コパ・コーポレーション(7689)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。この市況下で3月分にとどまらず、いよいよ4月分まで出て来ました。
3月は現時点で28社ものIPO(新規上場)が予定されていますが、はたしてすべての会社がIPO(新規上場)までたどり着けるのでしょうか。市況が不安定なだけに心配です。なのに4月ってちょっとやり過ぎな感じもしますね。どこかしら大人の都合的なものが垣間見えます^^;
コパ・コーポレーション(7689)の上場日は4月2日(木)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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コパ・コーポレーション(7689)のIPO(新規上場)情報
設立:1998年10月21日
業種:卸売業
事業の内容:実演販売を利用した卸売業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7689 |
名称 | コパ・コーポレーション |
公募株数 | 500,000株 |
売出し株数 | 350,000株 |
オーバーアロットメント | 127,500株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 東海東京証券 マネックス証券(100%完全抽選) 岡三にいがた証券 auカブコム証券(委託幹事) ライブスター証券(委託幹事) |
上場日 | 4月2日 |
仮条件決定日 | 3月12日 |
ブック・ビルディング期間 | 3月16日~3月23日 |
公開価格決定日 | 3月24日 |
IPO申し込み期間 | 3月25日~3月30日 |
吸収金額 | 25.4億円 |
想定価格 | 2,600円(260,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのコパ・コーポレーション(7689)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っていることから、auカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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コパ・コーポレーション(7689)のIPO(新規上場)事業内容等
コパ・コーポレーション(7689)は実演販売士が消費者の目の前で実際に商品を使って見せて使用価値をアピールし、購入を促す販売手法となる実演販売を柱として生活用品を中心とした商品の販売を行っております。
実演販売関連事業の単一セグメントでありますが、TV通販、ベンダー販売、インターネット通販、セールスプロモーション、デモカウの5つの販売チャネルにより販売を行っております。
地上波テレビのTV通販番組や24時間テレビショッピングチャンネルといったTV通販専門チャンネルにおけるTV通販番組にて販売するため、TV通販番組運営会社に対して商品を卸売りしております。広告宣伝効果が大きいことが特徴となります。
量販店において店頭で販売するため、量販店に対して商品を卸売りしております。実際の商品を手に取った上で購入できるという特徴があります。
インターネット上の大手ECサイトのショッピングモールにて商品を販売しております。動画を観ながら買い物ができるという特徴があります。
企業等からの依頼に基づき、プロモーション活動における展示会等のイベントや、講師としてセミナー等へ実演販売士を派遣することで報酬を得ております。実演販売士の実力を向上させることができます。
「デモンストレーション×買う」をコンセプトとして、直営店舗「デモカウ」及びECサイト「デモカウ」にて商品を販売しております。BtoC事業の中核をなしている事業で、直営店舗化することにより粗利率が上がります。
コパ・コーポレーション(7689)は実演販売だけでなく、商品開発のできる実演販売会社で、売上構成比は以下の通りとなっています。
【手取金の使途】
手取概算額1,184,000千円については、第三者割当増資の手取概算額上限304,980千円と合わせて、運転資金、借入金の返済及び設備資金に充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
(コパ・コーポレーションのIPO目論見書より一部抜粋)
コパ・コーポレーション(7689)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
コパ・コーポレーション(7689)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,600円としてオーバーアロットメント含め25.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
冒頭でも申し上げましたが、いよいよ4月分のIPO新規上場承認が発表されました。3月は28社とすでにお腹いっぱい状態ですぐに4月の登場です。まさに大人の悪い事情というやつですね。欲深さが垣間見えます。
このコパ・コーポレーション(7689)の実演販売士の中でも「レジェンド松下氏」と言えばテレビの通販番組などで一度は拝見したことがある方も多いのではないでしょうか。通販業界ではかなり有名な方です。わずか3秒の動画ですが貼っておきます。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
そして個人的に驚いたのが実演販売だけでなく、コパ・コーポレーション(7689)は商品開発も行っているようです。てっきり実演販売だけしているのかと思っていたのですが、商品開発も行っており、中にはたまたま管理人が購入したことのある商品もありました^^;
卸売業ということで業態としての人気度は高くないと思われますが、中身は変わり種として注目度は高そうです。業績もしっかり伴っており、売上はもちろんのこと、利益面の直近の伸びは目を見張るものがあります。
株主にベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の株主には90日間及び180日間のロックアップが掛かっており、上場時の余計な売り圧力はありません。この面での需給は良好となります。
ただし、コパ・コーポレーション(7689)の公開規模はIPO想定価格(2,600円)ベースで25.4億円と東証マザーズ市場への上場としては軽量ではありません。日程的にひと段落付いていれば、それなりの初値買い資金が入ってくる可能性は高そうですが、3月のIPOラッシュ終了直後であることや、新型コロナウィルス肺炎の影響が長引いていれば撃沈する可能性もあるかもしれません。
とりあえず第一印象としてコパ・コーポレーション(7689)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題ない銘柄に見えますが、今後のIPOの初値動向や金融市場の落ち着きなどをしっかり見てIPO参加スタンスを判断したいところです。
とは言うもののIPO株は公募株及び売り出し株合わせて8,500枚と少なく、IPO主幹事は野村證券であることからIPO当選は容易ではないと思います。
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<追記>
やはりauカブコム証券がこのコパ・コーポレーション(7689)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
コパ・コーポレーション(7689)のIPO(新規上場)業績等
コパ・コーポレーション(7689)のIPO経営指標
コパ・コーポレーション(7689)のIPO売上高及び経常利益
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