NexTone(7094)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。一昨日(2月25日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの1社です。残りの2社、Macbee Planet(7095)とニッソウ(1444)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
NexTone(7094)の上場日は3月30日(月)で、バリオセキュア(4494)とニッソウ(1444)の3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSMBC日興証券となっております。ちなみにこのSMBC日興証券は新規口座開設でIPOの当選確率がUPします。
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NexTone(7094)のIPO(新規上場)情報
設立:2000年9月29日
業種:サービス業
事業の内容:著作権等管理事業、デジタルコンテンツディストリビューション事業、キャスティング・コンサルティング事業等
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7094 |
名称 | NexTone |
公募株数 | 375,000株 |
売出し株数 | 550,700株 |
オーバーアロットメント | 138,800株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | 岡三証券 東海東京証券 SBI証券 マネックス証券(100%完全抽選) 岡三オンライン証券(委託幹事) ライブスター証券(委託幹事) |
上場日 | 3月30日 |
仮条件決定日 | 3月11日 |
ブック・ビルディング期間 | 3月12日~3月18日 |
公開価格決定日 | 3月19日 |
IPO申し込み期間 | 3月23日~3月26日 |
吸収金額 | 20.0億円 |
想定価格 | 1,880円(188,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのNexTone(7094)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っていることから、岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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NexTone(7094)のIPO(新規上場)事業内容等
NexTone(7094)は作詞家・作曲家や音楽出版社など著作権者からの委託を受け、音楽著作物の利用の許諾、使用料の徴収・分配を行っており「著作権等管理事業」「キャスティング事業」及び「その他事業」の3事業セグメントで構成されております。
著作権者から委託を受けた音楽著作物の利用許諾、著作権使用料の徴収・分配業務などを行っており、国内外の音楽配信プラットフォームに向けた音楽・映像原盤の供給。
アーティスト稼働やライブへのユーザー招待、楽曲タイアップに関わる音楽コンテンツの権利処理等を通じたコンテンツ利用促進コーディネート及びライブビューイング、映画配給・宣伝、先行上映会、映画館を利用したイベントコーディネート。
著作権・原盤権等の権利処理システムの開発・提供、コンテンツ配信関連のシステム開発・提供、及び、各種社内システムの開発・運用など
【手取金の使途】
手取概算額638,600千円については、子会社への投融資資金として65,000千円、設備資金として393,600千円、運転資金として180,000千円を充当する予定です。また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(NexToneのIPO目論見書より一部抜粋)
NexTone(7094)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
NexTone(7094)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,880円としてオーバーアロットメント含め20.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
音楽の著作権を管理する団体と言えばJASRAC(日本音楽著作権協会)が有名ですが、このNexTone(7094)は2001年の著作権等管理事業法の施行を受けて、それまでJASRAC(日本音楽著作権協会)が独占していた音楽著作権管理事業に参入した国内で唯一の民間企業となります。
さすがに株主には音楽系の企業が多いですね。その中にはベンチャーキャピタルの保有株が6,000株のみ混ざっていますが、株数的に大きな影響はないでしょう。一応公開価格の1.5倍で解除されますが、90日間のロックアップが掛かっております。その他上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっております。
NexTone(7094)は日本唯一となることからもちろんすでに上場している上場企業もありません。よってIPO的には人気化しやすい、いわゆる「初モノ」となります。特に昨今のインターネット事情から、デジタルコンテンツが普通に無料配信されるような時代です。著作権問題が深刻なことから注目度も高くテーマ性もありそうです。業績も右肩上がりで順調に推移している点からもニーズが高いことが伺えます。
3月IPOラッシュ後半戦から来る買い疲れや3社同日上場による資金分散の影響があるかもしれませんが、テーマ性の高い初モノ案件として注目度は高そうです。市況が今よりも深刻な状況になっていなければ内容的には資金が集まりやすいIPO向きの銘柄となりそうですね。
もちろん管理人の個人的なこのNexTone(7094)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行きます。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて9,257枚と比較的多く、IPO主幹事は個人的に昨年(2019年)12月より相性が良くなってきているSMBC日興証券だけに期待したいところですね。
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのNexTone(7094)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
NexTone(7094)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
NexTone(7094)のIPO(新規上場)業績等
NexTone(7094)のIPO経営指標
NexTone(7094)のIPO売上高及び経常利益
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