フレクト(4414)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。いよいよ12月分のIPO新規上場承認発表ラッシュが訪れそうな時期です。
特に最近はIPO新規上場承認発表ラッシュの時期は金曜日にドサッと出して来る傾向があり、今日はその金曜日なので一気に2~3社とか来てもおかしくはありません。本当に12月30社以上ということになれば相当な重複上場が待っていますね^^;
フレクト(4414)の上場日は12月10日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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そしてすでにこのフレクト(4414)のIPO主幹事が大和証券となっていることから、グループ会社となる大和コネクト証券のIPO委託幹事(裏幹事)入りも決定しています。
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ちなみにこの大和コネクト証券は大和証券がIPO主幹事となった際の割り当て株数は比較的多くあるため、大和証券が平幹事の時よりは格段に期待値が上がります。
フレクト(4414)のIPO(新規上場)情報
設立:2005年8月26日
業種:情報・通信業
事業の内容:クラウドインテグレーションによるDX支援、SaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービス「Cariot」の提供
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4414 |
名称 | フレクト |
公募株数 | 250,000株 |
売出し株数 | 255,000株 |
オーバーアロットメント | 75,700株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 野村證券(前受け金不要) みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 大和コネクト証券(委託幹事) auカブコム証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 11月4日(木) |
上場日 | 12月10日(金) |
仮条件決定日 | 11月19日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 11月24日(水)~11月30日(火) |
公開価格決定日 | 12月1日(水) |
IPO申し込み期間 | 12月3日(金)~12月8日(水) |
時価総額 | 62.8億円 |
吸収金額 | 12.8億円 |
想定価格 | 2,210円(221,000円必要) |
大型IPOでは無いにも関わらずIPO幹事団(シンジケート)の中には大手証券会社5社がすべて揃っているため、どこかしら安心感があります。にしても珍しいケースですね。
そして冒頭でも記載しております通り、このフレクト(4414)のIPO主幹事は大和証券となっていることから、グループ会社となるCONNECT(コネクト)のIPO委託幹事(裏幹事)入りがすでに決定しています。
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さらにIPO幹事団の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っていることから、グループ会社となるauカブコム証券もIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性も高いです。
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フレクト(4414)のIPO(新規上場)事業内容等
フレクト(4414)はクラウド先端テクノロジーとデザインで企業のDXを支援する、マルチクラウド・インテグレーターで、あらゆるヒト、モノがデジタルでつながる社会において、デジタルに最適化された新しい顧客体験をカタチにし、顧客中心型のビジネス変革を支援しています。
フレクト(4414)はDX支援のプロフェッショナルサービスを展開する「クラウドインテグレーションサービス」とSaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービスを展開する「Cariotサービス」の2つのサービスを運営しております。
クラウドインテグレーションサービスは、DX支援のプロフェッショナルサービスとして、クラウド先端テクノロジーで新しい顧客体験をカタチにする「攻めのDX」を支援しています。中核サービスとして、国内大手企業を中心にIoT/Mobility、AI、E-Commerce、オンラインビデオ、コミュニティ、シェアリングやマッチングサービス等、企業の既存事業や新規事業のデジタル変革をサービス企画からデザイン、マルチクラウド開発、運用までをワンストップで提供しています。
Cariotサービスは、SaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービスとして「物流」「フィールドサービス」「営業」等で利用する車両の位置や状態を見える化し、問合せ業務の削減やアナログ管理業務の効率化により、顧客企業の生産性向上を支援する自社プロダクトサービスであり、新規事業として展開しております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
上記の手取概算額541,500千円及び第三者割当増資の手取概算額上限167,297千円については、①事業拡大のための人材採用費及び増加人件費、②教育費及び教育体制の強化にかかる費用、③研究開発費、④財務基盤強化を企図した借入金の返済等に充当する予定であります。
なお、具体的な資金需要の発生及び充当までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(フレクトのIPO目論見書より一部抜粋)
フレクト(4414)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
フレクト(4414)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,210円としてオーバーアロットメント含め12.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,050枚と少なめです。
上述の通りフレクト(4414)はクラウドインテグレーションによるDX支援、SaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービス「Cariot(キャリオット)」の提供ということで、クラウド先端テクノロジーとデザインで企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援するマルチクラウド・インテグレーターとなります。
SaaS事業のノウハウを活かして幅広い企業の新規事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を企画から開発、運用までワンストップで支援しており、車両動態管理システムのクラウドサービス「Cariot(キャリオット)」の提供も行っております。
この車両動態管理システム「Cariot(キャリオット)」はリアルタイムに車両の位置情報、目的地への到着時間が把握できるため、アナログでの車両の位置確認の手間を減らすことができる上に取得したデータを活用し、日々の安全運転指導や日報などのデジタル化も可能となります。もちろんサボっているかどうかも確認することができるでしょう^^;
フレクト(4414)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が2社250,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで100,000株放出することになっていますが、まだ150,000株が残ります。残りの株式には90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。
業績は赤字から急回復しており、IPO市場では初値鉄板となるDX(デジタルトランスフォーメーション)支援のSaaS関連となることから人気化しやすい業態、公開規模に荷もたれ感が無いことや大手証券会社5社が揃ってIPO幹事団(シンジケート)に入っていることから一定の売り渋り(初値売り禁止令)も発生する可能性が高そうです。
フレクト(4414)の上場日は12月10日(金)で大安となることから、重複上場となる可能性は高いですが、日程的にはまだ本格的なIPOラッシュには入っていないため、さすがにまだ買い疲れは無いと思われます。もしこのまま単独上場となれば、資金分散の影響も無く需給も良好となるため、初値評価はA級評価で問題無いIPO案件となりそうです。重複上場となる可能性は大ですが^^;
それでもとりあえずこの内容で公募割れする可能性は低く、初値はしっかりとなる可能性が高いと考えられることから、現時点での管理人の個人的なこのフレクト(4414)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。
IPO主幹事は大和証券ということで、最近は当たりにくくなった印象ですが、先日Photosynth(4379)で初の補欠当選(繰り上げならず)を頂いたCONNECT(コネクト)も多少は当選が近づいているかもしれないとポジティブに考えて、各証券会社から積極的に狙って行きたいと思います。
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<追記>
やはりauカブコム証券もこのフレクト(4414)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
フレクト(4414)のIPO取り扱い決定(auカブコム証券)
フレクト(4414)のIPO(新規上場)業績等
フレクト(4414)のIPO経営指標
フレクト(4414)のIPO売上高及び経常損益
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