アルファパーチェス(7115)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(850円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
アルファパーチェス(7115)の上場日とIPO申込期間
アルファパーチェス(7115)の上場日は2022年12月26日(月)で、アップコン(5075)とダイワ通信(7116)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このアルファパーチェス(7115)のIPO申し込み期間は12月9日(金)~12月15日(木)となっており、12月IPOラッシュ自体は終盤戦に入りますが、まだIPO申し込みラッシュ中となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間が多数被っているため、資金移動や申し込み忘れなどにご注意下さい。
アルファパーチェス(7115)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
アルファパーチェス(7115)のIPO想定価格は850円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.7倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このアルファパーチェス(7115)のIPO仮条件は明後日12月8日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
アルファパーチェス(7115)の事業内容
アルファパーチェス(7115)の事業内容は間接材の物販事業及びファシリティマネジメント事業ということで、消耗品購買、システム構築、各種印刷物など、あらゆる間接コストの削減に関する提案とその実現に必要な業務構造改革のためのソリューションを提供しています。
このアルファパーチェス(7115)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
アルファパーチェス(7115)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月21日)IPO新規上場承認発表がった2社のうちの1社目となります。 …
アルファパーチェス(7115)のブルベア要素とIPO参加スタンス
アルファパーチェス(7115)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,690円としてオーバーアロットメント含め19.5億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて20,000枚とやや多めにあり、海外投資家への販売も無いことから当選確度は比較的高そうです。
そして今回もこのアルファパーチェス(7115)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容は地味ながらも上場企業など大企業との取引も多くある上に業績規模も大きく、しっかり黒字化しています。株価設定に割安感もあり、最近のIPO市場の評価傾向から赤字のIT系よりは随分とマシと言ったイメージです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場市場がスタンダード市場で業種は卸売業と地味なセクターとなっており、アスクル(2678)の連結子会社で投資家から警戒されやすい親子上場となります。公開規模はIPO想定価格(1,690円)ベースで19.5億円と軽量感もありません。
加えて上場日はいよいよIPOラッシュ終盤戦となる12月26日(月)で、アップコン(5075)とダイワ通信(7116)と3社同日上場、同日上場による資金分散の影響や連日の上場劇から来る買い疲れもピークに達している頃です。クリスマス休暇で海外勢が不在となる中で買い自体も少なくなりそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
アップコン | 3.1億円 | 名証ネクスト | Jトラストグローバル証券 |
ダイワ通信 | 13.7億円 | 東証スタンダード | みずほ証券 |
アルファパーチェス | 19.5億円 | 東証スタンダード | SMBC日興証券 |
時期的にも混雑期で銘柄的にもやや微妙に感じますが、この規模で今の好地合いが続いているとすれば公募割れする可能性も低いと考えられるため、管理人の現時点の個人的なこのアルファパーチェス(7115)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で考えます。
アルファパーチェス(7115)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのアルファパーチェス(7115)のIPO株(公募株及び売り出し株)20,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 16,000枚 | 80.0% |
SBI証券 | 3,000枚 | 15.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 500枚 | 2.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 500枚 | 2.5% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,000枚あります。
元々のIPO株数が多い上にIPO幹事団(シンジケート)は4社しか無いため、どこの証券会社から申し込んでもIPO当選の可能性はありそうです。決して推奨するわけではありませんが、IPO主幹事のSMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルは1カ月間IPOに申し込めなくなるというペナルティがあるものの、およそ1カ月はIPOが無いため、このペナルティも今回は意味を持たなさそうです。
アルファパーチェス(7115)のIPO仮条件決定
アルファパーチェス(7115)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:850円
IPO仮条件:850円~880円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は19.5億円~20.2億円となりました。
アルファパーチェス(7115)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
アルファパーチェス(7115)の第二弾初値予想が発表されたようです。
900円~1,100円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き参加で、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券の3社からの申し込みと致します。
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