アールプランナー(2983)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,680円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思いますが、上場中止(延期)が続いているため、この記事も無駄になるかもしれません。
上場中止(延期)が発表されたので、この記事はまたもや無駄となります><
3月に入りいよいよこれで上場中止(延期)は13社目となりました。理由については定型文となっている「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の情勢を総合的に勘案」です。
アールプランナー(2983)の上場日は4月22日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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尚、このアールプランナー(2983)のIPO申し込み期間は4月6日(月)~4月10日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)初値予想
アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)初値予想
アールプランナー(2983)のIPO想定価格は1,680円となっているため、現時点では公募価格と同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。地合い回復の願いも込めて少し甘めの評価です。
このアールプランナー(2983)のIPO仮条件は明日4月2日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
アールプランナー(2983)の事業内容は注文住宅の請負事業等の注文住宅事業、分譲住宅販売等の不動産事業と、不動産業は市況に左右されやすいセクターで、特に今は競合他社含めREIT(リート)までもが総崩れしている状態なので人気化するのは厳しそうです。
このアールプランナー(2983)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
アールプランナー(2983)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きたいと思います。昨日(3月18日)はまたもやIPO新規上場承認発表が2社ありました。も …
アールプランナー(2983)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,680円)で7.7億円と東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
業績は堅調で株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、同日上場もありませんので余計な売り圧力もなく、日程面も恵まれている方かと思います。
ただ不動産セクターの中でもIPO市場で人気化するのは不動産テック一択と言っても過言ではなく、新規性も独自性もないアールプランナー(2983)のような一般的な不動産業については逆に警戒される可能性が高いです。特に新型コロナウィルスの影響は深刻でオリンピック延期も重なって不動産セクターは市況悪化懸念からREIT(リート)も含めほぼ壊滅状態となっています。
これまで入っていたIPO資金も3月以降はIPO市場から徐々に引き上げられて行き、いよいよ10億円にも満たない小型株でさえ厳しい状況にまでなってしまいました。これまではIPO地合いが悪くても唯一公開規模の小さい案件だけは助かるという流れもありましたが、今は銘柄によってはそれすら叶いません。特に今回のように公開規模が少なくても不人気銘柄となると蚊帳の外になる可能性は否定できません。
そして昨日(3月31日)は立て続けに3社が上場中止(延期)を発表しました。中には5.0億円以下の小型のA級銘柄と言えるサイバートラスト(4498)も含まれています。このことからこのアールプランナー(2983)の上場中止(延期)も十分あり得そうです。
Speee(4499)は想定内ですが、コマースOneホールディングス(4496)とサイバートラスト(4498)は予想外です。と同時に残念でもあります。
とにもかくにも今は他にも高配当株や割安株がたくさんバーゲンセールを行っており、わざわざ不人気セクターのIPO銘柄に手を出す必要は無いと考えるのが一般的でしょうか。よって現時点の管理人の個人的なこのアールプランナー(2983)のIPO参加スタンスは基本スルーとし、小型案件という可能性だけを考えIPO前受け金が不要の野村證券だけは申し込んでおこうかと思います。
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アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのアールプランナー(2983)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 3,760枚 | 94.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 120枚 | 3.0% |
みずほ証券 | 120枚 | 3.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が600枚あります。
珍しくIPO幹事団(シンジケート)の中に三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているにも関わらずauカブコム証券がIPO裏幹事(委託幹事)として入っておりません。これすらもIPO市場にとっては緊急事態と思えてしまいます。
Macbee Planet(7095)のIPO(新規上場)初値結果
昨日(3月31日)上場のMacbee Planet(7095)は無事に公募価格を上回る初値形成となりました。果敢に突撃され、IPO株をGETされた方は本当におめでとうございます。
公募価格:1,830円
初値価格:2,348円(9:49初値形成)
初値売却益:+51,800円
初値買い資金:12.4億円
3月31日終値:1,848円(ストップ安)
いつもお世話になっている大手初値予想会社さんなので悪く言うつもりはありませんが、どうもSBI証券主幹事案件の初値予想だけは苦手なようです。SBI証券の方が一枚上手(型破り)ということでしょうか。
にしても公募価格が仮条件の下限決定で初値が公募価格を上回ったのを見るのは管理人の過去データを見る限り2013年7月に上場したサントリー食品インターナショナル(2587)以来となるため、およそ7年ぶりです。
そしてこのMacbee Planet(7095)は管理人同様に当選及び補欠当選を辞退された方も多いかと思いますし、悔しいお気持ちはわかりますが、こればかりは結果論です。IPOは博打ではありません。初値が騰がる可能性(勝てる確率)が高い場合のみ参加する。これがIPO投資の大前提条件です。今回は一部の直近IPOが跳ねたことや前日のNY市場の相場が良かったことなど偶然にも一時的に環境が良くなっただけです。
結果的にリスクを冒して突撃された方は利益を得ることができたのでもちろん正解ですが、辞退してリスクを取らなかった方もこれまた正解かと考えています。辞退組の管理人が言っても負け惜しみにしか聞こえませんけどね^^;
Macbee Planet(7095)IPO日中足・5分足チャート(2020年3月31日)
初値形成後はほぼ初値天井となり、大引けはストップ安比例配分となりました。せっかくIPOに一筋の光が見えたと思ったのですが、IPOセカンダリが好調でないと厳しいですね。続出している上場中止(延期)も向かい風となりそうです。
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