タイミー(215A)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(6月21日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。兼ねてよりIPO(新規上場)観測のあった企業で、つい先日も7月上場予定と報道があったばかりです。

IPO新規上場承認発表1社2024.6.21

タイミー(215A)の上場日は2024年7月26日(金)~8月1日(木)のいずれかの日で、最短日程(7月26日)で決まったとしても今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事は大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券モルガン・スタンレーMUFG証券3社共同主幹事となっております。

タイミー(215A)のIPO(新規上場)情報

設立:2017年8月23日
業種:サービス業
事業の内容:スキマバイトサービス「タイミー」の運営等

タイミー(215A)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード215A
名称タイミー
公募株数0株
売出し株数32,245,400株
(国内募集株式数:9,996,100株)
(海外募集株式数:22,249,300株)
オーバーアロットメント4,836,800株
IPO主幹事証券大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
モルガン・スタンレーMUFG証券
IPO引受幹事証券野村證券(前受け金不要
みずほ証券(前受け金不要
SBI証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
水戸証券
岡三証券
楽天証券100%完全抽選
大和コネクト証券委託幹事決定
auカブコム証券委託幹事決定
岡三オンライン委託幹事決定
IPO発表日6月21日(金)
上場日7月26日(金)~8月1日(木)
仮条件決定日7月9日(火)
ブック・ビルディング期間最短7月9日(火)~最長7月23日(火)
売出価格決定日7月18日(木)~7月24日(水)
IPO申し込み期間最短7月19日(金)~最長7月30日(火)
上場時発行済株式総数95,139,000株
時価総額1,170.2億円~1,360.4億円
吸収金額456.1億円~530.2億円(国内:182.4億円~212.1億円)
想定価格1,230円~1,430円(123,000円~143,000円必要)

今回のタイミー(215A)の募集は正式なグローバルオファリングで、売出株32,245,400株については国内及び海外(米国、欧州を中心とする海外市場)で販売される予定となっており、国内募集株式数9,996,100株及び海外募集株式数22,249,300株を目処に行われる予定ですが、最終的な内訳は需要状況等を勘案の上、売出価格決定日2024年7月18日(木)~7月24日(水)のいずれかの日に決定される予定となっております。

そしてこのタイミー(215A)の3社共同主幹事の中には大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、それぞれグループ会社となる大和コネクト証券auカブコム証券IPO委託幹事(裏幹事)に入ることがほぼ確定となります。両社とも主幹事からの委託となるため割り当て株数は比較的多めとなりそうです。

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さらに平幹事の中には岡三証券も入っているため、グループ会社となる岡三オンラインIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

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タイミー(215A)のIPO(新規上場)事業内容等

タイミー(215A)は有料職業紹介事業として「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスであり、従来の求人媒体型サービスと異なり「タイミー」でマッチングする業務はクライアントとワーカーの1日単位の直接雇用となっています。

タイミー(215A)IPO有料職業紹介事業

働き手(ワーカー)は、働きたい案件を選ぶだけで、履歴書なし・面接なしですぐ働くことができ、勤務終了後すぐに報酬を受け取ることができ、雇用主(クライアント)は、来て欲しい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件にあった働き手(ワーカー)が自動的にマッチングします。

タイミー(215A)IPOサービス特徴

新しい就業機会を得た働き手(ワーカー)にとっては「タイミー」での出会いや経験が就業、起業など人生の可能性を広げる機会となり、雇用主(クライアント)にとっては人手不足が解消されるだけでなく、繁忙期に合わせた採用を行うことで人件費の効率化にも寄与しています。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

タイミー(215A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

タイミー(215A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,230円~1,430円としてオーバーアロットメント含め456.1億円~530.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感のある水準となります。

IPO株数は公募株無しの売り出し株(OA含む)のみで37,082,200株と多めにありますが、今回の募集は正式なグローバルオファリングとなる上に海外投資家への販売分が手厚くなっているため、海外募集分(22,249,300株)を除いた国内の募集株はOA含め14,832,900株となる予定です。

上述の通りタイミー(215A)の事業内容はスキマバイトサービス「タイミー」の運営等ということで、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を中心に、地方で「はたらく」体験を通じて第二の故郷を見つけられるサービス「タイミートラベル」、「はたらく」をプラスする「タイミーキャリアプラス」、人生の可能性を広げるきっかけに「はたらく」ひとのための情報サイト「タイミーラボ」などを展開しています。

調査機関(マクロミル日本マーケティングリサーチ機構)によるとスキマバイトサービス領域でのサービス利用率やリピート率、求人掲載数はタイミー(215A)が国内No.1のポジションを確立しているようで、すでに多くの大手企業も導入しています。

タイミー(215A)IPOサービス利用率等

タイミー(215A)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が多数あり、ロックアップ解除も多種多様となっています。今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は公募株無しの売り出し株のみで、売り出し株の放出人の多くはベンチャーキャピタル(投資ファンド)となることから、ファンドの出口(イグジット)案件感がありますが、オファリング・レシオはおよそ38.9%とやや高いものの、国内のみで計算すると15.6%と低水準となります。

上記の通り、このタイミー(215A)は売り出し中心のファンドの出口(イグジット)案件という位置付けとなり、IPO投資家としては聞こえが悪いですが、知名度は抜群で設立からわずか7年のスピード上場、代表取締役の小川 嶺氏はまだ27歳という若さで話題性もあり、業績も売上収益ともに絶好調で成長期待もあります。

東証グロース市場への上場で公開規模はIPO想定価格(1,230円~1,430円)ベースで456.1億円~530.2億円と、規模的には今年(2024年)3月上場のトライアルホールディングス(141A)以来の規模となりますが、知名度や話題性で行くと、このタイミー(215A)の方が「お祭りIPO」の匂いがします。

ただ、IPO募集株は海外が60%と手厚くなっており、国内募集は40%しかありませんので、国内のみの公開規模は182.4億円~212.1億円となる上、従業員持株会への750,000株を上限とする親引け分およそ9.2億円~10.7億円分を差し引くと、さらに縮小されるため、IPO株の取得は思っているほど簡単ではないかもしれません。

今のIPO地合いや規模感から大幅上昇は無さそうですが、堅調なスタートは切りそうな感じはします。ひとまずの初値評価は悪い意味ではないD級評価レベルとなりそうですが、IPO地合い改善となれば期待値はさらに上がり上値余地も出て来るような気もしますね。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのタイミー(215A)のIPO参加スタンスは参加の方向で行く予定で考えていますが、今後の仮条件設定や大口(機関投資家、海外投資家)の評価、そして大手初値予想会社の見解などはしっかり見て行きたいと思います。

タイミー(215A)のIPO(新規上場)業績等

タイミー(215A)のIPO経営指標
タイミー(215A)IPO経営指標

タイミー(215A)のIPO売上高及び経常損益
タイミー(215A)IPO売上高及び経常損益

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