エッジテクノロジー(4268)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は久しぶりにIPO新規上場承認発表が1社あり、これで2月は5社目となりました。もはや恒例となりつつある金曜日のIPO発表です。
エッジテクノロジー(4268)の上場日は2022年2月17日(木)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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エッジテクノロジー(4268)のIPO(新規上場)情報
設立:2014年5月12日
業種:情報・通信業
事業の内容:AI実装の支援及びビッグデータ解析コンサルティング
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4268 |
名称 | エッジテクノロジー |
公募株数 | 613,000株 |
売出し株数 | 2,409,600株 |
オーバーアロットメント | 453,300株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) いちよし証券 極東証券 松井証券(前受け金不要) |
IPO発表日 | 1月14日(金) |
上場日 | 2月17日(木) |
仮条件決定日 | 1月31日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 2月1日(火)~2月7日(月) |
公開価格決定日 | 2月8日(火) |
IPO申し込み期間 | 2月9日(水)~2月15日(火) |
時価総額 | 73.2億円 |
吸収金額 | 23.9億円 |
想定価格 | 690円(69,000円必要) |
以下の通り東証の新規上場会社概要には今年(2022年)4月4日の市場再編でこのエッジテクノロジー(4268)はグロース市場に上場となる予定との記載がありました。
ちなみに上記幹事団(シンジケート)構成ではIPO委託幹事(裏幹事)は無さそうですね。
エッジテクノロジー(4268)のIPO(新規上場)事業内容等
エッジテクノロジー(4268)は顧客の課題を解決するため、AIアルゴリズム事業として「AIソリューションサービス」「AI教育サービス」「AIプロダクトサービス」と3つのサービスを展開しております。AIアルゴリズム事業の単一セグメントで、主力サービスはAIソリューションサービスで2021年4月期のサービス別売上の83.8%を占めています。AI教育サービスが9.7%でAIプロダクトサービスが6.5%となっております。
AIアルゴリズムを顧客の業務・システムに実装するAIソリューションサービスを提供しており、顧客の業務改善や経営課題の解決を目的として業務分析を実施し、データ利活用によって解決可能な課題を判別して概念実証(PoC)を行った後に、AIアルゴリズムを既存の業務・システムに組み込み、実装・運用するところまでを一気通貫で行う事が可能なサービスとなっております。
AI人材データベースを生かし、経験豊富な講師陣を揃えて、幅広く、専門性の高いAI講座を開講できる事を強みにしたAI教育サービス(AI技術専門の個人向け教育講座・法人研修・AI領域専門の有料職業紹介)を行っております。
AIを実装したAI営業支援システム「GeAIne(ジーン)」を販売しており、GeAIne(ジーン)は送信先企業のリストをアップロードするだけで、予め設定した営業文書を対象企業の問い合わせフォームに一括で自動書き込みできるサービスです。自動で対象企業のURL特定、ホームページを解析して問い合わせフォームを検出し、自動書き込みを実行するため、従来の電話営業や人手によるホームページ検索、メール配信営業の工数を大幅に削減できます。
【手取金の使途】
手取概算額377,132千円については、採用教育費・人件費及び借入金の返済に充当する予定であり、今後の事業規模拡大のための優秀な人材の確保等を目的とした採用教育費並びに社員の人件費等として372,573千円(2022年4月期:3,551千円、2023年4月期:109,395千円、2024年4月期:259,627千円)を充当する予定であります。
なお、上記調達資金については、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(エッジテクノロジーのIPO目論見書より一部抜粋)
エッジテクノロジー(4268)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
エッジテクノロジー(4268)の市場からの吸収金額はIPO想定価格690円としてオーバーアロットメント含め23.9億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は低位株となることから公募株及び売り出し株合わせて30,226枚と比較的多めにあり、海外投資家への販売も無いことから、当選確度としては高めかもしれません。
上述の通りエッジテクノロジー(4268)の事業内容はAI実装の支援及びビッグデータ解析コンサルティングということで、AI(人工知能)及びビッグデータ分析とIPO市場では人気化しやすい鉄板の業態ですね。
AIガバナンスに強みを持ったAIプラットフォーム「Edge Algo Platform」の販売、AIの実務家の育成を目的とした個人向けAI実践スクール「AIジョブカレ」、企業の問合せフォームに自動で営業メールを送り新規アポを獲得するBtoB向けの新規開拓営業支援ツール「GeAIne(ジーン)」などのサービスを提供しています。
最先端技術であるAI(人工知能)に対する社会の関心の高まりを背景にAI(人工知能)及びビックデータ分析を中心に事業を拡大しており、手書き文字認識エンジンの精度向上やIoTセンサのデータを活用した異常検知、工場内の不良品の自動検出など、数々のAIプロジェクト導入支援の実績があります。
沿革を見ると2006年1月に個人事業主として創業し、2008年9月にエッジシステム株式会社を設立、エッジシステム株式会社の一部資産を譲渡して2014年5月に資本金777万円でエッジコンサルティング株式会社(現エッジテクノロジー株式会社)設立となっています。
沿革より個人的に気になったのは資本金が777万円でスリーセブンとなっている点です。これは完全に狙っていると思いますが「777(スリーセブン)」はパチンコで言うところのフィーバーですね。社長はギャンブル好きだったのか、それともゲン担ぎが好きなのかなどと勝手な想像が膨らんでしまっています^^;
エッジテクノロジー(4268)の今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は公募株613,000株に対して売り出し株2,409,600株と売り出し倍率は3.9倍で売り出し株が多めとなりますが、売り出し株の放出人は代表取締役社長の住本 幸士氏となることから投資ファンドなどの出口(イグジット)案件ではありません。そもそもベンチャーキャピタルや投資ファンドの出資(保有株)がありません。
公開規模はIPO想定価格(690円)ベースで23.9億円と中型でやや荷もたれ感を感じる水準となりますが、IPO市場では「みんな大好きAI(人工知能)関連」で業績は好調、個人投資家も買いやすい単価となることから、地合い次第ではあるものの初値は高騰する可能性が高そうです。ひとまずの初値評価はスリーセブンということも含めて素直にA級評価で問題無いでしょうか。
よって管理人の個人的なこのエッジテクノロジー(4268)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券で、IPO優遇ステージも一定上げていることから、期待すると裏切られるとわかってはいるものの、IPO株数もそこそこ多いため、通常当選はもちろんのこと優遇当選も含めてIPO当選への期待値が上がってしまいます。
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エッジテクノロジー(4268)のIPO(新規上場)業績等
エッジテクノロジー(4268)のIPO経営指標
エッジテクノロジー(4268)のIPO売上高及び経常利益
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