エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(640円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の上場日とIPO申込期間
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の上場日は2022年12月22日(木)で、コーチ・エィ(9339)とjig.jp(5244)と3社同日上場、上場市場は不人気市場となる名古屋証券取引所メイン市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。
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このエージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO申し込み期間は12月7日(水)~12月13日(火)となっており、ご承知の通りすでに12月IPOラッシュに向けたIPO申し込みラッシュ真っ只中となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間が多数被っているため、資金移動や申し込み忘れなどにご注意下さい。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO想定価格は640円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このエージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO仮条件は週明け12月5日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の事業内容
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の事業内容は個人及び法人向けの保険代理業ということで、日本20カ所、米国3カ所に拠点を展開する保険代理店で、保険に加入したら終了ではなく、その後も顧客のライフステージに応じた有益な情報の提供や保険金請求時のサポートまで、継続的なアフターフォローまで行っています。
このエージェント・インシュアランス・グループ(5836)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった3社の …
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のブルベア要素とIPO参加スタンス
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の市場からの吸収金額はIPO想定価格640円としてオーバーアロットメント含め2.5億円と規模的に名古屋証券取引所メイン(市場再編前の2部)市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も売り出し株無しの公募株のみで3,500枚と少ないため、当選確度はかなり低めかと思います。
そして今回もこのエージェント・インシュアランス・グループ(5836)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては今年(2022年)4月の市場再編後初の名証メイン(市場再編前の2部相当)市場への上場となるため、動向は読みにくいものの、株価設定に割高感は無く、公開規模はIPO想定価格(640円)ベースで2.5億円と、地方上場とはいえ、荷もたれ感のある水準ではありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては事業内容は保険代理業と地味な業態の上に、やはり地方上場となると流動性に対する不安が残り、IPOラッシュの中の地方上場となると埋没リスクも高くなりそうです。IPO幹事団(シンジケート)の中に大手証券が1社として入っていないという点も気掛かりです。
加えてもはや定型文となっていますが、上場日はIPOラッシュ中盤戦となる12月22日(木)で、コーチ・エィ(9339)とjig.jp(5244)と3社同日上場、前日(12月21日)は3社同日上場、翌日(12月23日)は2社同日上場とタイトな週となっているため、資金分散の影響や買い疲れが出やすいスケジュールとなります。埋没リスクはより一層高まりそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
コーチ・エィ | 13.1億円 | 東証スタンダード | 野村證券 |
エージェント・インシュアランス・G | 2.5億円 | 名証メイン | SBI証券 |
jig.jp | 11.7億円 | 東証グロース | SMBC日興証券 |
これらのことを総合的に鑑みると、やはり選択肢が多い12月IPOラッシュの中でわざわざ地方上場の微妙案件に手を出す必要は無いと考え、管理人の個人的なこのエージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO参加スタンスはスルーの予定です。もちろんIPOチャレンジポイント狙いという意味でSBI証券だけは申し込みます。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのエージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO株(公募株)3,500枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 2,976枚 | 85.0% |
東海東京証券 | 175枚 | 5.0% |
岡三証券 | 105枚 | 3.0% |
極東証券 | 70枚 | 2.0% |
松井証券(前受け金不要) | 70枚 | 2.0% |
アイザワ証券 | 52枚 | 1.5% |
岩井コスモ証券 | 52枚 | 1.5% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が525枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるSBI証券は外せません。残る平幹事の中にはネット証券も少なく、全体的な割り当て株数的にも厳しいかもしれませんね。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO仮条件決定
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:640円
IPO仮条件:600円~640円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.4億円~2.5億円となりました。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)の第二弾初値予想が発表されたようです。
650円~750円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについてもIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券以外はスルーで変更ありません。
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