プロジェクトカンパニー（9246）IPO上場承認発表と初値予想！海外販売ありのDX関連で人気化するか！？

プロジェクトカンパニー（9246）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日（8月24日）IPO新規上場承認発表された3社のうちの最後の1社です。これで9月は12社目と多さで言うと2018年とタイ記録となりました。ちょっとしたIPOラッシュですね。

ただIPOラッシュと言うと聞こえは良いですが、6月同様に単なる大人の事情を優先した消化試合となりそうな雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。しかもまだ9月上場予定で登場のウワサのあるキオクシアホールディングスの再承認が来ていません。今の環境を見ていると正直もう来なくていいと思っていますが、登場するなら今日明日あたりでしょうかね。

3社中2社のジィ・シィ企画（4073）とROBOT PAYMENT（4374）のIPO詳細についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。

プロジェクトカンパニー（9246）の上場日は9月29日（水）で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はまたもやIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。これまたIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。

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プロジェクトカンパニー（9246）のIPO（新規上場）情報

設立：2016年1月4日
業種：サービス業
事業の内容：デジタルを活用した新規事業開発、既存事業におけるデジタルを活用した業務効率化、デジタルマーケティング戦略の立案、スマホアプリのUI/UXの改善などのコンサルティング事業

売出株式733,500株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場（米国及びカナダ除く）の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日9月16日（木）に決定されます。

そしてこのプロジェクトカンパニー（9246）のIPO主幹事はSBI証券ということで、毎度のことながら無駄にIPO幹事団（シンジケート）が多いパターンで、現時点ですでに10社。

そこにIPO主幹事がSBI証券となることからSBIネオトレード証券、IPO幹事団（シンジケート）の中に岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券もIPO委託幹事（裏幹事）入りとなる可能性も高いことから、最終的には12社まで増えそうです。

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プロジェクトカンパニー（9246）のIPO（新規上場）事業内容等

プロジェクトカンパニー（9246）はDX（デジタルトランスフォーメーション）事業の単一セグメントで、DX（デジタルトランスフォーメーション）事業は「コンサルティングサービス」「マーケティングサービス」「UI/UXサービス」の3つサービスに区分されます。

【手取金の使途】
差引手取概算額819,796千円に第三者割当増資の手取概算額上限393,249千円を合わせた手取概算額1,213,045千円については、①人材の採用・育成費、②新規事業の検討・開発、③オフィスの増床、④借入金の返済に充当する予定であります。
残額については、将来における当社の成長に寄与するための支出、投資に充当する方針でありますが、当該内容等について現時点で具体化している事項はなく、今後具体的な資金需要が発生し支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
（プロジェクトカンパニーのIPO目論見書より一部抜粋）

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

プロジェクトカンパニー（9246）の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,650円としてオーバーアロットメント含め32.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,755枚と比較的多くありますが、海外投資家への販売もあります。

このプロジェクトカンパニー（9246）はデジタル領域における新規事業開発から、サービスサイトにおけるUI/UX改善、SNSマーケティング、コンテンツマーケティングなどのデジタルマーケティング領域まで一気通貫で取り扱うことができるDX（デジタルトランスフォーメーション）のプラットフォーム企業となり、IPO市場では人気化しやすいDX（デジタルトランスフォーメーション）関連となります。

設立からおよそ5年でIPO（新規上場）にまでたどり着いています。SBI系の企業の出資があることから、上場はお手の物と言ったところでしょうか。もちろん業績も非常に好調で目を見張るものがあります。

早い企業はこのように5年で上場までこぎ着けます。そういう点ではそろそろ株式投資型クラウドファンディングからのIPO（新規上場）が登場してもおかしくない時期には来ているのかもしれませんね。

このプロジェクトカンパニー（9246）で9月12社目となり、例年よりもとりあえず数だけは多いですが、問題は初値ですね。今の地合いのままで上場日を迎えることになれば、残念な結果となる可能性はありそうです。上場までに環境が良くなっていてほしいと強く願います。

いずれにしても人気化しやすい業態ではありますが、公開規模はIPO想定価格（2,650円）ベースで32.7億円と荷もたれ感があります。ただし売り出し株の一部は海外投資家へも販売されるため、最終的な国内外の内訳が決まらないとなんとも言えない部分はありますが、これまでの流れ的にこういったネット系人気業態は海外が半数以上持って行く傾向があるので、国内の吸収金額は20億円前後まで減るのではないかと勝手な妄想をしています。

初値評価は海外投資家の人気度合いにもよると思いますが、ひとまずは地合い無視して考えるとB級評価レベルでしょうか。よって管理人の個人的なこのプロジェクトカンパニー（9246）のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事は個人的に相性の良いSBI証券なので、期待してはいけないとわかっていても期待してしまいますね＾＾；

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本来ならSBI証券主幹事案件でIPOチャレンジポイントの使用も検討の余地ありと言いたいところですが、今の環境ではやはり使用には躊躇してしまいます。とりあえずもうしばらく様子見とし、IPOチャレンジポイントに関する考察についてはまた改めて初値予想記事の際に記載させて頂きたいと思います。

＜追記＞
やはり岡三オンライン証券がこのプロジェクトカンパニー（9246）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO取り扱い決定（岡三オンライン証券）

＜追記＞
やはりSBIネオトレード証券もこのプロジェクトカンパニー（9246）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO取り扱い決定（SBIネオトレード証券）

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO（新規上場）業績等

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO経営指標

プロジェクトカンパニー（9246）のIPO売上高及び経常利益