員のことを言います。
アイ・パートナーズフィナンシャルの会社紹介
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっていますが、1個人分の22,000株のみ公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。需給面は極めて良好と言えます。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)の事業内容はIPO市場では人気化しやすいAI(人工知能)やSaaS(クラウド)などのIT関連ではないものの、初モノとなることや売り圧力となるベンチャーキャピタルも不在、かつ公開規模わずか3.3億円と超軽量サイズで、IPO株数は売り出し株無しの公募株のみでわずか1,000枚しかないという希少性。初値は需給主導で強烈にひっ迫する可能性が高いです。初値評価はS級評価クラスと言えるかもしれませんね。
ただ上場前日となる6月22日(火)は大型案件やリート(REIT)含めて4社同日上場となる上に、その翌日となる上場日6月23日(水)はこのアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)含め3社同日上場となる点は買い疲れや資金分散の影響が少なからず出ることから素直にマイナス材料となり、初値は一定程度抑えられるかもしれません。もしかすると今後のIPO発表次第では追加で前後に被ってくる可能性も十分あり得ます。
それでも管理人の個人的なこのアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO参加スタンスはもちろん目隠しで全力申し込みです。IPO主幹事はSBI証券となるため、IPOチャレンジポイントの使用も視野に入れています。
ちなみにIPO主幹事のSBI証券は4月20日(火)から「IPOフレンズプログラム」という紹介者にIPOチャレンジポイントが貰えるという新しい紹介プログラムを開始しております。
SBI証券が4月20日(火)16時よりIPOチャレンジポイントがもらえる「IPOフレンズプログラム」という新しい紹介プログラムを開始致しました。 紹介された側は30ポイント、紹介した側は1人あたり30ポイントで、月5人ま …
そのためIPOチャレンジポイントインフレが加速する前にIPOチャレンジポイントを消化してしまおうと考えているポイント長者も少なくないと考えられるため、中途半端なポイント使用では取れない可能性も十分あるかと思います。銘柄的にもタイミング的にもIPO当選ポイントボーダーはIPOチャレンジポイント史上過去最高ポイントとなるかもしれませんね。
ちなみに管理人が調べた限りの情報としては現時点での過去最高IPO当選ポイントボーダーはベビーカレンダー(7363)の651ポイントです。すでに数年前からポイントインフレは始まっていますが、まだSBI証券は今後もIPO投資をする上では必須の証券会社という位置付けでしょうかね。
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<追記>
やはりSBIネオトレード証券がこのアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO取り扱い決定(SBIネオトレード証券)
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO(新規上場)業績等
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO経営指標
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO売上高及び経常損益
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