ファーストアカウンティング(5588)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(8月18日)IPO新規上場承認発表された2社のうちのもう1社となります。証券コード「5588」は街でよく見かける車のナンバー「GoGoパパ」みたいですね^^;
当記事はファーストアカウンティング(5588)のIPO詳細記事となりますが、もう1社の笹徳印刷(3958)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。
笹徳印刷(3958)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(8月18日)もIPO新規上場承認発表が2社ありました。 当記事はひとまず笹徳印刷( …
ファーストアカウンティング(5588)の上場日は2023年9月22日(金)で、笹徳印刷(3958)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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ファーストアカウンティング(5588)のIPO(新規上場)情報
設立:2016年6月3日
業種:情報・通信業
事業の内容:会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5588 |
名称 | ファーストアカウンティング |
公募株数 | 473,600株 |
売出し株数 | 103,000株 |
オーバーアロットメント | 86,400株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 岡三証券 丸三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 あかつき証券 楽天証券(100%完全抽選) マネックス証券(100%完全抽選) 松井証券(前受け金不要) 極東証券 大和コネクト証券(委託幹事決定) 岡三オンライン(委託幹事決定) SBIネオトレード証券(委託幹事決定) DMM株(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 8月18日(金) |
上場日 | 9月22日(金) |
仮条件決定日 | 9月5日(火) |
ブック・ビルディング期間 | 9月6日(水)~9月12日(火) |
公開価格決定日 | 9月13日(水) |
IPO申し込み期間 | 9月14日(木)~9月20日(水) |
上場時発行済株式総数 | 5,209,600株 |
時価総額 | 54.1億円 |
吸収金額 | 6.8億円 |
想定価格 | 1,040円(104,000円必要) |
そしてこのファーストアカウンティング(5588)のIPO主幹事は大和証券となっているため、グループ会社となる大和コネクト証券がすでにIPO委託幹事(裏幹事)確定となっています。主幹事からの委託となるため、割り当て数は多めになることが予想されます。
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さらに平幹事の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンラインもIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
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ファーストアカウンティング(5588)のIPO(新規上場)事業内容等
ファーストアカウンティング(5588)は会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)を提供しており、AI-OCR(光学的文字認識)関連及び会計仕訳のアルゴリズムをサービス化した「Robotaシリーズ」と、リモートワークでも経理業務を遂行できるように開発した「Remota」というプラットフォームを中心に構成されています。
定型フォーマットの書類だけでなく非定型フォーマットや手書きの書類に対しても高い読取精度を実現しており、読み取った文字や数値を入力するだけでなく、証憑画像を振り分けたり、台紙に複数枚貼られた証憑を切り取ったりする機能や、読み取った内容が合っているかチェックする機能を有しているため、経費精算や請求書支払の突合業務についても利用することができます。
経理業務の効率化・リモート化を実現することができるプラットフォームで、Robotaシリーズを組み合わせることで一体として機能し、顧客のニーズに合わせた提案が可能となっています。メールにより請求書PDFファイルを受け取ると自動で処理を行い、紙の請求書を郵送で受け取った場合は請求書を複合機などでスキャンして、ストレージにアップロードするとPDFファイルと同じように処理されます。
【手取金の使途】
上記の手取概算額484,544千円については、生成AIなど最新の技術研究を行い、当社のAIソリューションサービスの機能を拡充するとともに、さらなる成長のために販売体制等の拡大を行うため、①AIの学習用サーバへの設備投資資金として2024年12月期に72,000千円、②開発エンジニア、営業部門及びカスタマーサクセス部門の人員採用費として2024年12月期に82,544千円、2025年12月期に198,000千円、③新サービス開発に係る費用として2024年12月期に66,000千円、2025年12月期に66,000千円に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ファーストアカウンティングのIPO目論見書より一部抜粋)
ファーストアカウンティング(5588)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ファーストアカウンティング(5588)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,040円としてオーバーアロットメント含め6.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて5,766枚と少なめです。
上述の通りファーストアカウンティング(5588)の事業内容は会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)ということで、紙の請求書や領収書を一瞬でデータ化、カスタマイズ可能なAI経理エンジン「Robota(ロボタ)シリーズ」や、ウェブブラウザで完結するクラウド型の会計ソリューション「Remota(リモタ)」を提供しています。会社紹介の動画がありましたが、さすがに30秒では全くわからないですね^^;
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
ファーストアカウンティング(5588)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が6社1,240,000株ありますが、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。ベンチャーキャピタル(投資ファンド)及び既存の上位株主には180日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。
公開規模はIPO想定価格(1,040円)ベースで6.8億円と軽量感があり、事業内容はAIソリューション事業、東証グロース市場上場でセクターは情報・通信業、IPO目論見書にはAI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)、SaaS(クラウド)とIPO人気ワードもしっかり入っており、業績も売上は右肩上がりで収益も黒字化したタイミングと、管理人含めIPO愛好家の皆さんが待ちわびたキラキラ案件の登場です。
普通で考えると初値高騰が期待されますが、直近IPOで7月31日(月)に上場したLaboro.AI(5586)もAI(人工知能)関連で、公開規模は27.7億円とやや大きめであったものの、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)は解除価格無しのロックアップ付き、単価も個人投資家が買いやすい580円と低価格設定、初値は翌日に持ち越しが市場コンセンサスとなっていた中で公開価格のおよそ2.0倍(1,195円)でまさかの当日中の初値形成となりました。
今回のファーストアカウンティング(5588)の公開規模はLaboro.AI(5586)の1/4レベルと、かなりの軽量サイズとなりますが、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)及び既存株主は公開価格の1.5倍で売却可能となります。ベンチャーキャピタル(投資ファンド)は売り出しに応じていないため、市場での高値売却狙いと考えるとそう簡単には売却して来ないと考えられますが、こればかりは何とも言えません。
東証マザーズ指数も底割れとなっており、8月18日の終値は714.39ポイントと、1月6日に付けた年初来安値706.45ポイントが目前で、新興市場の地合いは良いとは言えません。まずはロックアップ解除となる1.5倍が壁となりそうな雰囲気さえも今は感じます。
とはいえ、腐ってもAI(人工知能)となることや需給面を考慮すると、ひとまずの初値評価は個人的な希望も含め素直にA級評価にさせて頂きたいと思います。よって管理人の個人的なこのファーストアカウンティング(5588)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定です。IPO主幹事の大和証券はもちろんのこと、IPO委託幹事(裏幹事)の大和コネクト証券も狙い目かと考えます。
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ファーストアカウンティング(5588)のIPO(新規上場)業績等
ファーストアカウンティング(5588)のIPO経営指標
ファーストアカウンティング(5588)のIPO売上高及び経常損益
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