アイデミー(5577)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ちなみにこのアイデミー(5577)のIPO主幹事はSBI証券となってますが、共同主幹事かつ2番手主幹事となるため、当初の予定通りIPOチャレンジポイントの考察は致しませんのでご了承下さい。
アイデミー(5577)の上場日とIPO申込期間
アイデミー(5577)の上場日は2023年6月22日(木)で、リアルゲイト(5532)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券とSBI証券の2社共同主幹事となっております。
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このアイデミー(5577)のIPO申し込み期間は6月6日(火)~6月12日(月)となっており、6月のIPOプチラッシュがスタートするタイミングで、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが数社ありますので、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
アイデミー(5577)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
アイデミー(5577)のIPO想定価格は710円となっているため、現時点では公募価格の3.5倍~4.9倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このアイデミー(5577)のIPO仮条件は今週末6月2日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
アイデミー(5577)の事業内容
アイデミー(5577)の事業内容はデジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Business」及びデジタル変革を伴走型で支援する「Modeloy」の提供をはじめとするAI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業ということで、企業がDXを推進する上で必要不可欠な、人材育成 ・課題定義・PoC開発・実運用までを一気通貫でサポートしており、企業変革の基盤となるDX推進およびAI/DX内製化を支援するプロダクト・ソリューションを展開しています。
このアイデミー(5577)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
アイデミー(5577)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月19日)IPO新規上場承認発表された5社のうちの2社目となります。 当記事は …
アイデミー(5577)のブルベア要素とIPO参加スタンス
アイデミー(5577)の市場からの吸収金額はIPO想定価格710円としてオーバーアロットメント含め2.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて3,453枚と少ないことから、IPO当選の確度はかなり低めになると思われます。
そして今回もこのアイデミー(5577)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がAI/DXの内製化支援とAI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)とIPO市場では人気のテーマ、複数の大手企業からの出資も受け、ベンチャーキャピタルの保有株が多いものの、初値形成後でないと解除されないタイプのロックアップとなるため、上場時の大きな売り圧力はありません。
公開規模もIPO想定価格(710円)ベースで2.8億円と超軽量案件となるため、需給主導で初値は持ち上げられる形となり、上場初日値付かずとなる可能性も十分あり得ます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては6月末に掛けてのIPOプチラッシュ前半戦となり、上場日が6月22日(木)で、リアルゲイト(5532)と2社同日上場で資金分散の影響が出やすくなると言うことぐらいでしょうか。と言っても内容的にはこのアイデミー(5577)に圧倒的勝算があり、両者合わせても20億円にも満たない吸収金額となることから、それほどネガティブ材料とは言えません。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
アイデミー | 2.8億円 | 東証グロース | みずほ・SBI証券 |
リアルゲイト | 13.7億円 | 東証グロース | 大和証券 |
いずれにしても、6月IPOの中でも積極的に狙いに行っても問題無いIPO銘柄の一つとなりそうなため、管理人の個人的なこのアイデミー(5577)のIPO参加スタンスは当初の予定通り、全力申し込みで変更はありません。と言っても低位株となることや、IPO共同主幹事の1社がSBI証券となっているものの、持ち分の少ない2番手主幹事となるため、IPOチャレンジポイントの使用は今のところは考えておりません。
アイデミー(5577)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのアイデミー(5577)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,453枚4,500枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。6月2日売り出し株が増加されたため変更しています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 3,153枚 | 70.0% |
SBI証券(主幹事) | 1,125枚 | 25.0% |
大和証券 | 68枚 | 1.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 22枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 22枚 | 0.5% |
丸三証券 | 22枚 | 0.5% |
極東証券 | 22枚 | 0.5% |
あかつき証券 | 22枚 | 0.5% |
岩井コスモ証券 | 22枚 | 0.5% |
東海東京証券 | 22枚 | 0.5% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
DMM株(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が517枚675枚あります。
積極的にアイデミー(5577)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO共同主幹事となるみずほ証券とSBI証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(楽天証券、松井証券)も入っていますが、持ち分は少なく、かなり厳しい数字となっています。
結局のところ個人的にはみずほ証券、SBI証券、SBIネオトレード証券の3社からのみのIPO申し込みとなりそうです。
アイデミー(5577)のIPO仮条件決定
アイデミー(5577)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:710円
IPO仮条件:810円~1,050円
IPO想定価格が窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となり、募集株も売り出し株及びオーバーアロットメントが以下の通り増加されています。
売り出し株:295,300株 → 400,000株
オーバーアロットメント:51,700株 → 67,500株
この売り出し株及びオーバーアロットメント増加及び上ブレ仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は4.1億円~5.4億円となりました。
アイデミー(5577)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
アイデミー(5577)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,000円~5,700円
IPO仮条件が窓開けの超強気な設定となったことや募集株が上乗せされたことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに大幅な上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありません。当初IPOチャレンジポイントの使用は考えていませんでしたが、ここまで上ブレとなると後悔しないレベルで使用しても良いかと考えています。
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いつも拝読しています
今回のIPOアイドミーはsbi証券で735Pで100株当選しました。
以上報告します
おはようございます、加藤勝さん。
ご丁寧にありがとうございます。
ご当選おめでとうございます。
今回のアイデミー(5577)は690台がボーダーということなので、まだ近しい方かもしれませんね。
私はそれ以上に使ってますので^^;
初値高騰することを願っています。