グッドパッチ(7351)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。今回も上場中止(延期)組ではなく完全新規のIPOです。
グッドパッチ(7351)の上場日は6月30日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は昨日記事で書いたばかりの大和証券となっております。
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グッドパッチ(7351)のIPO(新規上場)情報
設立:2011年9月1日
業種:サービス業
事業の内容:UI/UX デザイン支援事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7351 |
名称 | グッドパッチ |
公募株数 | 308,900株 |
売出し株数 | 350,900株 |
オーバーアロットメント | 98,900株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 |
IPO発表日 | 5月27日(水) |
上場日 | 6月30日(火) |
仮条件決定日 | 6月11日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 6月15日(月)~6月19日(金) |
公開価格決定日 | 6月22日(月) |
IPO申し込み期間 | 6月23日(火)~6月26日(金) |
吸収金額 | 4.6億円 |
想定価格 | 610円(61,000円必要) |
これまたIPO幹事団(シンジケート)が2社しかないというのは申し込み作業が減るのでありがたいですね。IPO株数が公募、売り出し、OAともにすべて900株という端数があるのはなぜなのか微妙に気になってしまいます。物販で安さをアピールする際の「イチキュッパ」などに似ていますね^^;
珍しくIPO主幹事でないSBI証券のトップページに以下の通りこのグッドパッチ(7351)のIPO案内があるので、それなりに割り当て株数があるのかもしれませんね。変に期待してしまいます。
グッドパッチ(7351)のIPO(新規上場)事業内容等
グッドパッチ(7351)はグループ会社で株式会社グッドパッチ及び連結子会社2社(Goodpatch GmbH及びGoodpatch,Inc)の計3社により構成され、主要事業としてはWebサイトやアプリケーション、ブランドのデザイン支援を行う「デザインパートナー事業」と自社開発のSaaSプロダクトや自社を軸として構築した人材プールを活用した「デザインプラットフォーム事業」の2つの事業を展開しております。
デザインパートナー事業は主にWebサイトやスマートフォンアプリケーション等のデジタルプロダクトのデザイン開発を進めたい顧客企業(クライアント)に対し、当社のUXデザイナー及びUIデザイナーがデザインプロジェクトをリードしながらデザインプロセスを遂行し、顧客企業が真に必要とするUI/UXデザインの実現を支援し、顧客企業(クライアント)の成長にデザインで貢献します。
デザインプラットフォーム事業はデザインパートナー事業によって行われるUI/UXデザイン支援を様々な側面からバックアップするものとなります。デザインが有効に活用され、プロダクトとして世の中にリリースされるまでのプロセスをソフトウェア(デザインITツール「Prott」「Athena」)、企業内デザイン人材(デザイナー採用支援サービス「ReDesigner」)、デザインビジネス環境(クラウドソーシング「Goodpatch Anywhere」)の点からサポートし、デザインパートナー事業をサポートする基盤(プラットフォーム)として機能しております。
【手取金の使途】
手取概算額183,429千円及び第三者割当増資の手取概算額上限58,329千円については、事業拡大・機能拡充のための人材確保に係る採用費及び人件費、当社及び当社連結子会社であるGoodpatch GmbHへの投融資資金を通じた当社グループにおける借入金の返済、新たなSaaS形式のオンラインコラボレーションソフトウェア「Strap」の開発等の新規事業への投資に充当する予定です。残額については、将来における当社サービスの成長に寄与するための支出、投資に充当する方針でありますが、当該内容等について現時点で具体化している事項はなく、今後具体的な資金需要が発生し支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(グッドパッチのIPO目論見書より一部抜粋)
グッドパッチ(7351)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
グッドパッチ(7351)の市場からの吸収金額はIPO想定価格610円としてオーバーアロットメント含め4.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなります。市況の警戒感からか6月以降は本当に小型IPOが多いですね。
グッドパッチ(7351)の事業内容はUI/UX デザイン支援事業ということで新規性には欠けるもののテーマ性もあり業態的には人気化しそうです。主要取引先には大手企業はもちろんのこと、有名どころのベンチャー企業の名前が多くあります。中にはここ数年でIPO(新規上場)したまだ聞き覚えのある会社も多くありますね。
ただグッドパッチ(7351)の株主にはベンチャーキャピタルの保有株が11社でおよそ284万株と多くあり、今回のIPO(新規上場)で売り出しとして約14.5万株放出致しますが、まだ269万株は残る点は気になるところです。
これらベンチャーキャピタル11社のすべてに90日間のロックアップが掛かっているものの、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となる点は注意が必要です。これだけの数のベンチャーキャピタルとなればさすがに足並みを揃えるのは難しそうですね。
業績は売上は右肩上がりですが、収益は赤字続きのようです。ですがしっかりプラ転して黒字化してからの上場となります。今回のIPO(新規上場)で知名度も上がることから今後の業績は期待できそうです。
グッドパッチ(7351)の事業内容や公開規模も含めてこれはもう全力申し込みで問題ない銘柄と考えて良いのではないでしょうか。ただ公開価格の1.5倍でベンチャーキャピタル爆弾が待ち構えていることを考えると初値評価をA級評価とするにはやや無理がある感じがするため、控えめに初値評価はB級評価とさせて頂きます。相変わらず単価は低いですが贅沢は言えませんね。
いずれにしても管理人の現時点の個人的なこのグッドパッチ(7351)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて6,598枚と多くはないものの、IPO主幹事が大和証券ということでIPO抽選割合の多さやチャンス抽選も含めて期待したいところです。
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