きずなホールディングス(7086)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。証券コードは連番となる7086で業種はまたもやサービス業、ホールディングス系もKids Smile Holdings(7084)、カーブスホールディングス(7085)と3連続となっています。
きずなホールディングス(7086)の上場日は3月6日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。野村證券は今年(2020年)初のIPO主幹事となります。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト
きずなホールディングス(7086)のIPO(新規上場)情報
設立:2017年6月1日(実質上:2000年7月4日)
業種:サービス業
事業の内容:葬儀施行及び葬儀付帯業務を提供する葬儀施行業等
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7086 |
名称 | きずなホールディングス |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 1,697,200株 |
オーバーアロットメント | 262,000株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) いちよし証券(前受け金不要) |
上場日 | 3月6日 |
仮条件決定日 | 2月14日 |
ブック・ビルディング期間 | 2月18日~2月25日 |
公開価格決定日 | 2月26日 |
IPO申し込み期間 | 2月27日~3月3日 |
吸収金額 | 44.2億円 |
想定価格 | 2,200円(220,000円必要) |
ちなみに楽天証券のIPO幹事(シンジケート)引き受けも今年(2020年)初となります。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 楽天証券公式サイト
きずなホールディングス(7086)のIPO(新規上場)事業内容等
きずなホールディングス(7086)は株式会社きずなホールディングス及び連結子会社2社(株式会社家族葬のファミーユ、株式会社花駒)の計3社で構成されており、きずなホールディングス(7086)はその持株会社となります。
主な事業内容は葬儀売上を構成する葬儀施行業の直営ホール「家族葬のファミーユ」ブランドを中心に「弔家の灯(とむりえのひ)」「イマージュ」など、地域特性や顧客認知度を考慮して複数ブランドを展開しております。
地価相場等が高いため初期投資がかさむ、あるいは家賃相場が高いため十分なキャッシュフローが得られない等の理由により、初期投資の回収期間が長期に渡り直営ホールでは十分な投資効率を得られない地域では公営斎場等を活用して葬儀の施行を提携葬儀社に委託し、お客様へ葬儀サービスを提供しております。
2019年12月31日時点でのサービス展開エリアは葬儀施行業は9都道府県、ネット集客業は29道府県で葬儀を提供しており、家族葬のファミーユは75店舗、花駒は4店舗でグループ店舗数は合計79店舗となります。
【手取金の使途】
手取概算額96,200千円については、2021年5月期に連結子会社である株式会社家族葬のファミーユへの投融資資金として充当する予定であります。株式会社家族葬のファミーユにおける具体的な資金使途は、事業拡大のための設備資金として、2021年5月期に出店を予定している11ホールのうち2ホールの新規出店に係る費用に充当する予定です。具体的には、2021年5月期に96,200千円の充当を予定しております。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(きずなホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)
きずなホールディングス(7086)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
きずなホールディングス(7086)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,200円としてオーバーアロットメント含め44.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはやや大型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。
株主は筆頭株主含め上位株主4社の約98%はベンチャーキャピタルとなっており、保有株はおよそ340万株あります。今回のIPO(新規上場)でおよそ半数となる170万株売り出すも、まだ170万株が残る形となります。
上記4社のベンチャーキャピタルの保有株には90日間のロックアップが掛かっているものの、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。
公募株50,000株に対して売り出し株1,697,200株とおよそ34倍ほどあり、そのすべてがベンチャーキャピタルということから、出口(イグジット)案件の匂いがプンプンします。
業種は葬儀施行業と葬儀専業としては珍しさがあるものの内容は地味で、大型規模の出口(イグジット)案件ということから本来であれば個人的にスルー対象銘柄となりますが、昨年(2019年)の強いIPO地合いの継続が確認され、機関投資家も巻き込むことができれば堅調なスタートとなるかもしれません。
昨年(2019年)はこういう銘柄(イグジット案件)をスルーばかりして機会損失も多かったため、今年(2020年)は少しイケイケで行こうかとも考えていましたが、今はやはり新型コロナウィルス肺炎拡大の影響が気になるところです。
よって現時点での管理人のこのきずなホールディングス(7086)のIPO参加スタンスは中立とし、まずは今年(2020年)第一号IPO2社(コーユーレンティア、ジモティー)の初値結果と新型コロナウィルス肺炎の動向、そして大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見てから判断したいと思います。
きずなホールディングス(7086)のIPO(新規上場)業績等
きずなホールディングス(7086)のIPO経営指標
きずなホールディングス(7086)のIPO売上高及び経常利益
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
当選と補欠当選各1でした。
当選だけ購入申し込みしました
おはようございます、都さん。
おめでとうございます。
と素直に言えない銘柄ですが、初値好発進すると良いですね。