ランディックス(2981)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日IPO新規上場承認発表があった3社のうちの2社目です。1社はすでにアップ済みで、もう1社はまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
ユナイトアンドグロウ(4486)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日もまた3社のIPO新規上場承認発表がありました。嬉しいのですが、こうも続 …
ランディックス(2981)の上場日は12月19日(木)で大型IPOとなるSREホールディングス(2980)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はチャンス抽選などでIPO愛好家からの人気が高い大和証券となっております。
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ランディックス(2981)のIPO(新規上場)情報
設立:2001年2月13日
業種:不動産業
事業の内容:富裕層顧客を中心とした不動産売買、仲介、注文住宅マッチングサービスの提供及び自社ポータルサイト「sumuzu」の運営
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 2981 |
名称 | ランディックス |
公募株数 | 400,000株 |
売出し株数 | 250,000株 |
オーバーアロットメント | 97,500株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 楽天証券(100%完全抽選) 岡三証券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 岡三オンライン証券(委託幹事) |
上場日 | 12月19日 |
仮条件決定日 | 12月3日 |
ブック・ビルディング期間 | 12月4日~12月10日 |
公開価格決定日 | 12月11日 |
IPO申し込み期間 | 12月12日~12月17日 |
吸収金額 | 11.4億円 |
想定価格 | 1,530円(153,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのランディックス(2981)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券も入っているため、岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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ランディックス(2981)のIPO(新規上場)事業内容等
ランディックス(2981)は不動産の仕入から販売、売買に係る仲介、オーダーメイド住宅のマッチング、建築後のアフターフォローに至るまでのプロセスをワンストップソリューションで提供する「sumuzu(スムーズ)」事業と、ビル・マンション等の賃貸を行う「賃貸」事業の2つのセグメントを有しております。
ビジネスモデルの特徴は、高い顧客満足度を背景としたリピート・紹介の獲得、オーダーメイド住宅建築のワンストップサービス、ITを活用した効果的な不動産集客となっております。
東京23区でも富裕層の多いと言われる城南エリアを中心に、主に富裕層を対象として、リセールバリューの高い不動産の売買・仲介、ならびに住宅用地販売後のオーダーメイド住宅のマッチングサービスを行っております。
住宅購入希望者が重視するポイントは基本的な性能、立地に加えてデザインを重視する傾向にあります。住み替えニーズに対しデザイン性に優れたリセールバリューの高いオーダーメイド住宅を実現すべく、デザイン性に優れた施工業者、デザイナーをアレンジするコンサルティングを実施しております。
【手取金の使途】
手取概算額604,000千円については「sumuzu」サービス基盤拡張のためのシステム開発に対し117,761千円(2020年3月期28,598千円、2021年3月期42,458千円、2022年3月期46,706千円)、物件の取得に伴う長期借入金の返済に419,170千円(2020年3月期232,744千円、2021年3月期120,016千円、2022年3月期66,410千円)、残額を子会社への投融資に充当する予定であります。また、子会社に関する投融資は、物件仕入に伴う長期借入金の返済に充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ランディックスのIPO目論見書より抜粋)
ランディックス(2981)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ランディックス(2981)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,530円としてオーバーアロットメント含め11.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズの部類に入りますね。昨日のユナイトアンドグロウ(4486)と言い、ようやく大型IPOラッシュから解放されたような気分です。
ランディックス(2981)事業内容は不動産とIT(テクノロジー)を融合させた人気の不動産テックIPOとなります。先日IPO発表のあったSREホールディングス(2980)も不動産テック銘柄となりますが、サイズが一回り以上小さいため人気化しそうですね。
ベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため上場時の大きな売り圧力はありません。株式の需給不安は乏しいです。業績も高い伸びではないものの堅調に推移しております。
ただただもうこの時期になると毎回愚痴のようになりますが、上場日が問題ですね。現時点(11月16日現在)でランディックス(2981)の上場日は12月19日(木)で大型IPOとなるSREホールディングス(2980)と2社同日上場、後ろの20日(金)はまだ1社しかありませんが、前は18日(水)が3社同時上場、17日(火)は2社同時上場、16日(月)は3社同時上場と激動の週となっています。特に週後半となるため、さすがに買い疲れも出て来るでしょうし、資金分散の影響も出て来ます。
上場日さえ違えばまた初値も違ってきたでしょうね。さすがにこの規模と内容で公募割れすることは無いと思いますが、通常時よりも渋い初値形成となることはおおむね間違いないでしょうね。翌日持ち越しは厳しそうです。
いずれにしても好スタートすることは間違いないと思われるため、管理人の個人的なこのランディックス(2981)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。ただIPO株数は公募株及び売り出し合わせて6,500枚しかないためIPO当選は狭き門となりそうです。
ランディックス(2981)のIPO主幹事は大和証券で12月の大和証券IPO主幹事率が例年に比べ高くなっているため、本気で狙いに行くのであればやはりこの大和証券の口座は必須と言えるかと思います。
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのランディックス(2981)のIPO裏幹事(委託幹事)になると正式に公式サイトで発表がありました。
ランディックス(2981)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
ランディックス(2981)のIPO(新規上場)業績等
ランディックス(2981)のIPO経営指標
ランディックス(2981)のIPO売上高及び経常利益
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