アミファ(7800)のIPO新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(620円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

アミファ(7800)の上場日は9月19日(木)で爆上げ予想銘柄のサイバー・バズ(7069)と2社同日上場、上場市場はJASDAQスタンダード市場への上場でIPO主幹事は野村證券となっております。アミファ(7800)のIPO申し込み期間は9月2日(月)~9月6日(金)です。

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アミファ(7800)のIPO(新規上場)初値予想

アミファ(7800)のIPO(新規上場)初値予想
アミファ(7800)IPO初値予想

アミファ(7800)のIPO想定価格は620円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めの初値予想となっておりますが、個人的な評価については需給不安に乏しいことやIPO主幹事がマンモス野村であることからB級評価に設定させて頂いております。

このアミファ(7800)のIPO仮条件は今週8月29日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

アミファ(7800)の事業内容はライフスタイル雑貨の企画・仕入・卸販売ですが、主に100円ショップを主とした国内外の小売業者や卸売業者を販売先とした事業を行っています。

主な100均ショップの販売先は以下の通りとなっています。新興100均ショップのセリアの割合がダントツで多いですね。
個人的にも100均ショップの中では商品内容や店舗空間、清潔感的にもセリアが一番好きです。ダイソーは商品数は多いものの老舗で古いイメージが強く、キャンドゥは店舗が小さく商品数が少ないというイメージがあります。これらは勝手な管理人の主観ですのでご了承下さい。まあどのお店も利用させて頂いてますけどね。

アミファ(7800)IPO主要販売先

このアミファ(7800)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記の過去記事をご覧下さい。

上記の通り卸売り業ということで地味な業種でIPO的には人気化するような事業内容ではありません。設立からおよそ46年とすでに成熟感もあり、業績もほぼ横ばいで企業自体の信頼度は高いものの、残念ながら成長期待はあまりありません。

しかしながら公開規模はIPO想定価格ベース(620円)で6.8億円とJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズで荷もたれ感はありません。

ベンチャーキャピタルの保有株はなく、上位株主にも解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっているため大きな売り圧力はないため、この点での需給不安はありません。

<ロックアップ状況>
売出人及び貸株人である藤井愉三及び藤井俊行並びに当社の株主であるウィステリア合同会社、レイクラム合同会社、村山和治、米田康三、山田昭、蒲生邦道及び佐藤勝男並びに当社の新株予約権者である吉田誠、佐川陽都、小松明彦、齋藤雅哉、田中貴信及び西川輝は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2019年12月17日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等は除く。)を行わない旨合意しております。 当社の株主であるアミファ従業員持株会は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2020年3月16日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。
(アミファ(7800)のIPO(新規上場)目論見書より抜粋)

さらにこのアミファ(7800)は自社工場を持たず、製造にあたっては国内外の工場へ委託生産を行うファブレスメーカーとなっています。海外生産を主力としており、海外企業からの仕入・調達金額が約83%を占めているようです。

ファブレス(FABLESS)メーカーとは工場(Fabrication Facility)の略「FAB」を持たない「LESS」という略語から来ており、いわゆる工場を持たないメーカーとして自社で企画、開発した商品の製造を国内外の他社工場に委託生産し、販売を行うビジネスモデルのことを言うそうです。

管理人もファブレスメーカーの概要は上記でわかりましたが、以下の<手取り金の使途>に手取り概算額およそ2.5億円中、設備資金が2.0億円も入っている点がよくわかりません。設備資金の内訳もちゃんと記載されていますが、ファブレスメーカーなのにそこまで必要なのかどうかがどうもよくわかりません。
まあ初値に影響が無ければ細かいことは気にしなくて良いかもしれませんね^^;

<手取り金の使途>
手取概算額255,532千円については、設備資金として200,000千円、運転資金として55,532千円を充当する予定であり、具体的には、以下のとおりであります。 設備資金の内訳としては、トレンド分析や販売予測能力の向上を通じた新たな収益獲得に寄与するITプラットフォームの構築に向けた、ERPシステムの増強、サプライチェーンマネジメントシステムの強化、ビジネスインテリジェンスシステムの強化、ロボティクス・プロセス・オートメーションシステムへの対応のための資金として、2022年9月期に200,000千円を充当する予定であります。
(アミファ(7800)のIPO(新規上場)目論見書より抜粋)

冒頭でも申し上げた通り上場日は9月19日(木)サイバー・バズ(7069)と2社同日上場となりますが、おそらく多くの買いはサイバー・バズ(7069)の方へ向かう可能性が高いでしょうね。

それでも公開規模は2社合わせても約20億円なので買い手不足となることは無さそうです。両社ともに堅調なスタートとなりそうです。

アミファ(7800)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのアミファ(7800)のIPO株(公募株及び売り出し株)9,550枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事8,595枚90.0%
みずほ証券382枚4.0%
SMBC日興証券191枚2.0%
岡三証券191枚2.0%
SBI証券191枚2.0%
岡三オンライン証券(委託幹事)?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,432枚あります。

やはり本気でこのアミファ(7800)のIPO株を狙いに行くのであれば、絶対的枚数を誇るIPO主幹事の野村證券は外せません。ただやはり口座数は全証券会社でもトップクラス、IPO申し込み時の前受け金は不要で予想通り200株1セットでの配分となっているためIPO当選は狭き門ですね。その分当たれば美味しいですが。

アミファ(7800)IPO野村證券

そして管理人の個人的なこのアミファ(7800)のIPO参加スタンスは当初の予定通り、全力申し込みで行く予定です。単価が低いので1単元当選だと寂しいですね。そんな贅沢を言える身分ではありませんが。

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<追記>
アミファ(7800)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:620円
IPO仮条件:620円~660円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.8億円~7.2億円となりました。

<追記>
アミファ(7800)の第二弾初値予想が発表されたようです。

860円~1,000円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限のみですが、上ブレされた初値予想となっているようです。個人的な評価については引き続きB級評価とさせて頂きます。

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