ジェイフロンティア(2934)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ようやく8月4社目の登場です。
某情報では8月は4社から5社程度のIPO案件が登場するとのことなので、このジェイフロンティア(2934)で終了か連休明けにあと1社来るかどうかですね。日程的には本日から4連休突入となるため、8月IPOはこれで終了っぽいですが、仮に出て来たとしても重複上場は避けれそうです。
ジェイフロンティア(2934)の上場日は8月27日(金)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。今回もIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。
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ジェイフロンティア(2934)のIPO(新規上場)情報
設立:2008年6月10日
業種:食料品
事業の内容:ヘルスケア関連商品・医薬品のEC販売事業、オンライン診療・オンライン服薬指導・薬の宅配プラットフォーム「SOKUYAKU」の提供及びヘルスケア関連サービスのインターネット広告代理店事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 2934 |
名称 | ジェイフロンティア |
公募株数 | 750,000株 |
売出し株数 | 50,000株 |
オーバーアロットメント | 80,000株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 野村證券(前受け金不要) SMBC日興証券 東海東京証券 藍澤證券 岩井コスモ証券 東洋証券 松井証券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) 水戸証券 楽天証券 SBIネオトレード証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 7月21日(木) |
上場日 | 8月27日(金) |
仮条件決定日 | 8月10日(火) |
ブック・ビルディング期間 | 8月12日(木)~8月18日(水) |
公開価格決定日 | 8月19日(木) |
IPO申し込み期間 | 8月20日(金)~8月25日(水) |
時価総額 | 188.9億円 |
吸収金額 | 36.2億円 |
想定価格 | 4,120円(412,000円必要) |
そしてこのジェイフロンティア(2934)のIPO主幹事はSBI証券ということで、毎度のことながら無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いパターンとなり、現時点ですでに12社。そこにIPO主幹事がSBI証券となることからSBIネオトレード証券のIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性も高いことから、最終的には13社まで増えるでしょうか。
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ジェイフロンティア(2934)のIPO(新規上場)事業内容等
ジェイフロンティア(2934)は健康食品をはじめとするヘルスケア分野に着目した事業を進めており、ヘルスケア分野におけるインターネット広告代理業から顧客商品の企画、販促、販売、卸売、通信販売事業に至るまで総合的な販売促進支援を行っております。
販売促進支援により培ってきた広告代理業のノウハウを基に、主に健康食品を中心とした自社ブランド商品を企画・開発し、自社商品の通販事業を展開しています。また、自社商品の通信販売事業で獲得した知見を活用し取扱い商品の領域を医薬品にまで拡大させ、現在では「ヘルスケアセールス事業」「メディカルケアセールス事業」及び「ヘルスケアマーケティング事業」の3事業を運営しています。
ヘルスケアセールス事業では、健康食品を中心としたヘルスケア分野における「酵水素328選」シリーズなどの自社ブランドの商品の通信販売を行っており、ジェイフロンティア通販サイト、テレビのインフォマーシャル広告やインターネット広告、記者発表会等の販売促進手法を組み合わせて販売しております。
メディカルケアセールス事業では、医薬品分野における自社ブランドの商品の通信販売に加えて、調剤薬局店舗の運営及び医療プラットフォームサービスの提供を行っております。
ヘルスケアマーケティング事業では、主に健康食品や化粧品をはじめとするヘルスケア商品に関する広告代理業及び卸売業を展開しております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
差引手取概算額2,825,800千円については、①広告宣伝費、②研究開発費(新商品の企画・開発・研究費)、③研究開発費(医療プラットフォームシステムの改修・機能追加)、④研究開発費(ECシステムの統合)、⑤人材の採用費及び教育研修費に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ジェイフロンティアのIPO目論見書より一部抜粋)
ジェイフロンティア(2934)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ジェイフロンティア(2934)の市場からの吸収金額はIPO想定価格4,120円としてオーバーアロットメント含め36.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,000枚と多くもなく少なくもなくといった感じでしょうか。
上述の通りこのジェイフロンティア(2934)の事業内容はヘルスケア関連商品・医薬品のEC販売事業、オンライン診療・オンライン服薬指導・薬の宅配プラットフォーム「SOKUYAKU」の提供及びヘルスケア関連サービスのインターネット広告代理店事業ということで多岐にわたりますが、主力は「酵水素328選」シリーズなどの自社ブランドの商品の通信販売を行うヘルスケアセールス事業となります。
メディカルケアセールス事業の中に2020年4月より電話による服薬指導と処方箋医薬品の宅配サービスをスタートさせ、2021年2月からはオンライン診療・オンライン服薬指導、そして処方箋医薬品の宅配までをワンストップで提供可能な医療プラットフォームサービス「SOKUYAKU」の提供を開始したとあります。まだ売上の寄与度は低いものの、このコロナ禍の中では成長が期待できそうな事業となりそうですね。
ジェイフロンティア(2934)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の上位大株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
公開規模はIPO想定価格(4,120円)ベースで36.2億円の中規模サイズと荷もたれ感を感じる水準となりますが、業績は堅調に推移しており、セクターは「食料品」となるものの、中身は通販事業や医療プラットフォームサービスということから別角度で見ればIPO市場は人気の高まりやすいネット系と捉えることもできそうです。ひとまずの初値評価は公募割れの可能性は低く、地合い考慮せずでB級評価といったところでしょうか。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのジェイフロンティア(2934)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。個人的に相性の良いSBI証券となることから、期待すると裏切られるとわかっていながらも、つい期待値が上がってしまいます。そこそこの値ガサ株となるため、IPOチャレンジポイントの使用も一考の余地はあるかもしれませんね。
IPOチャレンジポイントを使用するかどうか、また使用した際の配分枚数や当選ボーダーなどが気になるところですが、それはまた改めて初値予想記事の際に考察してみたいと思います。
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<追記>
やはりSBIネオトレード証券がこのジェイフロンティア(2934)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
ジェイフロンティア(2934)のIPO取り扱い決定(SBIネオトレード証券)
ジェイフロンティア(2934)のIPO(新規上場)業績等
ジェイフロンティア(2934)のIPO経営指標
ジェイフロンティア(2934)のIPO売上高及び経常利益
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