リビングプラットフォーム(7091)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。しつこいようですが、またもや今年(2020年)大流行の証券コード7090シリーズのサービス業です。そして昨日IPO新規上場承認発表のあった2社のうちのもう1社となります。もう1社のミアヘルサ(7688)についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いております。
ミアヘルサ(7688)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日もまたIPO新規上場承認発表が2社ありました。今年(2020年)は本当にハイペース …
リビングプラットフォーム(7091)の上場日は3月17日(月)で、ミアヘルサ(7688)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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リビングプラットフォーム(7091)のIPO(新規上場)情報
設立:2011年6月28日
業種:サービス業
事業の内容:介護事業、保育事業、障がい者支援事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7091 |
名称 | リビングプラットフォーム |
公募株数 | 155,000株 |
売出し株数 | 136,000株 |
オーバーアロットメント | 43,600株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 SBI証券 みずほ証券 エース証券 極東証券 |
上場日 | 3月17日 |
仮条件決定日 | 2月26日 |
ブック・ビルディング期間 | 2月28日~3月5日 |
公開価格決定日 | 3月6日 |
IPO申し込み期間 | 3月9日~3月12日 |
吸収金額 | 11.1億円 |
想定価格 | 3,340円(334,000円必要) |
リビングプラットフォーム(7091)のIPO(新規上場)事業内容等
リビングプラットフォーム(7091)はグループ会社で株式会社リビングプラットフォーム及び連結子会社5社(株式会社シルバーハイツ札幌、株式会社リビングプラットフォーム東北、株式会社アルプスの杜、株式会社ナーサリープラットフォーム、株式会社OSプラットフォーム)の計6社で構成されており、介護事業、障がい者支援事業、保育事業及びその他事業を展開しています。これらの事業をライフケア事業と総称し、単一セグメントとしており、グループ各社は株式会社リビングプラットフォームの経営方針及び事業展開方針に基づき、個別にサービスの提供を行っております。
当該事業においては、当社及び子会社3社(株式会社シルバーハイツ札幌、株式会社リビングプラットフォーム東北、株式会社アルプスの杜)が、有料老人ホーム、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)及び高齢者向け住宅を中心とした各種介護サービスを提供しております。
当該事業においては、株式会社リビングプラットフォームが、就労継続支援B型及び相談支援・自立訓練(生活訓練)・共同生活援助を展開しております。
当該事業においては、株式会社リビングプラットフォームの子会社である株式会社ナーサリープラットフォームが、認可保育所及び当社グループの福利厚生サービスの一環として企業主導型保育所の運営を行っております。
当該事業においては、株式会社リビングプラットフォームの子会社となる株式会社OSプラットフォームが、給食サービス、求人広告サービス、不動産保有・賃貸、共同購買のサービスを展開しております。
【手取金の使途】
手取概算額468,784千円については第三者割当増資の手取概算額上限133,974千円と合わせて、1.連結子会社への投融資、2.運転資金として充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(リビングプラットフォームのIPO目論見書より一部抜粋)
リビングプラットフォーム(7091)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
リビングプラットフォーム(7091)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,340円としてオーバーアロットメント含め11.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
またもや福祉系のIPO(新規上場)となります。これで3月は福祉系のIPOだけですでにAHCグループ(7083)、Kids Smile Holdings(7084)、そして同日上場となるミアヘルサ(7688)とこのリビングプラットフォーム(7091)含め4社となります。もう福祉系IPOはお腹いっぱいですね^^;
リビングプラットフォーム(7091)の事業内容は介護事業、保育事業、障がい者支援事業ということで新規性はありませんが、時勢柄ニーズはあるようで、業績は右肩上がりとなっています。
株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が少ないながらも3社80,000株あり、今回のIPO(新規上場)で1社が売り出しで2,000株のみ放出致します。残78,000株については既存の上位株主とともに解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため、上場時の売却はできません。需給面は問題ありませんね。
リビングプラットフォーム(7091)の単価はIPO想定価格ベースで3,340円とそこそこ値ガサとなりますが、公開規模は11.1億円と少なめです。ということはIPO株数が少ないということになります。現に公募株及び売り出し株合わせて2,910枚しかありません。
もちろんこの内容であれば公募割れはまず無いと考えても良いかと思われることから、管理人の個人的なこのリビングプラットフォーム(7091)は全力申し込みで行く予定で考えています。評価的には需給だけでもB級評価クラスでしょうか。
しかしながら、IPO株数が極少でIPO主幹事がマンモス野村となるとIPO当選はかなり狭き門となるでしょうね。基本的にIPOは宝くじと同じで申し込まないと当たることもありませんが、この組み合わせではすでに諦めモードとなってしまいます^^;
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3月は数は多いものの、今のことろ地味なIPO(新規上場)が多く、ぶっ飛び系IPO(新規上場)がまだありません。そろそろネット系や話題性のあるグロース株(成長株)のぶっ飛び系案件が出て来てほしいところですね。
リビングプラットフォーム(7091)のIPO(新規上場)業績等
リビングプラットフォーム(7091)のIPO経営指標
リビングプラットフォーム(7091)のIPO売上高及び経常損益
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